戸田恵梨香、大原櫻子へのビンタを回顧「女性にするのが初めてだったので…」<あの日のオルガン>
2019.02.23 15:07
映画「あの日のオルガン」公開記念舞台あいさつが23日、都内で行われ、W主演の戸田恵梨香、大原櫻子、出演の田中直樹(ココリコ)、メガホンをとった平松恵美子監督が登壇した。
戸田恵梨香&大原櫻子、ビンタシーンを振り返る
本作は、太平洋戦争末期を舞台に、親元から遠く離れた荒れ寺へ、53人の園児たちと疎開生活をスタートさせ、幾多の困難を乗り越え、託されたいのちを守り抜いたヒロインたちの奮闘を描いた真実の物語。保母たちのリーダーで責任感の強い板倉楓役を戸田が演じ、天真爛漫で音楽好きの保母・野々宮光枝役を大原が演じる。今回、初共演となった大原の第一印象を尋ねられた戸田は「ちっちゃーい、かわいいーみたいな、フワフワーっとしていて、実際に保育園に行って体験をさせてもらったんですけど、そのときにニッコニコで走り回っているさくちゃんを見て、なんて元気で、なんてフレッシュな人なんだと思って、みっちゃん先生と同じように子どもたちと同じ目線で見ているし、すごく優しい人だなと思いました。太陽のような人です」とコメント。
そんな戸田との印象的な場面に、ビンタをされたシーンを挙げた大原は「ナチュラルにいようって思ったんですけど、いざ、愛のビンタを受けたときに、人ってこんなに傷つくと同時に愛情を感じるんだなって思って、カットがかかった瞬間にみっちゃん(役を)忘れて、わーってなって(戸田に抱きついて)、1番緊張したシーンでしたね」と打ち明けた。
「今までビンタをするとか、蹴りを入れるとかの経験はあったんです。もちろん芝居ですよ」と言って会場をわかせた戸田は、「相手は今まで男性だったので、受け方も慣れている方も多くて緊張はしなかったんですけど、女性に対してビンタをするのが初めてだったので、緊張しちゃいましたね。痛くないビンタを意識しましたけど、難しかったですね」と回顧。
そんな撮影の数日前に、平松監督は戸田に「ビンタをヒットさせる?させない?」と聞いたそうで、これに戸田は「普通にします」と答えたことを明かし、大原は「でも、自慢ですよ。戸田さんからビンタを受けるなんて」と目を輝かせ、「そのシーンはインパクトはあると思うんですけど、見ている方以上にやっている側の緊張感はありましたね」としみじみと語った。
戸田恵梨香&大原櫻子、やり続けたいことは?
また、語り継ぎたくなること間違いなしの物語である本作にちなみ、新しい時代になってもやり続けたいことを聞かれると、戸田は“ダイビング”といい「海に潜るのが好きで、1年に1回は潜りに行くんですけど、自然を感じる時間が自分にとって必要な時間なので、それはずっと続けて行きたいと思います」とアクティブな一面をのぞかせた。一方、大原は「こんなかっこいい話のあとにするのもあれなんですけど…」と恐縮しつつも、「去年、(運転)免許を取ったんですよ。なのでペーパードライバーにならないように運転は続けたいなと思っています」とコメント。運転は上手いと思うか追求されると「いやー、今、家族に乗ってもらって運転しているんですけど、徐々には上手くなっていると言われます。でも、友だちからは『乗るんだったらヘルメット被る』って言われていて(笑)、まだちょっと怖いですね」と苦笑いを浮かべた。(modelpress編集部)
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