小沢健二「リバーズ・エッジ」主題歌担当　二階堂ふみ＆吉沢亮も楽曲参加　

『へルタースケルター』など岡崎京子氏の作品群の中でも、とりわけ最高傑作との呼び声が高く、熱狂的な支持を集め続ける『リバーズ・エッジ』。

映画化されるにあたり、かねてより岡崎氏と親交がありその固い絆で知られる小沢へ映画製作サイドが主題歌提供を依頼したところ、快諾。夢のタッグが実現した。

二階堂ふみ＆吉沢亮も参加

今回の楽曲には、メインキャストである二階堂と吉沢も参加。2人とも「『リバーズ・エッジ』へと導く小沢さんの唄は、懐かしい新しい、現在進行形の作品だと思います」（二階堂）、「初めてデモを聴いた時から今日まで、毎日気が付くと頭の中で流れています」（吉沢）と楽曲に魅了されているよう。行定勲監督も「予想を軽々と裏切ってくる楽曲をとてもすばらしく思いました」と映画により深みが与えられたことへの喜びを口にした。

なお、「アルペジオ（きっと魔法のトンネルの先）」の音源解禁及び発売に関しては未発表。歌詞全文は小沢健二のオフィシャルサイトにアップされている。（modelpress編集部）

二階堂ふみコメント

まるで、問いかけるように、思い出を語らうように、寄り添うように、明日に向かう曲を聴きました。『リバーズ・エッジ』へと導く小沢さんの唄は、懐かしい新しい、現在進行形の作品だと思います。

吉沢亮コメント

映画のラストでこの曲が流れて来た時、大切な何かが過ぎ去っていくのをただじっと見守っているような、切なさと温かさが入り混じった感覚に自然と涙が流れました。初めてデモを聴いた時から今日まで、毎日気が付くと頭の中で流れています。

行定勲監督コメント

映画の終わり方として、何かひとつの時代性の総括がほしいと思っていました。「あの時代はなんだったのか」ということを語るのに、岡崎京子を一番理解している人間はメロウじゃなくて感傷的じゃなくて、ものすごく爽やかなんだと。だからこんなにも力強いんだって。僕たちの予想を軽々と裏切ってくる楽曲をとてもすばらしく思いました。