佐野勇斗、真顔でガチ練習 若手注目俳優の「卓球大会出場宣言」どうなる?!裏側に密着<ミックス。>
2017.08.25 18:00
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注目の若手俳優で5人組ボーカルダンスユニット・M!LK(ミルク)のメンバーとしても活躍する佐野勇斗(さの・はやと/19)が、9月に都内で行われる卓球大会に出場することを発表。卓球をモチーフにした映画『ミックス。』(10月21日公開)から飛び出したスペシャル企画“佐野クエスト”に熱い注目が寄せられている。
本物の卓球選手も豪華出演『ミックス。』
「リーガルハイ」「デート~恋とはどんなものかしら~」の脚本家・古沢良太氏による最新作『ミックス。』は、不器用でどこか欠点だらけの登場人物たちが、卓球の男女混合ダブルス(=ミックス)を通じて小さな“奇跡”を起こす、恋と人生の再生物語。W主演の新垣結衣&瑛太、広末涼子、蒼井優ら豪華キャストに加え、本物の卓球選手たちも登場。木造勇人選手&伊藤美誠選手、吉村真晴選手&浜本由惟選手らが強豪ミックスペアとしてキャスト陣と熱いラリーを繰り広げているほか、水谷隼選手、石川佳純選手も本人役で出演し、よりリアリティを追求した作品づくりに一役買った。卓球界からの注目度も急上昇する中、物語の中心となる“フラワー卓球クラブ”の一員・佐々木優馬役を演じる佐野が、作品の魅力を広く伝えるべく人生初の卓球大会に挑むことになった。撮影の数週間前から卓球練習に励み、劇中では初心者とは思えぬ本格的な卓球シーンを披露している佐野だが、実際の試合となれば話は別。作品の監修をつとめた川口陽陽コーチと再びタッグを組み、俳優業やM!LKの活動で多忙なスケジュールの合間を縫って練習に励んでいる。
燃えるスポーツマン佐野…必勝法は!?
“佐野クエスト”の主人公となり、最終目標の大会へ向けての冒険をスタートさせた佐野。モデルプレスが密着したのは2回目の練習日、レベル1として「フォアハンド&バックハンド」を覚えるというミッションに挑んでいた。撮影からは日が経っていたが、川口コーチとテンポ良くラリーを続ける様子からは元々備わった運動神経の良さが伝わってくる。失敗すると「くそぉ~!」と大きな声を上げて悔しがる場面も。台上を行き交う白い球に神経を集中させ、無心にラケットを振る姿は真剣そのものだ。小学生時代はサッカーのクラブと野球部を両立する欲張りぶりで、中高はサッカーに熱中。ほかにも陸上や空手の経験があるスポーツ大好き少年だが、卓球との出会いは「学校の体育の授業で。友達と『卓球でいいんじゃない?室内だから暑くないし』くらいの軽い気持ちで選んだのを覚えています(笑)」と振り返る。
今作をきっかけに、本格的な練習に取り組んでみると「僕がやらせていただいたのはカットマンといって、スマッシュを後ろのほうで拾いながら相手のミスを誘う戦法なんですが、かなり動き回るので、体育で『楽だから』と選んで申し訳なかったなと思うくらい、大変なスポーツなんだなと痛感しました。特に手の動きが繊細なんです」とその印象は一変。現場では撮影の合間にキャスト同士で腕試ししていたといい「誰が一番強いのか決めようということで、ずっと卓球で遊んでいました。僕が一番強い時もあったし、瀬戸(康史)さんも瑛太さんも上手。男たち3人で争っていました」と和気あいあいとした雰囲気を明かした。
劇中では広末演じる主婦・吉岡弥生とペアを組んだが、試合は男子シングルスでの出場。広末からは「私は出ないから!一人で頑張って!と言われました(笑)」といい、「この豪華なキャストの皆さんの中で僕が代表で出させてもらうということで、『ミックス。』という映画に恥じないように、一勝と言わず優勝を目指して頑張りたいです。何より楽しみつつ、多くの皆さんにこの『ミックス。』という映画を知ってもらえるように頑張ろうと思います!」と意気込み。サッカーや空手で大会への出場経験があるということで、試合の必勝法を聞くと「僕すごい緊張しいで、すぐお腹痛くなるんですよ!でも緊張している時は大体勝つんです。『いけそうだな』と思ったら大体負けるので(笑)、いい感じに緊張できるといいですね。緊張を味方につけたいです!」と話した。
「佐野さんは追い込まれて燃えるタイプ」とコーチ談
撮影時から佐野の練習を見守ってきた川口コーチは「キャストの中でも佐野さんと瀬戸さんは特に練習量が多かったんですけど、とても楽しそうでした。うちのコーチは追い込むタイプが多いんですが、佐野さんは追い込まれて燃えていましたね(笑)。このボールは右足前!や左足下がる!と教えると、一つずつ『ハイ!』と体育会系っぽく返事をしてくれて。センスもガッツもあるので良いと思います」と評価。撮影前の練習ではカットマンならではの映える動きを叩き込んだが、「実際に試合で勝つとなるとちょっと違うので、そのあたりをこれから教えさせていただけたら」。具体的には「やっぱり卓球はサーブ・レシーブがすごく大事。まず必殺サーブを覚えてもらってから、レシーブを無難に返せてラリーに持っていけるように」と限られた練習期間での作戦を明かした。
試合まで1ヶ月弱、コーチは「試合に向けてこちらもしっかりと考えていきますので、ついてきてください!」と激励。佐野クエストはフォロワーのRT数に応じて佐野の使用するラケットなどの“装備”が進化していくということで、ぜひともRTに熱いエールを込めながら見守ってほしい。(modelpress編集部)
映画『ミックス。』ストーリー
母のスパルタ教育により、かつて“天才卓球少女”として将来を期待された28歳独身・多満子(新垣結衣)。母の死後、普通に青春を過ごし、普通に就職する平凡な日々を送っていたが、会社の卓球部のイケメンエース・江島(瀬戸康史)に告白され付き合うことに。ついにバラ色の人生が!と思った矢先、新入社員の美人卓球選手・愛莉(永野芽郁)に江島を寝取られてしまう。人生のどん底に落ち、逃げるように田舎に戻った多満子だったが、亡き母が経営していた卓球クラブは赤字に陥り、自分の青春を捧げた活気のある練習風景はそこにはなかった。クラブの部員も、暇を持て余した元ヤンキーのセレブ妻、試合になるといつも腹痛で不戦敗になる農家の夫婦、オタクの引きこもり高校生、さらにケガで引退した元日本ランカーのプロボクサーながら、妻の上司を不倫相手と勘違いして暴力事件を起こし、妻と娘に見捨てられた新入部員の萩原(瑛太)など、全く期待が持てない面々だった。しかし、江島と愛莉の幸せそうな姿を見た多満子は、クラブ再建と打倒江島・愛莉ペアを目標に、全日本卓球選手権の男女混合ダブルス(ミックス)部門への出場を決意。部員たちは戸惑いながらも、大会へ向け猛練習を開始する。多満子は萩原とペアを組むものの、全く反りが合わずケンカばかり。しかし、そんな二人の関係にも、やがて変化が訪れていく―。果たして、フラワー卓球クラブは奇跡の全日本選手権出場を叶えることができるのか?そして、がけっぷち女子・多満子の恋の行方は!?
佐野勇斗(さの・はやと)プロフィール
生年月日:1998年3月23日出身地:愛知県
趣味:漫画収集
特技:サッカー、空手(1級)、書道(6段)
第25回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」出身。2015年に映画『くちびるに歌を』で俳優デビューし、2016年は舞台『ポセイドンの牙』、ドラマ『ドクターカー』(日本テレビ系)、『砂の塔~知りすぎた隣人』(TBS系)に出演。映画『ミックス。』が10月21日公開、『ちはやふる -結び-』、『3D彼女 リアルガール』が2018年公開予定。5人組ボーカルダンスユニット・M!LK(ミルク)のメンバーとしても活躍。
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