山田裕貴、V6岡田准一主演「燃えよ剣」で慶喜役 追加キャスト発表
2019.11.28 12:00
views
V6の岡田准一が主演を務める映画『燃えよ剣』(2020年公開)の追加キャストが発表された。
山田裕貴、尾上右近ら「燃えよ剣」出演決定
同作は、 累計発行部数500万部を超える、国民的作家・司馬遼太郎による伝説的な小説『燃えよ剣』を映画化したもの。監督を『日本のいちばん長い日』 (2015年)、『関ヶ原』(2017年)などを手掛けた原田眞人氏が務め、土方歳三を演じる岡田ほか、ヒロインのお雪に柴咲コウ、新選組局長・近藤勇に鈴木亮平、沖田総司にHey! Say! JUMP山田涼介、新選組初代筆頭局長・芹沢鴨に伊藤英明という、錚々たるキャストが名を連ね、話題となっている。そしてこのたび、追加キャストが発表。徳川幕府15代将軍・一橋慶喜役に山田裕貴の出演が決定した。山田は、原田監督からの「今までにない慶喜を」という強いリクエストに応え、江戸幕府終焉の象徴ともなった新たな慶喜像を作り上げた。また、会津藩主で、京都守護職に命ぜられ新選組を預かることとなる松平容保を歌舞伎俳優の尾上右近が演じることも決まった。
豪華キャスト続々発表
このほか、土方・近藤・沖田と共に歴戦の数々を戦い、幕末を駆け抜けた新選組の隊士・井上源三郎をたかお鷹、山南敬助を安井順平、永倉新八を谷田歩、斎藤一を松下洸平が演じる。さらに、藤堂平助にはお笑い芸人・はんにゃの金田哲、山崎烝にはウーマンラッシュアワーの村本大輔と、個性的な面々が集結。それぞれの新たな魅力を披露した。そして、時の最大権力者である孝明帝には、坂東巳之助。新選組の前身を率い、土方らと袂を分かつことになる・清河八郎には高嶋政宏(※「高」は正式には「はしごだか」)。土方に名刀・兼定を譲り渡す古物商・丸十店主を柄本明、土方の学問の師である在村医・本田覚庵を市村正親が演じる。
山田裕貴、原田眞人監督の要望に「だいぶ燃えました」
台本読みの段階から「今までにない一風変わった一橋慶喜にしたい」と原田監督から言われていたという山田は「“今までにない”とかそういう言葉に弱いので、だいぶ燃えました」と語気を強め、「撮影日数が短期間だったので集中力をフルに使い、良い緊張感の中で、『こんな慶喜は絶対嫌だなぁ』という人物に仕上げられたと思います」と手応えを覗かせた。また、松平容保を演じる尾上は「初めての映画出演作品がこの『燃えよ剣』であったことを光栄に、そして誇りに思います」と喜びのコメント。「自分のルーツを重んじ、『受け継ぐ』責任を担う容保公の姿には、伝統芸能の世界に身を置く自分として共感できるところがありました」と役柄と自身を重ね、「幕末の日本を生きた人物のその瞬間瞬間を、永遠に刻むという感覚を、強く意識して撮影に臨みました」とアピールした。(modelpress編集部)
山田裕貴コメント
本読みの段階から、今までにない一風変わった一橋慶喜にしたいと原田監督が仰っていて。“今までにない”とかそういう言葉に弱いので、だいぶ燃えました。時代劇の経験はほとんどなかったので不安もありました。撮影日数が短期間だったので集中力をフルに使い、良い緊張感の中で、「こんな慶喜は絶対嫌だなぁ」という人物に仕上げられたと思います。自分のシーンだけでなく、作品ができあがるのが本当に楽しみです。
尾上右近コメント
初めての映画出演作品がこの「燃えよ剣」であったことを光栄に、そして誇りに思います。緊張感がピンと張り詰めた現場へ入るたび、静かな感動と興奮が沢山ありました。自分のルーツを重んじ、「受け継ぐ」責任を担う容保公の姿には、伝統芸能の世界に身を置く自分として共感できるところがありました。「容保のことを思う日々、それは日本人の心を思う日々」。撮影期間中の僕の日記には、そんなことが書かれています。幕末の日本を生きた人物のその瞬間瞬間を、永遠に刻むという感覚を、強く意識して撮影に臨みました。この映画の中に詰まっている「日本の心」を感じていただくためにも、1人でも多くの方にご覧いただきたいと思っております。
【Not Sponsored 記事】