大泉洋、ヒロイン北川景子とは「オフホワイト」の関係 発言に会場どよめき＜探偵はBARにいる3＞

映画「探偵はBARにいる3」

同シリーズは、探偵（大泉）とその相棒（松田）の予測不能コンビが、アジア最北の歓楽街である札幌・ススキノを舞台に活躍する様を描いた作品。気鋭ミステリー作家・東直己氏の『ススキノ探偵シリーズ』を原作に、2011年に『探偵はBARにいる』、2013年に『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』と立て続けにヒットを記録した。

今作では、高田（松田）が持ち込んだ女子大生の失踪について調べていくうちに、モデル事務所の美人オーナー・マリと出会い、大きな事件に巻き込まれていく。探偵シリーズには欠かせない美しいヒロイン・マリ役を北川、事件のカギを握る女子大生役を前田、シリーズ史上最凶の悪役・北城（きたじょう）役をリリーが演じる。

大泉洋、ネタバレ？「言っちゃいけないことを言った？」

北川演じるマリの役柄については北川いわく「謎めいた女性の役でほとんど言えないんですよ、ネタバレになっちゃうから」とのことだが、シリーズ3作目となる今作の魅力を聞かれ、「女性に観て欲しい」（北川）、「非常に女性受けがよい」（大泉）と口々にアピール。

大泉は過去2作品と比べ「ちょっと大人になった」と内容を紹介し、「1つ特徴的なのが探偵がヒロインと一線を越えてしまう」と告白。一部の観客から「え！？」と驚きの声があがり会場が一瞬静まり返ると、「言っちゃいけないことを言った？」と焦りの表情を見せたが（予告編で明かし済みの内容）、「“一線を越える”のは流行ってるもんね、越えたか越えてないかは観た人によって違ってわからないので“オフホワイト”。そこが1つ大人になってると思います」と芸能界のスキャンダルに絡め、笑いを誘った。

松田龍平は大泉洋が「拷問されるシーンが好き」

また、今回もコンビとして共演した松田が作品の感想を聞かれ、言葉少なに「探偵を見ていたいなと…」と答えると、大泉は「僕が拷問されるシーンが好きみたい」と補足し、松田は「大泉さんが辛ければ辛いほど（楽しい）」とニッコリ。

前作に比べアクションシーンが本格的になっているそうで、これまで同シリーズの大ファンだったという前田も「高田さんってこんなに動けるんだ、カッコイイって思いました」と松田のアクションを絶賛。松田は「嬉しいです」と感謝していた。

真冬の北海道でロケを行ったが、リリーは「（大泉を）BARに誘ったらまあ30分で寝ました。次の日バニーがいる店に行ったら、また30分で寝ました。『探偵はBARで寝る』ではないか」と撮影合間のエピソードを披露。大泉は「どこにも言ってない！バニーがいるお店に行った話をここでするとは…」と突然の暴露に驚いていた。

大泉洋が初雪サプライズ

イベントでは、一目見ようと集まったファンと交流しながらレッドカーペットを歩き、劇場前に全員が集結。

カーペットイベントの終わりには、冬の北海道・ススキノを舞台にした本作にふさわしく、大泉自ら、集まったお客さんに向けスノーマシーンで雪を振りまき、10月の東京に初雪を降らせる演出も。紙などで作られた雪が出ると思っていた大泉は本物の雪に驚きの声を上げながら観客やキャスト陣にホースを向け、会場を盛り上げた。

通常登壇者はマイクを持ち話すが、この日はイベント開始前にスタッフから「主演の方が話したいと言うのでピンマイクを着用しています」とアナウンスが。フォトセッション時も大泉は、「松田さん、もっと笑って下さ～い」と松田の顔も見ずにカメラマンさながらにイジるなど、ノリノリで話し続けていた。（modelpress編集部）