綾野剛、北川景子 (C)モデルプレス

綾野剛、怪我だらけ壮絶アクションに拍手喝采 北川景子「普通は生きてない」<パンク侍、斬られて候>

2018.07.05 19:00

俳優の綾野剛が5日、都内で行われた主演映画『パンク侍、斬られて候』の大ヒット御礼舞台あいさつに、女優の北川景子とともに出席した。

  

綾野剛「今までで1番怪我の多い現場だった」

イベントでは、映画撮影時のメイキング映像を初解禁。汗だくになりながらアクションシーンを撮影する綾野の姿や、多くの人を引き連れて腹踊りをする北川の姿が収められていた。

綾野剛 (C)モデルプレス
メイキング映像の上映が終わると、会場は拍手喝采。観客と一緒に鑑賞した2人も、興奮気味に「パンクだった」という撮影を振り返った。吹き替えなしの壮絶アクションに挑んだ綾野は、「今までで1番怪我が多かった現場だった」と怪我の絶えない撮影だったことを明かしつつ、「(吹き替えなしで)自分がやるものだと思ってたんですけど、監督も当たり前にできるだろうって雰囲気だったので、その雰囲気にのってみた」と笑いながら振り返った。

北川景子、綾野は「雨雲レーダーを常に気にしてくださる」

北川景子 (C)モデルプレス
北川は「普通生きてないです」と綾野の体当たりぶりに感心しきり。撮影では危ない場面もあったようで「いろんな場面で命削ってるね」と綾野をねぎらっていた。また、芝居以外でも綾野の姿に驚くことがあったようで「スタッフ的な動きで、天気のことだったり常に現場のことを気に掛けてくださっていた。雨雲レーダーを常に気にしてくださる主演の方は初めて」と話し、プロフェッショナルな綾野の一面を紹介した。

綾野剛、北川景子 (C)モデルプレス
同作は、町田康氏の傑作小説を実写映画化。始まりは一つのハッタリ。発令される隠密ミッション。“10人の男たち”による腹の探り合いと、“1人の女”をめぐる恋の行方。そして“1人の猿”が語り出す驚きの秘密。最後に斬られるのは誰だ!?この世のものとは思えない物語が繰り広げられる。

イベントの最後には、「10年後、20年後にまだ役者を続けていたなら、新しく入ってくる10代、20代の俳優、女優の方々が『綾野さん、北川さんはとんでもない作品をやってましたね』と、ぼくらが10歳、20歳上の方々に対して思い描いていたことを思ってもらえる、これからの世代に続いていく作品になったのではないかなと思います」と熱い思いを語った綾野。

「何十年たった後も、あのときの綾野剛はバカだったな、すごいなと感じてもらえるような作品に確実になっている。この作品はずっとオンリーワンのまま、我々が死んでからも生き続ける作品」と続け、ともに走り抜けた北川へも感謝の言葉を贈った。(modelpress編集部)

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