新田真剣佑&北村匠海らに感動「鳥肌が立った」 エキストラ600人も魅了<サヨナラまでの30分>
2019.10.25 13:38
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俳優の新田真剣佑と北村匠海が、W主演をつとめる映画『サヨナラまでの30分』(2020年1月24日公開)。このほど、同作の見どころの1つである音楽フェスシーンの撮影現場レポートが到着した。
新田が演じるのは1年前に死んだ人気ミュージシャンの宮田アキ、北村が演じるのは人付き合いが苦手で就活も失敗続きの大学生・窪田颯太。出会うはずのない2人を繋いだのはアキが遺した1本のカセットテープだった。そのテープを再生している30分間だけ、アキは颯太の体を借りて、恋人やバンド仲間に会いに行くという、青春音楽ラブストーリーとなっている。
公園内の一画にステージが建てられ、いくつものキッチンカーがスタンバイ。総勢600人のエキストラが会場を埋め、早朝から日が暮れるまで時間の許す限りカメラを回していった。
葉山は今回ギタリスト役に初挑戦、久保田と上杉と清原はそれぞれピアノとドラムとベースに初挑戦で、各々クランクイン前に楽器演奏の猛特訓をして撮影に参加。撮影前には下北沢のスタジオに全員集まって練習したことで、役柄同様に絆を深めた。
また、暑さのなか体力勝負でもあった現場。フェスに来ている観客を演じるエキストラの演技も大切になるため、新田や北村がエキストラにエールを贈り会場を盛り上げる場面もあった。
その感動的な演奏に加え、バンドメンバー全員があまりにも格好良く、観客がつい彼らに見とれてしまうこともあり、撮影スタッフがエキストラに「格好いいけれど見入りすぎないように、あくまでも音楽(フェス)を楽しみに来ている設定で、とにかく音楽を楽しみましょう!」と声をかけることもあった。
加えて、山間の天気は変わりやすく、夏の太陽が照り輝くなか小雨が降ったり止んだりではあったが、それもまたリアルなフェスの風景として映し出されていった。(modelpress編集部)
今回の映画で常に大事にしていて、特にりんご音楽祭シーンで強く意識したのは、自分が全キャストにとって一番の味方でいるということです。みんながそれぞれ責任を持ってやったことはある種の正解だと思うので、絶対に否定せずどうしたらさらに良くなるか、理想としている所に近づけるか、という観点でコミュニケーションを取りました。そもそも僕が単純にみんなを好きすぎるというのが大前提であるのですが…。
― 全体の撮影を通じて現場の雰囲気・キャストたちの様子についてお書きください。
今回、現場の雰囲気は最高に素晴らしかったです。キャストのみんなが常に前向きに、役とシーンと向き合ってくれたからです。文字通りみんなです。特に演奏シーンが圧巻で、それぞれが本気で努力し、自分自身を乗り越えてくれました。映画を通してどんどん魅力的に成長して行くみんなの姿には本気で感動しました。ぜひ劇場で観ていただきたいです。
印象的だったのは、観客役として集まってくださった多くのエキストラを前にしたときの、ステージに立った俳優たちの変化でした。緊張感がありながらも、自由に、そして、とても楽しそうに演奏する姿は、それまでスタジオで練習していた時よりも、各段に熱を帯びたものでした。何度も同じ演奏を繰り返し撮影していたにも関わらず、途切れない集中力の高さ、繰り返せば繰り返すほど、その短い時間の中で、さらに上達していく様に感動すら覚えました。
― 全体の撮影を通じて現場の雰囲気・キャストたちの様子についてお書きください。
オリジナル作品だからこその自由度の高さが、スタッフ全員のクリエイティビティを刺激し、撮影時でも新しいアイデアが日々生まれ続ける、活気のある現場でした。キャスト陣は、まるで学生時代から一緒に過ごしてきたかのように和気あいあいとして、映画の中にあるキャラクターの関係性そのもの。
そんな中でも、それぞれが役に対しては、常に真剣に向き合い、芝居するたびに、オリジナルなキャラクターに深みが増し、完成されていった感じがしました。また、彼らを見守るベテランキャストの温かい眼差しも、とても印象的でした。
新田真剣佑&北村匠海、600人のエキストラと撮影
撮影は、2019年の夏に松本をはじめとし、長野県各地で実施。映画の見どころのひとつである音楽フェスシーンのロケ地は松本市にあるアルプス公園で、実在する音楽フェス「りんご音楽祭」とコラボし、3日間かけて行われた。公園内の一画にステージが建てられ、いくつものキッチンカーがスタンバイ。総勢600人のエキストラが会場を埋め、早朝から日が暮れるまで時間の許す限りカメラを回していった。
葉山奨之&清原翔ら、バンドメンバー担当
その中で、新田と北村はボーカル&ギターを担当。バンドメンバーは、ギターの山科健太役を葉山奨之、ドラムの重田幸輝役を上杉柊平、ベースの森涼介役を清原翔がつとめ、紅一点、ピアノの村瀬カナは久保田紗友が演じる。葉山は今回ギタリスト役に初挑戦、久保田と上杉と清原はそれぞれピアノとドラムとベースに初挑戦で、各々クランクイン前に楽器演奏の猛特訓をして撮影に参加。撮影前には下北沢のスタジオに全員集まって練習したことで、役柄同様に絆を深めた。
新田真剣佑&北村匠海、エキストラにエール
アキが颯太の体を借りるという設定のため、このフェスシーンは新田と北村が各々歌うシーンを順番に撮影。バンドメンバーの見せ場も撮っていくため、何度もくり返し演奏しなくてはならず、半日ずっとライブをしているような状況だった。また、暑さのなか体力勝負でもあった現場。フェスに来ている観客を演じるエキストラの演技も大切になるため、新田や北村がエキストラにエールを贈り会場を盛り上げる場面もあった。
新田真剣佑&北村匠海らの“煌めく瞬間”撮影
そして、ライブシーンの撮影で大変なのは、全体像だけでなく新田、北村、久保田、葉山、上杉、清原の演奏、手元、表情を撮っていくこと。米津玄師の「Lemon」のMVや、映画『新聞記者』『ホットギミック ガールミーツボーイ』の今村圭佑氏が、萩原健太郎監督の指示のもとステージを縦横無尽に動きまわり、俳優たちの煌めく瞬間をカメラに納めていった。新田真剣佑&北村匠海らに感動「鳥肌が立った」
この日は演奏シーンの撮影がメインでセリフはないものの、演奏曲の歌詞がアキと颯太、バンドメンバーの心情を描いており、特にボーカルの新田と北村の繊細な表情、力強い目、想いが込められた歌声が何とも印象的。萩原監督の「カット!」がかかるたびに、監督自身もスタッフからも「グッときた」「鳥肌が立った」など感動のリアクションの連続となった。その感動的な演奏に加え、バンドメンバー全員があまりにも格好良く、観客がつい彼らに見とれてしまうこともあり、撮影スタッフがエキストラに「格好いいけれど見入りすぎないように、あくまでも音楽(フェス)を楽しみに来ている設定で、とにかく音楽を楽しみましょう!」と声をかけることもあった。
加えて、山間の天気は変わりやすく、夏の太陽が照り輝くなか小雨が降ったり止んだりではあったが、それもまたリアルなフェスの風景として映し出されていった。(modelpress編集部)
萩原健太郎監督コメント
― 現場レポとして取り上げるりんご音楽祭シーンに関し、苦労した点、工夫した点、注目して欲しい点を教えてください。今回の映画で常に大事にしていて、特にりんご音楽祭シーンで強く意識したのは、自分が全キャストにとって一番の味方でいるということです。みんながそれぞれ責任を持ってやったことはある種の正解だと思うので、絶対に否定せずどうしたらさらに良くなるか、理想としている所に近づけるか、という観点でコミュニケーションを取りました。そもそも僕が単純にみんなを好きすぎるというのが大前提であるのですが…。
― 全体の撮影を通じて現場の雰囲気・キャストたちの様子についてお書きください。
今回、現場の雰囲気は最高に素晴らしかったです。キャストのみんなが常に前向きに、役とシーンと向き合ってくれたからです。文字通りみんなです。特に演奏シーンが圧巻で、それぞれが本気で努力し、自分自身を乗り越えてくれました。映画を通してどんどん魅力的に成長して行くみんなの姿には本気で感動しました。ぜひ劇場で観ていただきたいです。
井手陽子プロデューサーコメント
― 現場レポとして取り上げるりんご音楽祭シーンに関し、苦労した点、工夫した点、注目して欲しい点を教えてください。印象的だったのは、観客役として集まってくださった多くのエキストラを前にしたときの、ステージに立った俳優たちの変化でした。緊張感がありながらも、自由に、そして、とても楽しそうに演奏する姿は、それまでスタジオで練習していた時よりも、各段に熱を帯びたものでした。何度も同じ演奏を繰り返し撮影していたにも関わらず、途切れない集中力の高さ、繰り返せば繰り返すほど、その短い時間の中で、さらに上達していく様に感動すら覚えました。
― 全体の撮影を通じて現場の雰囲気・キャストたちの様子についてお書きください。
オリジナル作品だからこその自由度の高さが、スタッフ全員のクリエイティビティを刺激し、撮影時でも新しいアイデアが日々生まれ続ける、活気のある現場でした。キャスト陣は、まるで学生時代から一緒に過ごしてきたかのように和気あいあいとして、映画の中にあるキャラクターの関係性そのもの。
そんな中でも、それぞれが役に対しては、常に真剣に向き合い、芝居するたびに、オリジナルなキャラクターに深みが増し、完成されていった感じがしました。また、彼らを見守るベテランキャストの温かい眼差しも、とても印象的でした。
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