神木隆之介(C)2017「メアリと魔女の花」製作委員会

神木隆之介、7年ぶり夢のタッグが実現 「メアリと魔女の花」出演決定

2017.05.23 05:00

俳優の神木隆之介が、米林宏昌監督の最新作『メアリと魔女の花』(7月8日公開)に出演することがわかった。米林監督とタッグを組むのは、『借りぐらしのアリエッティ』(2010年)以来約7年ぶりとなる。

  
『借りぐらしのアリエッティ』でその年の邦画興行収入No.1を記録し、スタジオジブリで鮮烈な監督デビューを飾った米林監督。次作『思い出のマーニー』(2013年)では米アカデミー賞にノミネートされるなど快進撃を続けてきた米林監督が、2014年末にジブリを退社してから新たに挑むのが今年最大級の話題作『メアリと魔女の花』だ。

神木隆之介×米林宏昌監督が再タッグ

先日、主人公・メアリ役を、第40回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞したことでも話題の杉咲花が演じることが発表され大きな話題に。さらに天海祐希、小日向文世、満島ひかり、佐藤二朗、遠藤憲一、渡辺えり、大竹しのぶといった日本を代表する俳優陣が声優を務めることも発表され、この夏一番の期待作として全世界から注目を集めている。

そんな今作のラストピースを埋めるべく、神木の出演が決定。現在の日本映画界を席捲し、これまでのジブリ作品をはじめ、米林監督の『借りぐらしのアリエッティ』では繊細な青年、翔役で活躍。今作で監督とは2度目のタッグとなった。

神木隆之介「懐かしい気持ちと嬉しい気持ちでいっぱい」

杉咲花、神木隆之介(C)2017「メアリと魔女の花」製作委員会
今回、神木が演じる役どころは、魔女の花によって不思議な力を手にしたメアリの小さな嘘によって、大事件に巻き込まれてしまう赤い館村の少年・ピーター。今回の起用に関して神木は「7年ぶりに米林監督と一緒にお仕事をさせていただけると聞いて、すごく懐かしい気持ちと嬉しい気持ちでいっぱいになりました。」と米林監督との久しぶりの再会を喜ぶと、「学校のカイダン」以来の共演となる主演の杉咲も「耳に心地よい、いつまでも聞いていたい素敵な声でした」と神木の声の芝居を絶賛。

今回、『借りぐらしのアリエッティ』以来の再開を果たした米林監督も「杉咲さんのメアリと神木さんのピーターのデコボココンビは作品に温かい空気を与えてくれたと思います」と2人のコンビに確かな手ごたえを感じたようだ。『メアリと魔女の花』はすべてのアフレコを終え、6月中旬に完成予定となっている。(modelpress編集部)

神木隆之介コメント/ピーター役

7年ぶりに米林監督と一緒にお仕事をさせていただけると聞いて、すごく懐かしい気持ちと嬉しい気持ちでいっぱいになりました。本当に夢があるストーリーで、メアリの奔放さだったり、ピーターの真っ直ぐさだったり、小さな勇気が大きく何かを変えるパワーを持っているということを感じました。観終わった後に、きっと笑顔になれる素敵な作品に仕上がっていると思いますのでご期待ください。

杉咲花コメント/メアリ役

神木さんが過去に声優をされている作品を見ていたので、今回ご一緒できて本当に嬉しかったです。個別でアフレコをしている時も神木さんの声をイメージして演じることができました。神木さんの声は耳にとても心地良く、いつまでも聞いていたいと思いました。観終わった後に、いつもより明日が楽しみって思える映画になると思いますので完成を楽しみにしていてください。

米林宏昌監督コメント 

神木さんとはアリエッティ以来7年ぶりの仕事でしたが、前回と同じく12歳の少年の役をお願いしました。メアリが引越し先で出会う、地元の優等生的な勤労少年ピーター。ドジばっかりするメアリをピーターが笑うのですが、神木さんは嫌味なく爽やかに演じて下さいました。杉咲さんのメアリと神木さんのピーターのデコボココンビは、作品に温かい空気を与えてくれました。

西村プロデューサーキャスト起用コメント

思春期直前の少年の中にある無邪気さ、優しさ、儚さ、逞しさ。子どもでも大人でもない、その中間に一時だけ存在する少年性を求めたとき、神木隆之介さんの声に正解がありました。お転婆なメアリに翻弄され、映画の中で最も大変な思いをするピーターですが、映画の中で一番の「いいヤツ」なのです。
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