乃木坂46西野七瀬・白石麻衣ら“アドリブ俳優”に振り回された!?「最強です」「想像を遥かに上回る自由度」<あさひなぐ>
2017.09.22 20:34
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映画『あさひなぐ』の初日舞台挨拶が22日、都内で行われ、乃木坂46の西野七瀬、白石麻衣らが出席。撮影エピソードを話し、笑いを誘った。
小林先生は最強
同作は薙刀(なぎなた)に全てをかける女子高生の青春をみずみずしく描いており、思わず涙しちゃうシーンが満載だが、それに負けず劣らず“笑える”シーンも多い。その一つが主人公の東島旭(西野七瀬)や旭が憧れる先輩・宮路真春(白石麻衣)が所属する二ツ坂高校なぎなた部で顧問を務める小林先生(中村倫也)との絡みだ。白石は小林先生について聞かれると、開口一番「小林先生はもう最強です!」と笑顔。いきなり小道具を持ち出してくることもあったそうで「小林先生って基本アドリブ。全部、面白く返してくださって(笑)。なので私もやばい笑っちゃう、と思いながら演じていました」と振り返った。
映画をよく見ると…
アドリブに対してなんとか笑いをこらえていた面々だが、紺野さくらを演じた松村沙友理は思わず笑ってしまったシーンがあったそう。「よく映画を見ていると、さくらちゃんが笑っちゃっているんですよね」という白石の指摘に松村も「そうなんですよ」とニコニコ。「監督~!」といかにもなんでそのまま採用しているんだと言わんばかりのテンションで監督に詰め寄ると、英勉監督は「いやいや、まあね。でも笑ったら笑いっぱなしでもさくらちゃんのキャラだったらいいのかなって」と笑った。想像を遥かに上回る自由度
西野も小林先生とのシーンについて「すごくアドリブを利かせてくるからね、と監督から言われていたので、一応準備というか覚悟というか、きっとアドリブをしてくるんだろうなって思っていたら、もうなんか想像を遥かに上回る自由度のアドリブで、びっくりでした(笑)。面白い気持ちもあるんですけど、それよりもびっくりして。こんなに自由にしていいんやっていう。全く台本にないことをどんどん進めていくので、わからないまま不安なままついていくしかなくてみたいな感じ(笑)」と回顧した。さらに西野が「真春先輩のことを“ミヤジマハール”って呼ぶんです。それもたぶん勝手に言ってる」と明かすと、白石も「そうです(笑)」と同調し「呼ばれる時は全部“ミヤジマハール”でした。でも面白かったです」と苦笑いだった。小林先生はなぎなたに関しては全くの素人。でもそんな小林先生が自己流でなぎなた部の背中を押していく姿は間違いなく映画の見どころの一つ。(modelpress編集部)
映画『あさひなぐ』ストーリー
春、元美術部で運動音痴の主人公・東島旭は、二ツ坂高校へ入学する。旭はひとつ先輩の宮路真春と出会い、その強さに憧れ“なぎなた部”入部を決意!同級生の八十村将子、紺野さくら、2年生の野上えり、大倉文乃と共に部活動をスタートしたが、“練習は楽で運動神経がなくても大丈夫”―そんな誘い文句とは真逆で稽古は過酷そのもの!やがて3年生にとって最後となるインターハイ予選を迎える。順調に勝ち進んだ二ツ坂だったが、決勝でダークホースの國陵高校に敗れてしまう。なかでも國陵の1年生エース・一堂寧々の強さは圧倒的だった。野上新部長のもと再スタートを切った二ツ坂は、山奥の尼寺で僧侶・寿慶(江口のりこ)の厳しいしごきによる、地獄の夏合宿を経てひと回り大きく成長し、挑んだ秋の大会。再び二ツ坂の前に宿敵國陵高校と一堂寧々が立ちふさがる。そこで、二ツ坂にとってまさかの出来事が―。真春は部活動に姿を見せなくなり、精神的支柱を失った二ツ坂はバラバラになってしまう。そのとき、旭は…。物語はクライマックスへ向けて大きく動き出す―。
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