「沖縄国際映画祭」閉幕、知英主演作が受賞 次回開催も決まる
2018.04.22 23:40
19日より沖縄県内で開催されていた「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」が22日、閉幕した。
2009年にスタートした「沖縄国際映画祭」は2014年より「島ぜんぶでおーきな祭」と改称し、年間を通じて沖縄全島の皆様とつくる「エンタテインメントの祭典」へ成長。10回目を迎えた今回は、離島を含む12市町村24会場と過去最大の規模で行われ、4日間で約25万人が来場。51作品の映画を上映された。
また、期間中はビーチステージイベントなどに、156人のよしもと芸人が出演。ほかプログラムゲスト214人、アイドル・アーティスト39組が登場した。
『レオン』で主演を務めた知英は、「映画祭への参加も初めてで、賞を頂くのも初めて。なによりお客さんが選んでくれたことがうれしいです」と喜びをコメントした。
また、期間中はビーチステージイベントなどに、156人のよしもと芸人が出演。ほかプログラムゲスト214人、アイドル・アーティスト39組が登場した。
知英主演作「レオン」が受賞
さらに、新作映画を対象にした「おーきな観客賞」と、その内の外国語映画を対象にした「おーきな観客賞 外国語映画部門」を今回から新設。「おーきな観客賞」は特別上映作品『レオン』、「おーきな観客賞 外国語映画部門」は特別招待作品『蕭何、月下に韓信を追う(萧何月下追韩信)』が受賞した。『レオン』で主演を務めた知英は、「映画祭への参加も初めてで、賞を頂くのも初めて。なによりお客さんが選んでくれたことがうれしいです」と喜びをコメントした。
沖縄を拠点にアジア進出目指す
イベント中には、吉本興業株式会社が次の100年を見据えて「地方」「アジア」「デジタル」をキーワードに、さまざまなプロジェクトを展開すべく、その一環として「沖縄アジアエンタテインメントプラットフォーム(仮称)」を設立する構想を発表。インターネット上にオリジナルのプラットフォームをつくり、これまでの劇場・テレビ・映画などにとらわれない、さまざまな形式のコンテンツ(動画・ゲーム・アニメ・漫画・AR/VRなど)を配信していく旨を明かした。雨の中のレッドカーペット
そして、最終日には「那覇国際通りレッドカーペット」を実施。正午から開催予定のところ、雷雨による一時中断などがあり14時頃から再開。雨が降る中、約150mにわたるレッドカーペットをのべ約1000人の豪華ゲストが歩き、沿道の観客は黄色い歓声を上げた。11回目開催も発表
クロージングセレモニーでは、最後に大﨑洋社長が登壇。「10年経ちました。ありがとうございます。色々な人、色々な場所、朝昼夜問わずお世話になりました。ご協力頂き、ありがとうございました」と各所に感謝を述べ、「映画祭を続けて、沖縄に寄り添って、一歩一歩前に進もうと思いますので、今後ともよろしくお願いします」と挨拶。次回開催が2019年4月18日~21日に決定したことも発表した。(modelpress編集部)
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