草なぎ剛、公開延期の主演映画初お披露目に感慨「僕らの情熱が…」＜台風家族＞

2019.08.31 15:12

草なぎ剛が31日、主演映画「台風家族」（9月6日公開）の初お披露目イベントに登壇。今年2月に本作に出演する新井浩文が逮捕・起訴されたことを受け公開延期となったが、上映を希望する多くのファンの声を受け、3週間限定での公開となった。

草なぎ剛「公開するのは当たり前だと思っていたけど…」観客へ感謝

イベントには、共演のMEGUMI、甲田まひる、メガホンをとった市井昌秀監督とともに登壇。

草なぎは「紆余曲折ありまして公開延期になったんですが、公開できたのはみなさまの応援のおかげだと思います。本当に感謝してます」と感慨深げに語り、「普通に映画が公開するのは当たり前だと思っていたけど自分がこういうことになって、本当に何事もなく公開できる映画は幸せなんだなと思いました。デリケートな問題もあると思いますが、去年の夏に撮影した、僕らの情熱が何かみなさんの心に触れるものがあると思います」と本作への思いを語った。

続けて市川監督も「映画は観客の皆さんに届いて初めて完成だと思っています。草なぎさんもおっしゃっていましたが、公開されたことも奇跡だと思っています」と感謝した。

同作は市井昌秀監督が12年間の構想を経て、自身のオリジナル脚本によって映像化が実現したブラックユーモアあふれる、ある一家の真夏の1日の物語。イベント最後に草なぎは「お蔵入りになることが一番悲しいことだったので、本当にみなさんのおかげで公開にたどり着くことができたと思っています。本当に感謝しています」と感謝の言葉を重ねた。（modelpress編集部）

市井昌秀監督、MEGUMI、草なぎ剛、甲田まひる（C）モデルプレス