井浦新、成田凌と2人だけの共同生活で「一線を越えることもたくさんあった」

クランクイン前に、10日間成田凌と2人だけで共同生活を送っていたという井浦。その生活では、「特別なことはなにもしないようにした」というが、「一線を越えることもたくさんあった（笑）」と突然冗談を交わすと、会場からは笑い声が。役者として井浦は「映画の世界の住人になるための10日間であった」と有意義な時間を過ごせたことを話した。

また、今作のかなた狼監督にとって、初めての監督作品だったため「ものすごい熱量で作り上げた」と説明。「役者ともぶつかり続けたが、出演者もスタッフも監督の熱量に引っ張られた」と振り返った。

井浦新、芸人に囲まれ「光栄です」

今作はくたびれた大麻の売人・草太（井浦）と、全身タトゥーの赤髪モヒカンの若者・楽人（成田）が、東京の片隅にある奇妙なアパートで共同生活を送りながらも、次第に予測不能な事態に巻き込まれていく、ギザギザ傷ついた男2人の友情と夢と愛を描いたバイオレンス・ラブ・ファンタジー。

今作が「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」で特別作品として上映されるため、今回の記者会見に出席した井浦の周りには、芸人ばかり。井浦は「光栄です」と感謝し、「映画祭に初めて参加させていただくので楽しみです」と笑顔に。そして、お笑いについて「是非、勉強させてもらいます」と意欲をみえた。

「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」

2009年にスタートした沖縄国際映画祭は、2015年より「島ぜんぶでおーきな祭」と改称、“映画・音楽・ダンス・お笑い・ファッション・アート・スポーツ”など、総合エンタテインメントの祭典として春の沖縄を代表するイベントに成長。沖縄県内外のさまざまなエンタテインメントコンテンツを1年を通して創出し、島ぜんぶでおーきな祭に集積し、そこからまた発信することで、沖縄をエンタテインメント溢れる島にしていくことを目指している。

2018年、第10回開催は、エンタテインメントが沖縄県の主要な産業となる未来を皆様と描き、その確実な第1歩としての祭典を目指していく。

このほか会見には、岡崎朋美、前川真悟（かりゆし58）、島袋寛子、宮川大輔、NON STYLE、鉄拳、シソンヌじろう、ブラックマヨネーズ小杉竜一、野性爆弾くっきー、ガンバレルーヤよしこ、宮川たま子、沖縄41市町村全力応援芸人ほかゲスト出演。ガレッジセール、木佐彩子が司会をつとめた。（modelpress編集部）