綾瀬はるか×坂口健太郎、W主演でラブストーリーに挑戦<コメント到着>
2017.05.09 05:00
views
女優の綾瀬はるかと俳優の坂口健太郎が主演をつとめる映画「今夜、ロマンス劇場で」(2018年公開)の製作が決定した。
映画「今夜、ロマンス劇場で」とは
同作は完全オリジナルのロマンティックラブストーリー。映画監督を夢見る青年の前に現れた一人の女性。女性の正体は、彼が長年憧れ続けた、スクリーンの中のお姫様だった。モノクロ映画から現れたお姫様は、モノクロのままの姿で色のある現実世界を体験していく。“逢いたい”という気持ちが“奇跡”を起こし、出会うはずのなかった二人は次第に惹かれ合っていくが…というストーリーが繰り広げられる。今回監督をつとめるのは劇場公開版『のだめカンタービレ 最終楽章 前編/後編』で映画監督デビューを果たした武内英樹氏。このオリジナル脚本を手掛けるのは宇山佳佑氏。昨年大ヒットを記録した、映画「信長協奏曲」をはじめとしたテレビドラマ、映画の脚本を手掛けている。才能あふれる2人が手がける同作は、4月下旬にクランクインをし、現在、撮影は好調に進み、6月上旬のクランクアップを目指している。
なお、綾瀬と坂口は、過去『海街diary』、『高台家の人々』で同じ作品に出演するも共演シーンはなく、同作で初めて共演を果たしている。
綾瀬はるかコメント
撮影がはじまりまだ数日ですが、何度か共演させて頂いてますキャストのみなさん、そして今回はじめてご一緒するキャストのみなさんと楽しく撮影しています。劇中にチャップリンが語ったとされる『もし本当のロマンスとめぐり逢えたら、きっとこの世界も映画みたいに輝いて見える』という言葉が出てきますが、お客様にロマンチックで輝いてみえる、幸福な一時を感じて頂けるような作品にしたいと思っています。坂口さんは演じられている健司と同じように穏やかで芯のある方で、力を合わせて、お客様の心を揺さぶるような作品になるよう頑張ります。
坂口健太郎コメント
台本を読んで、美雪と健司の愛の形に心を奪われ、心の繋がりの強さに気づかされました。とってもロマンチックで、キュートな映像が撮れていると思うので楽しみにしていてください。綾瀬さんは撮影に入った当初は、現場を楽しくゆったりと泳いでいるような印象を受けましたが、お芝居をしていく中で柔らかい雰囲気の中にすごくしっかりとした芯があって、それが役をより魅力的にしているのだと感じました。
武内英樹監督コメント
本作は、モノクロ映画の中から主人公のお姫様が突然現実世界にやってくる、という設定のため、いかにリアリティを持たせるか、子供っぽくならないよう、大人の演出を心がけています。綾瀬さんには、上品で大人っぽい女性を演じて欲しいと思っています。今までの作品の中で、一番美しい綾瀬はるかを撮りたい、気高くて大人な魅力を出したい、と思って撮影に臨んでいます。坂口さんもとても魅力的で、繊細な演技もさることながら、コメディのセンスがものすごくあると思います。今まで見たことにない、坂口さんの新しい魅力を、新鮮に感じてもらえると思います。二人共とてもピュアながら表現のベクトルが違うので、それぞれが際立ち、二人のマッチングも非常に良いと思います。物語前半の楽しい部分と後半の純粋なラブストーリー部分のギャップがしっかり出て立体的になり、見ている方もびっくりするような展開を味わうことができると思っています。1回で2本映画を観たような、違う種類の映画が不思議と混ざり合って、ラストは感動して劇場を出られるような、そんな作品になると確信しています。
作品の成り立ち/企画:稲葉直人
漫画や小説の映画化がとても多くなっていますが、もっと映画のためだけに作られた、映像表現ならではの楽しみが詰め込まれた物語があっていいじゃないかと思い、この物語を考えました。この企画は9年間あたためてきたものですが、キャスティングについては、以前『ハッピーフライト』で綾瀬さんとご一緒して以来、コメディからシリアスまで幅のある演技ができる、女優としてとても魅力的な方だと思っていました。相手役の青年はずっと探していたのですが、『ヒロイン失格』で坂口さんを見て「この人しかいない」と思いました。正式にオファーする前から二人でアテ書きでして脚本を作ってきたので、まさに理想の組合せが実現したことになります。
モノクロの映画の中から現れたお姫様が、初めて色のついた世界を体験するという設定に合わせて、衣装や風景など、カラフルな色調を心がけています。綾瀬さんには『ローマの休日』のオードリー・ヘプバーンのような上品なイメージでドレスから普段着まで25パターンの衣装を着替えるなど、見た目にも楽しい作品に仕上がると思います。
大人の女性が見られる恋愛映画はあまり見当たらない中、女性、そして男性も一緒にこの映画を見て、やっぱり映画っていいなあという気持ちになってもらえたらと思っています。
(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】