中川大志に大先輩が本音「あの完成度はダメ」「俺の立場を考えて」
2017.07.04 19:03
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(公開中)の公開記念イベントが4日、都内にて行われ、日本語吹替版声優を務める俳優の中川大志が出席した。
“ジャック・スパロウ”から絶賛の嵐
同作は、ジョニー・デップ主演の人気シリーズの第5弾。日本語吹替版でオーランド・ブルーム演じるウィル・ターナーの息子ヘンリー・ターナー役を演じた中川は、海賊をイメージした衣装で登場。日本語吹替版の“キャプテン”ジャック・スパロウ役でおなじみの平田広明と初対面を果たした。平田は今回初めて実写映画の吹替えに挑戦した中川の演技の出来栄えを聞かれ、「本音を言って良いですか?勘弁してよって感じですね」とコメント。「おちゃのこさいさいだった?難しいでしょ?」と中川に問いかけた。
作品によって異なるが今回の吹き替えは完全に1人1人別録りだったそうで、「普段俳優なさってるから掛け合いでやったほうがやりやすいでしょ?そういう状況であの完成度はダメですよね。30年近くやってきた俺の立場を考えてほしい、素晴らしいですよ!」と絶賛。「良い海賊になれるよ」と美声で太鼓判を押した。
大先輩のコメントに中川は「今日始めてお会いしたので、すごく嬉しい」と喜び、「生で平田さんの声を聞けて鳥肌立ってます」と感激。
公開前のイベントでジョニー・デップ本人に会った中川に平田は「2回も会ったでしょ!」と嫉妬し、「俺のことなんか言ってた!?言ってた!?」と質問するなどし場を沸かせていた。
両親からも「良い声だね」
「大好きな映画でまさか自分が関われるとは考えたこともなかったので嬉しかった」とオファーを受けたときの心境をしみじみと語った中川。作品の感想を聞かれると、「昨日親と一緒に観に行きまして、4Dで観たんですけどすごかったですね」と両親とプライベートで鑑賞したことを報告し、会場のファンからは「可愛い~!」と歓声が。両親からは「良い声だね」と言ってもらえたそうで、「両親に『ありがとうございます』と(言いたい)」とはにかみながら明かした。
中川大志、七夕の願い事は?
さらに、イベントには “キャプテン”ジャック・スパロウに憧れるゲストとして、瀬戸内エリアを拠点とし、専用の“船”上劇場が年内完成予定のアイドルグループSTU48のキャプテン岡田奈々と、日本のみならず各国のクラブチームキャプテンを務めるサッカーの本田圭佑選手のモノマネ芸人じゅんいちダビッドソンが海賊姿で登場。また、七夕目前ということで、4人が劇中でも重要な役割を果たす“星”に願う七夕の願い事も披露。中川は「船酔いしませんように」と書き込み、「三半規管が弱いみたいで、趣味が釣りで船乗ったりするんですけど、結構辛い思いをしながら乗ってる」と告白。平田とじゅんいちダビッドソンは「俺も釣りが趣味なんだよ!」と意気投合し、釣りに誘っていた。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」最新作
今作は、主人公ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)と、全ての海賊の滅亡をもくろむ海の死神・サラザール(ハビエル・バルデム)の戦いを描く最新作。『コン・ティキ』でアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたヨアヒム・ローニング&エスペン・サンドベリのコンビが監督をつとめる。(modelpress編集部)
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