“娼夫”松坂桃李、裸で女性と抱き合う衝撃シーンも R-18映画「娼年」予告編解禁
2018.03.09 08:00
views
俳優の松坂桃李が主演をつとめる映画「娼年」(4月6日公開)の予告編が解禁となった。
映画「娼年」
原作は2001年の直木賞候補となった石田衣良の恋愛小説。女性の欲望をありのままに描いた刺激的な内容と、女性たちに向き合うことで変化を遂げていく主人公リョウの姿を繊細な表現で描き、多くの女性から共感を集めた。そして、2016年の伝説の舞台と同じ松坂桃李x三浦大輔のコンビは困難と言われた映画化に挑んだ。映画「娼年」予告編が解禁
「欲望の種類は無限にあるわ」と静香が言う通り、「人を待つのってすごくじれったいでしょ?そのじれったいのが好き」と語りかけるヒロミ、「もうダメ…ここでしていい?」と叫ぶイツキ、「うちの人、私が乱暴にされるのを見ると喜ぶようなんです」とリョウをたじろがせる泉川夫妻をはじめ、様々な欲望と想いを持った人々が映し出され、“リョウとの濃密な時間”が目眩く展開される。「この映画は事件となる」。それを予感せずにはいられないシーンの連続となっている。
松坂桃李、“娼夫”がやりがいに…
そんなある日、同級生の恵とホストの進也に、リョウが娼夫として働いていることが知られ、「領くん、汚いよ!」「別にできることがあるはずだろ?」と非難されることに。しかし、リョウは、「欲望の秘密は、その人の傷ついているところや弱いところにひっそりと息づいている」と、女性の欲望の不思議さや奥深さに気づき、心惹かれ、次第に“娼夫”という仕事にやりがいを感じるようになっていた。「あなたの話をしてちょうだい」。肉体の触れ合いが、心を開いていく。やさしく微笑みながら女性にキスをするリョウ。ひとりの青年が女性たちとの出会いで変わっていく姿がとても魅力的。リョウを通して描かれる性、その性を通してひとりひとりの奥深くに潜む人間ドラマは、観る者の感情を刺激し、大きな衝撃と多くの共感を集めるだろう。(modelpress編集部)
ストーリー
主人公の森中領(もりなかりょう)は東京の名門大学生。日々の生活や女性との関係に退屈し、バーでのバイトに明け暮れる無気力な生活を送っている。ある日、領の中学校の同級生で、ホストクラブに勤める田嶋進也(たじましんや)が、美しい女性をバーに連れてきた。女性の名前は御堂静香(みどうしずか)。「女なんてつまんないよ」という領に静香は“情熱の試験“を受けさせる。それは、静香が手がける会員制ボーイズクラブ、「Le Club Passion」に入るための試験であった。入店を決意した領は、その翌日に静香の元を訪れ、娼夫「リョウ」として仕事を始める。最初こそ戸惑ったが、娼夫として仕事をしていくなかで、女性ひとりひとりの中に隠されている欲望の不思議さや奥深さに気づき、心惹かれ、やりがいを見つけていく。
【Not Sponsored 記事】