佐々木希、アニサキスにかかっていた
2017.11.21 19:27
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俳優の岡田将生、女優の木村文乃がW主演を務める映画『伊藤くん A to E』(2018年1月12日公開)の完成披露試写会が21日、都内にて開催され、岡田、木村、佐々木希、志田未来、池田エライザ、夏帆、中村倫也、田中圭、廣木隆一監督が登壇した。
佐々木希の「今年一番痛かった話」
イベントでは、劇中で岡田演じる超モンスター級【痛男】伊藤に振り回され痛い目に合わされていくキャスト陣が、自身の「今年一番痛かった話」を披露。佐々木は、「意味がちょっと違うんですけど…」と前置きし、「ちょっと前にアニサキスが流行ったじゃないですか?その時期になってました」とお笑いタレントの渡辺直美らがかかって話題になっていた食中毒にかかっていたことを告白。
「一匹だったんですけど、本当に痛かった…っていう話です」と当時を思い返し苦い顔を見せ、「お刺身には気をつけて下さい」とにっこり呼びかけた。
映画「伊藤くん A to E」
同作は2014年本屋大賞にランクインした「ランチのアッコちゃん」をはじめ、あらゆる世代の女性から熱い支持を受ける作家・柚木麻子が、2013年に発表し、自身初の直木三十五賞候補作となった会心の恋愛小説を廣木監督が実写映画化。容姿端麗だが、自意識過剰で無神経すぎる【痛男】伊藤誠二郎(岡田)と、彼に人生を振り回される高級カバン販売員、フリーター、タルト店の店員、大学院生、脚本家の【A~E】の5人の女性たちの物語。落ち目の脚本家で、【A~D】の恋愛相談を利用し、再起をかけて新たなドラマの脚本を書き始める【E】矢崎莉桜役を演じる木村のほか、【A】「ぞんざいに扱われる女」高級カバン販売員・島原智美役を佐々木、【B】「自分の殻に閉じこもる女」フリーター・野瀬修子役を志田、【C】「愛されたい女」タルト店の店員・相田聡子役を池田、【D】「高学歴の鉄壁女」相田聡子の親友で大学院生・神保実希役を夏帆がそれぞれ演じ、莉桜のかつてのパートナーで、【A~D】4人の恋愛相談をネタにしたドラマ企画をけしかけるプロデューサー・田村伸也役を田中、莉桜の大学の後輩で、今や彼女の存在を脅かす売れっ子若手脚本家・クズケンこと久住健太郎役を中村が演じる。
伊藤と5年間付き合っていると思いこんでいる智美を演じた佐々木は、「本当に演じていて胸が痛かったです」と撮影を振り返り、「何でこんな男の人好きになったんだろうって…」と本音を明かしていた。
なお、映画公開に先駆け、MBS/TBSドラマイズム枠にて連続ドラマ版が放送された。
“毒のある花”と一緒に登場
イベントでは、女たちの【毒】を赤裸々に描いた本作のストーリーにちなみ、美しい女優陣が【毒のある花】と一緒に登場。【A】佐々木は赤ガーベラ(悲しみ)、【B】志田は黄色いカーネーション(軽蔑)、【C】池田は黄色いバラ(嫉妬)、【D】夏帆は白いバラ(純潔)、【E】木村はピンクのユリ(虚栄心)をそれぞれ持ち、客席にプレゼント。降壇時には岡田が木村の手を取りエスコートすると、田中は佐々木を、中村は志田をそれぞれひざまずきエスコートし、観客からは黄色い声援が飛んでいた。(modelpress編集部)
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