伊藤健太郎、玉城ティナ (C)モデルプレス

伊藤健太郎、撮影中に変態性開花?「ブルマの匂いを嗅いだんですけど…」<惡の華>

2019.08.08 22:40

映画「惡の華」(9月27日公開)の完成披露試写会が8日、都内で行われ、主演の伊藤健太郎、共演の玉城ティナ、飯豊まりえ、秋田汐梨、メガホンをとった井口昇監督が登壇した。

  

伊藤健太郎・玉城ティナら、役作りに工夫

井口昇監督、飯豊まりえ、伊藤健太郎、玉城ティナ、秋田汐梨 (C)モデルプレス
原作は、別冊少年マガジンに2009年から5年間に渡って連載され、「このマンガがすごい!2011」にランクイン、「マンガ大賞2012」にもノミネートされ、コミック連載中にはテレビアニメ化・2016年に舞台化を果たした。今回、原作者からの逆指名を受けた井口監督のもと、今を時めく若手俳優が集結し、従来のイメージを打ち破って思春期のトラウマと魂の再生を描く。

伊藤健太郎 (C)モデルプレス
鬱屈とした青春と、行き場のない衝動を描いた本作で主人公・春日高男役を演じた伊藤は「すごく難しい役で、今までに経験したことのないような役だったので、いろいろ悩んだんですけど、14歳、15歳の心になることがまず大事だと思ったので、まずは当時の自分と向かい合って、目線を同じにする作業から入ろうと思って、お酒をやめてみたりしました」と中学生から高校生の役を演じる上で工夫したことを明かした。

玉城ティナ (C)モデルプレス
玉城ティナ (C)モデルプレス
また、春日の中に自分と通ずる何かを見つけ、執拗につきまとう中村佐和役を演じた玉城は、強烈なキャラクターをどう作り上げていったのか質問されると「中村佐和というキャラクターが原作ですでに確立されていて、中村さんのファンも付いている状態だったので、まずそこを崩さないようにというか、超えていかなきゃいけないというプレッシャーはあったんですけど、独特のセリフだったり、立ち姿であったり、異質な感じをどうやって保とうかなって考えたときに、原作の漫画の独特の表情というものが私に響くものがあったので、ケータイでコマを写真に撮ってシーンの直前に見たり、待ち受けにしていたりして、中村佐和の1番近くにいられるように心がけていました」と打ち明けると、井口監督は「知らなかった」と目を丸くした。

飯豊まりえ (C)モデルプレス
さらに、お互い文学が好きなことをきっかけに春日と交流を深める常盤文役を演じる飯豊は、初めて映像化されたキャラクターを演じての感想を尋ねられると「やっぱりプレッシャーがありました。でも監督とは3回目で、絶大な信頼を持っていたので(笑)」と吐露し、「常盤さんを演じる上で、どういうお芝居にしようかなって原作を読んで考えていくんですけど、それを上回った表情を(監督が)目の前でお芝居してくれたので、すごくわかりやすく常盤さんを自分の中に取り込むことができて撮影することができました」と監督に感謝。

飯豊まりえ、伊藤健太郎 (C)モデルプレス
加えて飯豊は「このお2人(伊藤と玉城)よりも、私は穏やかに撮影していました」とコメントすると、玉城は「でも、常盤さんにも私は影を感じるけどね…」と返し、間に挟まれた伊藤は「やめてくれよ、俺を挟んでそんな…。なんで急に…」と動揺して笑いを誘った。

伊藤健太郎、撮影中に変態性開花?

玉城ティナ (C)モデルプレス
伊藤と玉城は、共演したシーンで印象に残っていることを聞かれると、玉城は「私もしたことがないようなことをたくさんしたんですけど、やっぱり人生でブルマを穿かせることは二度とないんじゃないかなと思いますね。よかった、穿かせられて」と答えて会場を沸かせつつ、「あのときの裏側は、2人で力を合わせてやっていたんですよ。『じゃあ、1・2・3で行くから腰あげて』みたいに」と裏話を告白。

伊藤健太郎、玉城ティナ (C)モデルプレス
同じ質問に、伊藤が「ブルマの匂いを嗅いだんですけど、あれはなかなかねえ」と渋い表情を浮かべると、飯豊は「どうでしたか?」と興味津々の様子で尋ね、玉城が「すっごい慣れてたじゃん。日常茶飯事なのかと思ってた」と伊藤をイジって笑わせると、伊藤は「バカ言ってんじゃないよ!マスコミ!」と困り顔。

続けて伊藤は「最初に台本を読ませていただいたときはどうしようかと。嗅いだことないし、どうやってやればいいんだろうって思っていたら、監督から『ブルマの繊維、分子、すべてを吸い取ってくれ』と言われて、“この人、何を言っているんだ”と最初はわからなかったんですけど、クランクインのファーストカットだったんですけど、あれをやった瞬間に、春日ってこういうことなんだってわかったので、あそこが最初のカットでよかったなって思いました」としみじみ。

伊藤健太郎、玉城ティナ (C)モデルプレス
当初は別のシーンを撮影予定だったが、天候の都合で同シーンがファーストカットになったそうで、井口監督は「神様がブルマを健太郎さんに最初に嗅がせたんです」とコメントすると、会場から拍手が起き、玉城も「よかったねえ」といたずらに笑った。

伊藤健太郎 (C)モデルプレス
さらに、ブルマを穿いたり、嗅いだり、罵倒されたりする中で、変態性が開花しなかったか質問された伊藤は「撮影1ヶ月くらいあったんですけど、その期間は確かに開花しなかったわけではなかったですね」と否定せず、「変態ってこういうことなのかなってわかってしまう部分がありました。今はないですけど!」と告白。

「中村にいろいろ言われるじゃないですか。ちょっと欲しているM的な要素が、普段はないんですけど、ちょっとやられたというか」と打ち明けると、飯豊は「常盤さんとのシーンは暗かったよね。きっと中村さんおときの方がイキイキしているなあって思ってました」と回顧。

飯豊まりえ、伊藤健太郎、玉城ティナ (C)モデルプレス
「えっ、浮気がバレたやつみたいなことになってる」と動揺する伊藤を横目に、飯豊は「(伊藤と玉城と)3人でのシーンで、なんかいつもの違うなって。好きな人に久々に会えたみたいな雰囲気があって、2人の関係性がちょっと羨ましいなって思いました」とヤキモチを焼くと、玉城は「求められちゃってた?」と伊藤を見つめ、玉城と飯豊にイジられまくった伊藤は「この立ち位置疲れちゃった…」とぼやいた。(modelpress編集部)

【Not Sponsored 記事】

もっと詳しくみる

あわせて読みたい

  1. 伊藤健太郎「今日から俺は!!展」来訪 “隠れ伊藤”も用意

    モデルプレス

  2. 伊藤健太郎、スパイダーマンスーツ姿に赤面「裸を見られている気分」

    モデルプレス

  3. 伊藤健太郎、俳優業にハマった経緯告白「悔しくなっちゃって…」

    モデルプレス

  4. 伊藤健太郎&玉城ティナが“変態全開” 「惡の華」特報&ビジュアル解禁

    モデルプレス

  5. 伊藤健太郎、“大ファン”木村拓哉に挨拶直後の動画が「可愛い」と話題

    モデルプレス

  6. 伊藤健太郎「なんやこれ!」片寄涼太&川栄李奈の“ラブラブ演技”羨む<きみと、波にのれたら>

    モデルプレス

おすすめ特集

  1. 【エントリー受付中】モデルプレスの読者モデルを募集

    特集

  2. 11月カバーモデルはドラマ&映画『【推しの子】』齋藤飛鳥

    特集

  3. アパレル業界を覗いてみよう!おしゃれスタッフ&求人情報もチェック

    特集

  4. 「2024年ヒット予測」発表 エンタメ・ライフスタイルなどトレンド完全予測

    特集

  5. フジテレビ × モデルプレス Presents「"素"っぴんランキング」

    特集

  6. グルメや歴史、豊かな自然に包まれる癒しの旅「鳥取女子旅」をご紹介!

    特集

  7. インフルエンサー影響力ランキングを発表!「モデルプレスカウントダウン」

    特集

  8. モデルプレス読者モデル 新メンバー加入!

    特集

  9. 国民的推しランキング!各種エンタメにまつわる読者ランキング、読者アンケート実施中

    特集

  10. モデルプレス独自取材!著名人が語る「夢を叶える秘訣」

    特集

おすすめ記事

SPECIAL NEWS

記事ランキング

RANKING

  1. 01

    森川葵、美脚際立つミニ丈コーデで登場 “不在のボス”岡田将生は「すごく不思議な方」【アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師】

    モデルプレス

  2. 02

    WEST.中間淳太、デビューからの10年回顧 グループ改名後は「名前が無かったりもあった」

    モデルプレス

  3. 03

    三代目JSB岩田剛典「急に踊りだした」台本にないシーン回顧「ちょっと自分でもよく分かんない」【聖☆おにいさん THE MOVIE〜ホーリーメンVS悪魔軍団〜】

    モデルプレス

  4. 04

    「はたらく細胞」佐藤健&永野芽郁ら細胞たちが活躍する体内映像・新場面写真解禁

    モデルプレス

  5. 05

    WEST.藤井流星「7人でいられて良かった」デビュー10周年迎え思い語る

    モデルプレス