「nicola」南沙良、映画初主演決定<志乃ちゃんは自分の名前が言えない>
2017.12.13 05:00
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今年8月公開の映画『幼な子われらに生まれ』で女優デビューを果たした、ティーン向けファッション誌「nicola(ニコラ)」専属モデルの南沙良(15/みなみ・さら)が、来年7月公開の映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』で、映画初主演を務めることが明らかになった。
共演者の蒔田彩珠(まきた・あじゅ)と共に主演を務める南。本作は、実体験をベースに描いた漫画家・押見修造氏の同名タイトル「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」(太田出版)が原作。思春期を迎えた少年少女たちが抱える葛藤や苦悩を描きながら、誰しもが持っているコンプレックスとの向き合い方、自分のあるべき姿について描く。
主演の南は、上手く言葉が話せないことに引け目を感じ、周囲と馴染めずにいる高校一年生・大島志乃役。次第に変化していく内面を繊細に表現し、言葉が上手く話せないという難役に挑む。同時に、劇中では歌声も初披露。
また、これから作品を観るファンに対しては「他の人と違う部分やコンプレックス、劣等感、自分の嫌いなところなど、誰もが持っているような〈悩み〉や〈苦しみ〉。志乃と加代、菊地それぞれが、その悩みを乗り越えようとする様子を見た時に感じられるものが必ずあると思うので、是非たくさんの方に観ていただきたいです」と呼びかけた。
脚本は、第39回日本アカデミー賞最優秀脚本賞ほか、数々の賞に輝いた足立紳氏。そして、乃木坂46のMVなどを手掛け、本作が長編商業映画デビューとなる湯浅弘章氏が監督を務める。(modelpress編集部)
主演の南は、上手く言葉が話せないことに引け目を感じ、周囲と馴染めずにいる高校一年生・大島志乃役。次第に変化していく内面を繊細に表現し、言葉が上手く話せないという難役に挑む。同時に、劇中では歌声も初披露。
期待の新人女優・南沙良が喜び語る
南は「小学生の頃から押見先生の作品が大好きだったので、お話を頂いた日は嬉しさのあまり興奮してなかなか寝付けない反面、作品の世界観を崩してしまわないかと少し不安な気持ちになりました」とコメントしつつも、映画初主演ということもあり「こんなに早く主演をやらせていただけるとは思っていなかったので、とても嬉しかったです」と喜びをあらわに。また、これから作品を観るファンに対しては「他の人と違う部分やコンプレックス、劣等感、自分の嫌いなところなど、誰もが持っているような〈悩み〉や〈苦しみ〉。志乃と加代、菊地それぞれが、その悩みを乗り越えようとする様子を見た時に感じられるものが必ずあると思うので、是非たくさんの方に観ていただきたいです」と呼びかけた。
脚本は、第39回日本アカデミー賞最優秀脚本賞ほか、数々の賞に輝いた足立紳氏。そして、乃木坂46のMVなどを手掛け、本作が長編商業映画デビューとなる湯浅弘章氏が監督を務める。(modelpress編集部)
南沙良 コメント
小学生の頃から押見先生の作品が大好きだったので、お話を頂いた日は嬉しさのあまり興奮してなかなか寝付けない反面、作品の世界観を崩してしまわないかと少し不安な気持ちになりました。ですが、こんなに早く主演をやらせていただけるとは思っていなかったので、とても嬉しかったです。他の人と違う部分やコンプレックス、劣等感、自分の嫌いなところなど、誰もが持っているような〈悩み〉や〈苦しみ〉。志乃と加代、菊地それぞれが、その悩みを乗り越えようとする様子を見た時に感じられるものが必ずあると思うので、是非たくさんの方に観ていただきたいです。湯浅弘章監督 コメント
10代のあの頃にだけ存在した感情。あの頃にだけ通用した感覚。危うくて紙一重な当時の彼らの気持ち。その一瞬一瞬を映し出した映画です。南さん、蒔田さん、萩原くんの3人が体当たりで演じてくれたおかげで、今まで観たことのない荒削りで繊細で力強い作品になりました。いま10代の人たちにも、そしてかつて10代だった人たちにもぜひ観ていただきたいです。原作・押見修造氏 コメント
漫画以上に、まるで現実に起こったことをそのまま切り取ったような感触でした。志乃、加代、そして菊地の3人が、生々しく存在していると思いました。泥臭い青春映画でありながら、恥ずかしくなるほどキラキラしていて。そして、むせかえるような思春期のオーラに満ち溢れている。漫画を超えて、広く心に届く作品を作っていただいたことに感謝します。南沙良(みなみ・さら)プロフィール
2002年生まれ、神奈川県出身。第18回nicolaモデルオーディションのグランプリを受賞。ティーン向けファッション誌「nicola(ニコラ)」(新潮社)専属モデルとして活躍中。2017年、映画『幼な子われらに生まれ』で女優デビュー。
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