広瀬すずを野村周平&新田真剣佑が公開取り合い「僕が守る!」 舞台上の寸劇に観客興奮<ちはやふる-結び->
2018.02.20 19:52
views
広瀬すず主演の映画『ちはやふる-結び-』(3月17日公開)の完成披露試写会舞台挨拶が20日、都内にて行われ、広瀬、野村周平、新田真剣佑、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、優希美青、佐野勇斗、清原果耶、松岡茉優、賀来賢人、小泉徳広監督が登壇した。
野村周平&新田真剣佑、広瀬すずを舞台上で取り合う
同作は2016年に公開された2部作『ちはやふる-上の句-』『ちはやふる-下の句-』の2年後を描く続編で、前作同様同世代のキャスト陣は、相変わらず和気あいあい。劇中では広瀬、野村、新田の三角関係も描かれるため、トークセッションでは「千早のように何かに一途な子を振り向かせるにはどうアプローチする?」というお題に野村と新田が回答。それに広瀬がジャッジすることとなった。
「誰の設定で答えたほうが良いですか?真剣佑?新?それとも尊氏?」と現在出演中の日本テレビ系ドラマ『トドメの接吻(キス)』(毎週日曜よる10時30分~)の役柄の名前を出し、会場のファンを喜ばせた新田は「何かに向かって頑張ってるなら応援してあげたいし、それが終わるまで待つよ」と広瀬の目を見て真摯な言葉。
しかし、お題の主旨を広瀬はよく分かってなかったようで、野村の順番になり「俺は…」と話し出しても、広瀬は松岡と新田に相談するように小声で話し合い。その様子を見て野村は「おいちょっと何やってんだよ!他の男と喋ってんじゃねえよ!」と広瀬の肘を掴み強引に振り向かせ、観客からは「キャー!」と歓声が上がった。
「一緒に頑張って同意を求めます」と答えを訂正した野村だが、広瀬のジャッジは「待って欲しいです」と新田に軍配が上がり、「何だよ~、イケメン好きか~」とがっくりとうなだれた。
すると、他の女性キャストにも意見を聞いてみることとなり、松岡と優希は野村の回答を支持。しかし、松岡は「重要なのは野村さんじゃなくて回答」と強調し、野村は「分かるよ、強引なマッケンならいいんだよね」と再び自虐(?)。
さらに、何やら小声で話し合った広瀬、野村、新田の3人。即興で小芝居を始めると今度は新田が野村と話していた広瀬の肘を強引に掴んで「千早は僕が守る!」と“尊氏”ばりに宣言。会場中から新田に黄色い悲鳴が上がると、野村は「何で俺悪者みたいになってるの?!俺も主役の3人の内の1人だぞ!?」とクレームを付け、会場の笑いを誘った。
広瀬すずら「ちはやふる」袴姿で華やかに登場
イベントには、キャスト全員が劇中で着た袴姿で登場し、広瀬演じる主人公・千早たちの高校卒業を祝うような大量の桜吹雪が舞うなか、会場に敷かれたレッドカーペットのランウェイを歩いた。ステージに立ち、「続編の発表からこんな完成披露という素敵な日を迎えられることが想像できなかったので、2年ぶりにこうして皆さんに会えることが本当に幸せに思います」としみじみと喜びを噛み締めた広瀬。「3年間の全部をかけたつもりでちはやふるができたので、登場人物の思いを受け取ってもらえたら嬉しいなと思います」と笑顔でアピールした。
「ちはやふる」完結編
今作は、“競技かるた=百人一首”に情熱を懸ける高校生達の友情・恋愛・成長を、瑞々しくも熱い青春模様として描いた人気コミックス『ちはやふる』(末次由紀/講談社「BE・LOVE」連載)が原作。続編には、主人公・綾瀬千早(広瀬)をはじめとする、野村、新田、上白石、矢本、森永、清水尋也、松岡らおなじみのキャストに加え、新メンバーとして優希、佐野、清原、賀来も出演する。
2016年に公開された2部作は、200万人を超える観客動員数を記録。数々の映画賞に輝き、出演したフレッシュな若手キャストたちを全国区に押し上げると同時に、大人も感動できる青春映画の金字塔として話題を呼んだ。
ファン待望のシリーズ3作目にして完結編となる『ちはやふる-結び-』では、高校3年最後の全国大会を目指す、瑞沢高校競技かるた部の忘れられない夏が描かれる。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】