小松菜奈&門脇麦、2人きりでの練習に成田凌が嫉妬「孤独な戦いでした」<さよならくちびる>
2019.04.24 20:58
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映画「さよならくちびる」(5月31日公開)完成披露イベントが24日、都内で行われ、W主演の小松菜奈、門脇麦、共演の成田凌、主題歌プロデュースを務めた秦基博、メガホンをとった塩田明彦監督が登壇した。
同作は、『月光の囁き』『害虫』から『どろろ』『抱きしめたい-真実の物語-』など数々のヒット作品、国際映画祭出品作を作ってきた塩田明彦監督が自らのオリジナル脚本をベースにキャリア初の“音楽映画”に挑戦したもの。小松演じるレオ、門脇演じるハルで構成する、人気ギター・デュオ「ハルレオ」を中心に描かれる。また、劇中でハルレオが披露する主題歌のプロデュースを秦基博が、挿入歌の作詞・作曲をあいみょんが担当。“ハルレオ”のメジャーデビューも決定し、EP「さよならくちびる」をリリースする。
一方、多少のギター経験はあったものの、本格的にギターと歌に初挑戦したという門脇は「1ヶ月半前くらいからコードを覚えるところから始まって、最初は個人個人で先生について練習していたので、孤独な戦いで、ゴールも見えないし、簡単には上達しないし…」と苦労したようだが、「それこそ2人でプライベートでギターを担いで渋谷のカラオケに行って練習して、その辺から1人で黙々と練習している孤独感を菜奈ちゃんも味わっていて、ともに戦っているんだと思って、すごくいいターニングポイントで、しかも2人で演奏すると、下手くそだけど音楽は楽しむものなんだなということとか、2人は音楽が好きで始めているということを忘れていたなと思って、そこから突破口が見えました」とエピソードを明かした。
また、劇中で解散ツアーを回る“ハルレオ”と同様に、全国各地を回って撮影をしたそうで、小松は「お客さんの反応も違いますし、立って見るのと座って見るのも違ったり、すごく1ヶ月ちょっとだったんですけど、アーティストの方になった気分というか、これは気持ちいいだろうなとか、みんなが声をかけてくださったり、一緒に歌ったりというのがすごく感動的で、いい経験をさせていただきましたね」としみじみと語り、客の前で演奏するのは気持ちよかったか尋ねられた門脇は「気持ちがいいのもそうですし、ギターも歌も完全じゃないから不安が撮影ギリギリまであって、だけどいざお客さんを目の前にすると“楽しんでいただきたい”、“少しでもいい時間だったなと思って帰っていただきたい”って自然と湧いてくるもので、不安とか言っている場合じゃないというか、お客さんが私たちをミュージシャンの役にしてくれたというのがありました」と吐露した。
さらに門脇は「私が演じたハルという人物が作っているという設定だったんですけど、(仏頂面で演じることに)表現しきれないものがあるのではいかという不安があって、それをどう拾い上げて積み上げていこうという不安もあったんですけど、この歌にすべてが込められていたので、この歌を聴いたときに“そういうことでいいんだな”と思いましたし、この歌を歌うことで何度支えられたので、強い思い入れがある1曲です」と語った。
これに小松は「だって秦さんに指導してもらうってめちゃくちゃ緊張していて、褒めてくださるんですけど不安で不安で仕方なくて、“これでいいのかな”とか思いながらやっていました」と吐露し、「実は最初、怖い人なのかなって思っていて『本当に下手くそだな』とか言われるのかなと思って怖かったです(笑)。実際は優しいですけど」と回顧。これに秦は「そこしっかり言っておいてくださいね」と念を押した。(modelpress編集部)
小松菜奈&門脇麦、ギター挑戦に苦労
今回、初めてギターと歌に挑戦した小松は「多分、スタッフは私が1番不安の人物だったと思うんですけど(笑)」と苦笑しつつも、「3曲できるのかなって不安というか怖さがあって、それをみんなの前で披露するとか、映画が公開されるってすごく怖いなって思っていたんですけど、でも麦ちゃんという信頼できる方がいたので、孤独な時間もあったんですけど、麦ちゃんと一緒に練習している時間とか、3人で合わせる時間はすごく楽しいですし、“ここが難しい”とかお互いに共有できて、だんだんと楽しくなって行って、形にあった日々でした」と充実した表情を浮かべた。一方、多少のギター経験はあったものの、本格的にギターと歌に初挑戦したという門脇は「1ヶ月半前くらいからコードを覚えるところから始まって、最初は個人個人で先生について練習していたので、孤独な戦いで、ゴールも見えないし、簡単には上達しないし…」と苦労したようだが、「それこそ2人でプライベートでギターを担いで渋谷のカラオケに行って練習して、その辺から1人で黙々と練習している孤独感を菜奈ちゃんも味わっていて、ともに戦っているんだと思って、すごくいいターニングポイントで、しかも2人で演奏すると、下手くそだけど音楽は楽しむものなんだなということとか、2人は音楽が好きで始めているということを忘れていたなと思って、そこから突破口が見えました」とエピソードを明かした。
成田凌、小松菜奈&門脇麦に嫉妬
そんな2人のエピソードを聞いた“ハルレオ”の付き人・シマを演じた成田も、2人のサポートでギターを披露しているそうで「僕の担当は主にタンバリンなんですけど、一応ギターを2曲やりました。僕はエレキギターの練習だったので、家で練習しても鳴らないので、ただ単にストレスと戦っていましたね。“キツいなあ”と思いながら2人がそんなに楽しく練習しているとは思わず…。孤独な戦いでした」と嫉妬し、「しかも僕、すごくギターが上手いという役だったので、それは練習しきれない部分もあるので、そこはやるまで怖かったですけど、最終的には手元を撮ってくれってお願いしました」と胸を張った。また、劇中で解散ツアーを回る“ハルレオ”と同様に、全国各地を回って撮影をしたそうで、小松は「お客さんの反応も違いますし、立って見るのと座って見るのも違ったり、すごく1ヶ月ちょっとだったんですけど、アーティストの方になった気分というか、これは気持ちいいだろうなとか、みんなが声をかけてくださったり、一緒に歌ったりというのがすごく感動的で、いい経験をさせていただきましたね」としみじみと語り、客の前で演奏するのは気持ちよかったか尋ねられた門脇は「気持ちがいいのもそうですし、ギターも歌も完全じゃないから不安が撮影ギリギリまであって、だけどいざお客さんを目の前にすると“楽しんでいただきたい”、“少しでもいい時間だったなと思って帰っていただきたい”って自然と湧いてくるもので、不安とか言っている場合じゃないというか、お客さんが私たちをミュージシャンの役にしてくれたというのがありました」と吐露した。
小松菜奈&門脇麦、自身のヘアスタイルに自虐「きのこネタでした」
今回、初共演だったという小松と門脇は、感想を聞かれると、小松は「麦ちゃんはとにかく落ち着いていて、でもふざけると一緒にふざけてくれる意外な部分が見られて、ふざけてスルーされるのかなと思ったら、意外と一緒にそれを楽しんでくれました」と打ち明け、門脇は「撮影中、2人とも髪型がマッシュだったんですけど、菜奈ちゃんのほうがさらに短くて、最初に私のことを『しめじ』って言ってきたんですよ。人のこと言えないなと思って、私は(小松のことを)『えのき』って呼んで、撮影していない会話の半分はきのこネタでした」と告白して笑いを誘った。小松菜奈&門脇麦、秦基博プロデュースの主題歌『さよならくちびる』を語る
また、秦が作った主題歌『さよならくちびる』について聞かれると、小松は「秦さんが歌ったデモテープを聞いた時点で“完成している”と思って、これを秦さんが歌って出せばいいってくらい感動するものだったんです」と第一印象を語り、「これを台無しにできないというプレッシャーと、それは私たちに作ってもらった曲なので、いちから色を自分たちで作れるという楽しみもあったんですけど、男性が描く女の子2人の繊細な心情が感動的で、大好きな曲の1つでもあって、本当に嬉しかったですね」と目を輝かせた。さらに門脇は「私が演じたハルという人物が作っているという設定だったんですけど、(仏頂面で演じることに)表現しきれないものがあるのではいかという不安があって、それをどう拾い上げて積み上げていこうという不安もあったんですけど、この歌にすべてが込められていたので、この歌を聴いたときに“そういうことでいいんだな”と思いましたし、この歌を歌うことで何度支えられたので、強い思い入れがある1曲です」と語った。
秦基博、小松菜奈&門脇麦に歌唱指導
そんな2人に対してどんな風に歌唱指導をしたのか聞かれた秦は「(レコーディングブースは孤独で)不安になることが自分の経験上あったので、なるべく楽しく、あと褒めて伸ばせたらいいなと思って、いいところを伝えてレコーディングしていました」と明かし、「後日、小松さんの歌を褒めて褒めて、いい歌が録れたと思っていたんですけど、(小松が裏で)『どうせお世辞だよ』って言っていたのを聞きまして、僕が頑張って褒めたのを返してって思いました」と口を尖らせた。これに小松は「だって秦さんに指導してもらうってめちゃくちゃ緊張していて、褒めてくださるんですけど不安で不安で仕方なくて、“これでいいのかな”とか思いながらやっていました」と吐露し、「実は最初、怖い人なのかなって思っていて『本当に下手くそだな』とか言われるのかなと思って怖かったです(笑)。実際は優しいですけど」と回顧。これに秦は「そこしっかり言っておいてくださいね」と念を押した。(modelpress編集部)
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