山城智二、前原エリ、照屋年之(ゴリ)、水崎綾女、奥田瑛二、筒井道隆、鈴木Q太郎(C)沖縄国際映画祭/よしもとラフ&ピース

ガレッジセール・ゴリにエール 監督作品のモスクワ映画祭招待で「もう1つの扉が開く」<洗骨>

2018.04.22 19:28

照屋年之(ガレッジセールゴリ)が監督を務めた映画『洗骨』が、沖縄県内で開催中「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」で上映。21日には舞台挨拶も行われ、ゴリ奥田瑛二、筒井道隆、水崎綾ん、鈴木Q太郎(ハイキングウォーキン)が登壇した。

  
お笑い芸人であるゴリが、監督として映画を撮り始めて10年以上、11作目となる同作は、沖縄に今も伝わる「洗骨(せんこつ)」という葬制の儀式を通して家族の再生を描く意欲作。バラバラになった家族がひとつになる姿や、親から子へ「生命」がバトンタッチされていく様子が、沖縄の風景とともに描かれている。

照屋年之(ゴリ)、水崎綾女、奥田瑛二(C)沖縄国際映画祭/よしもとラフ&ピース

奥田瑛二からエール

今年度の「モスクワ国際映画祭」の公式作品に選ばれ、4月23日の朝からヘルシンキ経由でモスクワ入りするというゴリ。海外の映画祭に監督と俳優、両方の立場で参加したことがある奥田は、心構えなどのアドバイスを求められると「向こうはすごいぞー!」とひと言。

そして、「モスクワにしてもカンヌにしても、世界観が違いますから。海外の映画祭にいる人たちが、いかに映画を愛しているかがわかる。そして監督へのリスペクトがすごい。ゴリから映画監督・照屋年之になるという体験をして、彼のもう1つの扉が開くと思いますよ。存分に楽しんで来てください」と続け、ゴリと作品の未来にエールを送った。

筒井道隆、鈴木Q太郎(C)沖縄国際映画祭/よしもとラフ&ピース

「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」

2009年にスタートした「沖縄国際映画祭」は2014年より「島ぜんぶでおーきな祭」と改称し、年間を通じて沖縄全島の皆様とつくる「エンタテインメントの祭典」へ成長。10回目を迎えた今回は、波の上うみそら公園を中心に、映画作品上映・映像コンテンツコンペティション、お笑い・音楽・映画イベントなど様々な企画が展開される。(modelpress編集部)
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