関ジャニ∞錦戸亮、居酒屋で撮影秘話をまったりトーク<羊の木>
2018.07.13 12:00
views
関ジャニ∞の錦戸亮が、主演映画『羊の木』の撮影舞台裏を語った。
錦戸亮主演「羊の木」、トロント日本映画祭で絶賛受ける
同作は、日本ギャグマンガ界の巨匠、山上たつひこ、いがらしみきおがタッグを組んだ超問題作を、『紙の月』『桐島、部活やめるってよ』の吉田大八監督が映画化。主演の錦戸のほか、木村文乃、北村一輝、優香、松田龍平ら豪華キャストが集結したヒューマン・サスペンス。釜山国際映画祭でキム・ジソク賞を受賞したほか、トロント日本映画祭でも、審査員賞最優秀賞を受賞した。
錦戸亮「羊の木」舞台裏を語る「これ、面白かったですか!?(笑)」
8月29日に発売されるBlu-ray&DVD豪華版の映像特典には、錦戸と吉田監督によるビジュアルコメンタリーが収録される。錦戸から「かしこまってコメンタリーをするのも恥ずかしいので、せっかくなので飲みながらやりたい」との提案があり、ロケ地にもなった富山県魚津市が運営する居酒屋で収録が行われた。
刺身や富山ならではの魚“ゲンゲ”などのメニューを目の前に「こういう場所でのコメンタリー珍しいね」と吉田監督。
2人の乾杯ののち、映画本編がスタート。錦戸演じる市役所の月末が元殺人犯の受刑者たちを新住民として迎えにいく冒頭から始まり、松田演じる宮腰とのファーストシーンでは、月末が運転する市役所の車が富山の海岸線を走っていく。実際に運転していた錦戸は「これ、僕が運転してるって分かります?ズームしないと分からないですよね?(笑)」と茶目っ気たっぷりで吉田監督に大胆にツッコむ。対する監督は「クレームですか?(笑)」と楽し気な様子で収録が進んでいく。
月末と宮腰が定食屋で昼食を食べるシーンでは「宮腰はお刺身を食べているけど、月末は地元のおいしいものを食べなれているから、カレーを頼んでいる」と監督が細かなこだわりを話した。錦戸はその際に食べていたカレーが激辛だったことを思い返し「お店の人がせっかくだからと激辛にしてくれたけど、わけわからんサプライズやった!(笑)」と撮影エピソードを振り返った。
少しシリアスなシーンが続くと画面に見入ってしまう2人に、スタッフがたまらずトークテーマをカンペで出すという一幕も。
映画の話だけではなく、音楽の話にも花が咲く2人。バンドシーンでは錦戸たっての希望で事前にリハーサルが行われたそう。「リハーサルしなかったら息があわなかったかもしれない」と監督。演奏されていた音楽は監督が学生時代に好きだったジャンルだったそうでベースの弾き方にもこだわりがあったようだ。錦戸は「こういう音楽まったく聴かなかったからループみたいなところとか全然覚えられなかったです。」と本音をぽろり。「シンプルじゃん!」との監督の一言に「シンプルやけど意外とちょっとずつ違うんすよ!!!」と音楽の話になるとついつい熱くなってしまう様子に収録スタッフ含め笑いに包まれた。
国際映画祭など海外での上映で各国を巡った吉田監督だが、イタリア・ウディネでのエピソードを披露するも、まさかの衝撃の結末に、錦戸は「なんやねんそれ!なんやねんそのオチ!」「いま、まあまあ大事なシーンありましたよ!(笑)」と爆笑が起こり、映画の大事なシーンで全く別の雑談が巻き起こるなど、サスペンスらしからぬおもしろコメンタリーになっている予感だ。
収録の最後には錦戸から「これ、面白かったですか!?(笑)」と視聴者に問いかけ、「こんなふうに映画を楽しんでみていただけたら、嬉しいです」と締めくくった。
終始和やかな雰囲気かつ笑いが起こったビジュアルコメンタリーのほか、Blu-ray&DVD豪華版には、俳優陣のインタビューで構成されたメイキング「羊の木メイキング~8人の証言~」、完成披露試写会から錦戸単独で行った台湾公開記念舞台挨拶までが収録されたイベント映像集が収録された特典ディスクと合計2枚の特典ディスクが付く。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】