安藤サクラ「万引き家族」パルムドール受賞時は寝ていた 撮影裏話を明かす
2018.06.06 15:14
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女優の安藤サクラが4日、第71回カンヌ国際映画祭「コンペティション部門」にて最高賞にあたるパルムドールを受賞した映画「万引き家族」(6月8日公開)に関する記者会見に出席した。
是枝裕和氏が監督を務める同作は、足りない生活費を万引きで稼ぐ家族が、ある事件をきっかけに引き裂かれ、それぞれが抱える秘密と切なる願いが次々と明らかになっていく物語。1997年の今村昌平監督作品『うなぎ』以来以来21年振りにカンヌ国際映画祭でのパルムドールを受賞した。
会見冒頭、会場に想像以上の数のマスコミが待ち構えていたことに安藤は「ふら~っと入ってきてしまいましたが、こんなにいらっしゃるなんて…」と戸惑った様子。続けて「今ようやくめでたいことだっていうのをまた改めて感じています」と笑顔で挨拶した。
また、映画祭では、名だたる女優陣が安藤の「泣き」の演技を絶賛。「自分たちが劇中のあの泣き方をしていたら安藤さんを真似したと思ってかまわない」と言わしめたほどで、これについて安藤は「そのように言ってくださっていると、監督からメールをいただいたんですけど、やっぱりスターの方たちは粋な誉め言葉を使うんだなと思って…」と語った。
「自分は真逆だけど、産後初めてあの役を演じるというのは面白い経験でした」と思い返した。
「映画が公開したら、あまりこの“家族”と会う機会がなくなるのかなと思うとすごい寂しい気持ちになって、たまにちょっと泣きそうになります」と想いを吐露した。(modelpress編集部)
会見冒頭、会場に想像以上の数のマスコミが待ち構えていたことに安藤は「ふら~っと入ってきてしまいましたが、こんなにいらっしゃるなんて…」と戸惑った様子。続けて「今ようやくめでたいことだっていうのをまた改めて感じています」と笑顔で挨拶した。
受賞の瞬間を明かす
受賞の瞬間は、劇中の“家族たち”と中継を見ようとやりとりをしていたそう。「せっかくだからとマネージャーさんも呼んで、準備万端でその中継をみていたんです。そしたらいつも間にか眠ってしまいまして…そしたら、リリーさんから『サクラ起きろと!』とメールがすごい来ていて、マネージャーさんには、真っ暗にして寝ていた部屋で『パルムドールです!』と言われて…それですぐにTVをつけてニュースが流れているをみて、これは残さなきゃとフィルムのカメラでその画面を撮りました(笑)」と振り返った。また、映画祭では、名だたる女優陣が安藤の「泣き」の演技を絶賛。「自分たちが劇中のあの泣き方をしていたら安藤さんを真似したと思ってかまわない」と言わしめたほどで、これについて安藤は「そのように言ってくださっていると、監督からメールをいただいたんですけど、やっぱりスターの方たちは粋な誉め言葉を使うんだなと思って…」と語った。
安藤サクラ、産後初の出演
また、同作が産後初出演になったことについて、「妊娠中、出産後はできるだけ仕事はしないし、できるだけ子供と一緒にいるのがいいと思って、そうしたいと思っていましたが、こうやってこの作品に出会えたことがよかったですし、それは是枝組でしか成り立たなかったことだと思うので、すごく良い時間を過ごせたと思っています」と手応えをのぞかせた安藤。「自分は真逆だけど、産後初めてあの役を演じるというのは面白い経験でした」と思い返した。
「愛おしすぎて泣いちゃう」安藤サクラが語る共演者
そして、共演した2人の子役、城桧吏と佐々木みゆについて「ある番組で、“家族”と過ごしていた映像をみたんですけど、それをみただけで、このふたりが愛おしすぎて泣いちゃうんです」と述懐。「映画が公開したら、あまりこの“家族”と会う機会がなくなるのかなと思うとすごい寂しい気持ちになって、たまにちょっと泣きそうになります」と想いを吐露した。(modelpress編集部)
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