中村倫也、生歌唱ステージで念願実現「一番の楽しみ」<アラジン>
2019.06.06 20:14
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俳優の中村倫也が6日、都内にて開催された映画「アラジン」(6月7日公開)のスペシャル・ナイトイベントに、プレミア吹替版の声優を担当した山寺宏一、木下晴香、北村一輝とともに登壇した。
山寺宏一「じゃない方の山ちゃんです」と挨拶
中村は主人公アラジン、木下がジャスミン、山寺がジーニー、北村がジャファー役を担当。イベントでは、まず山寺がダンサーに囲まれて登場し、ノリノリなジーニーのナンバー「フレンド・ライク・ミー」を歌唱し3人が途中から合流。続いて中村と木下が「ホール・ニュー・ワールド」をしっとりと歌い上げ、今回高倍率を勝ち抜いてチケットを手に入れた観客は、うっとりと聴き入っていた。
山寺は紹介されると開口一番、「蒼井優ちゃんと電撃婚した方じゃない方の“山ちゃん”でーす!じゃない方です!」と挨拶。「間違えている方がいるかもしれないので」と実際に知人から「優ちゃんと結婚したの!?」というジョークの連絡が届いたことを明かし、笑いを誘った。
中村倫也、山寺宏一との共演に喜び
さらに、今回、「フレンド・ライク・ミー」を観客の前で披露するのは初となり、山寺からは「とちってしまいました」と驚きの告白も。途中で向かい合って息ぴったりの掛け合いも見せた中村は「この映画が決まって一番の楽しみが山寺さんと掛け合いすることだった」と念願のステージに喜びを噛み締め、「とちったの全然気づかなかったです」と明かした。
また、3人が歌唱の感想をコメントした後に、唯一歌っていない北村は自身の挨拶の番が来ると、「歌は緊張しますね~」としみじみと話し笑いを誘い、すかさず山寺からは「歌ってねえよ!」とツッコミが。
中村は「裏ですごい練習してた、『まめまめ~♪』って」と謎の歌を北村が練習していたことを暴露し、「これでネットニュースになっていたら怒りますよ(笑)」と嘆いた。
実写版「アラジン」
同作は、映画史に残る珠玉の名曲「ホール・ニュー・ワールド」を生んだ名作アニメーション「アラジン」を、ディズニーが想像を超える空前のスケールで実写映画化。胸躍る冒険と真実の愛を描いた、豪華絢爛なエンターテインメントとなっている。中村は「ホール・ニュー・ワールド」について、「この曲がすごい力があって、有名で、だからこそシンプルにアラジンの気持ちとか、ジャスミンの周りに檻があってそこから出してあげるような。でも最後はちょっとだけうっとりするっていう機微も1曲の中で作れたら良いなと思って歌ってきました」と込めた思いを吐露。
実写ではウィル・スミスが演じたジーニー役を1992年のアニメーションに引き続き担当した山寺は「『この役できなかったら声優やめる』って言ってたんで。実際やめられないですけど(笑)。それくらい気持ちの込もった役」と話した。
最後に中村は小学校高学年のときに最初にアニメーションを観たときの新鮮な気持ちを振り返り、「改めて観ても純粋さ、無垢さにハッとさせられる」とアピールし、観客に呼びかけた。(modelpress編集部)
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