小松菜奈、初共演の笑福亭鶴瓶へ思い明かす「本当に尊敬」＜閉鎖病棟＞

小松菜奈、初共演の笑福亭鶴瓶への思い明かす

同作は、帚木蓬生氏の山本周五郎賞受賞作「閉鎖病棟」の映画化作品で、生きづらさを抱える人々に贈る“優しさ”が現代人に一石を投じるヒューマンドラマ。鶴瓶は死刑囚でありながら刑の執行が失敗し今は精神科病棟にいる男・秀丸を、小松は父親からDVを受け精神科病院に入院する女子高生・由紀を演じる。

小松は、鶴瓶と初めて本格的に共演した感想を尋ねられると、「撮影のときも、今もですけど、本当に多忙です。その中でもいつもパワフルだし、笑顔だし、鶴瓶さんがいないと現場でみんなで『鶴瓶さん、いつ来るかな』という話になるくらい」と現場での様子を紹介。「鶴瓶さんがいるだけで場が明るくなって、みんなが笑顔になるといいますか、幸せにしてくれる方なのだなとすごく思います。本当に尊敬します」と言葉にした。

小松菜奈「人の言葉で人生が変わる」

また、同作のテーマでもある“優しさ”が話題にあがると、小松は「『優しさって何だろう』といつも思うのですが」と告げたうえで、「本当の優しさ」とは「相手を思いやる気持ち」だったり、「ちょっとでも声を掛けてあげる」ことだったりするのではと自身の思いをコメント。

そのうえで、「“人と人”が人を育てるといいますか、声を掛けてあげることによって、その人がすごく励まされたり、前を向いたりするというのが（あると思います）。人の言葉で人生が変わるということがあるのだなと自分も日々実感します」といい、話を聞いてもらえたり、聞いてあげたりすることだけであっても、「人には、人の心を潤す力がちゃんとあるのだな」と感じていることを明かした。

小松菜奈ら、笑福亭鶴瓶にサプライズ

さらに、イベントでは小松、片岡、小林の女性陣3人から、鶴瓶と平山監督に、ニット帽、孫の手、腹巻きがプレゼントされるサプライズがあった。小松からニット帽を被せてもらった鶴瓶は笑顔を弾けさせ、ご機嫌の様子だった。（modelpress編集部）