EXILE TRIBE楽曲の映画化企画、全作品キャスト発表 AKIRA・岩田剛典・Amiら集結
2017.04.10 04:00
views
EXILEらが所属するLDH JAPANと、ショートフィルムの総合ブランド「ShortShorts」によるコラボ企画「CINEMA FIGHTERS」で制作する全作品の情報が10日、解禁。すでに発表されている作品『パラレルワールド』(出演:山田孝之、石井杏奈)ほか、EXILE AKIRA、岩田剛典、E-girls Amiなど、各作品のキャストも発表された。
同企画は、数々のメジャーアーティストの作詞を手がける小竹正人氏の世界観を具現化する音楽と映像の新プロジェクト。今回情報が出揃った6作品は、6月1日から6月25日に行われるショートショート フィルムフェスティバル&アジア (略称:SSFF&ASIA)にてプレミアム上映する。
すでに、三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの楽曲「Unfair World」を映画化した『パラレルワールド』の制作は発表済み。山田孝之と石井杏奈が初共演することも明かされた。
今回発表されたのは、以下5作品。
【ストーリー】
キモチラボ。そこは人々の感情を解放するクリニック。 エキスを操る天才ブレンダーのマイスター。 訳あって彼の助手を務めるシュンは、 ある日訪れた無表情の美少女・リンに一目惚れ。 マイスターの手引きの元、何とか彼女の笑顔を引き出そうと 悪戦苦闘するが、シュンはリンの秘密を知ってしまい……。
【AKIRAコメント】
短い時間の中でストーリーが展開するので、監督やキャラクターの人物像など、それぞれのカラーが出やすいことや、説明の描写を多く描かなくても五感をフルにはたらかせて楽しめるところがショートフィルムの魅力かと思います。小竹正人さんが作詞を手掛けた「白雪姫」(Flower)という切なさや恋愛をストレートに感じられる素敵な楽曲とA.T.監督が描く作品の化学反応にご期待ください。
【A.T.監督コメント】
楽曲「白雪姫」で描かれているヒロインは、見慣れている美しく きらびやかな世界ではありません。 凍てつく寒さの中で大輪を咲かせようと、耐え忍び時を待つという 新しい見え方。「つぼみ」→「開花」を感情の起爆に置き換え、現代人が不得意とする Face to faceのコミュニケーションの根幹を描きたいと考えました。 人と人とが最も幸福に感じる瞬間、行為とは… 答えは作品にあります。
【ストーリー】
今とはほど遠くない近未来。ロクと深雪は深い愛で結ばれた20代の夫婦。不治の病に罹ったロクをコールドスリープカプセルで冷凍保存し、新薬の開発を待つことを決意する深雪。10年後には治療薬が開発されるという主治医の言葉を信じて。しかし目覚めたロクの目に飛び込んだのは、年老いた深雪の姿だった。50年間待ち続けた妻と、50年待たせてしまった夫。二人の長い愛情の軌跡を描いたSFラブストーリー。
【萩原健太郎監督コメント】
曲の歌詞は素敵だと思うのだけど、まるで自分とは程遠い別の世界の話のように思えていました。 僕の中でリアリティが伴わないんです。本当の世界はもっと苦しく、痛みで満ち溢れているのに。それなら歌詞のその裏を描く事で、Snowmanはより輝きを増すのではないか。苦しみがあるから人は輝き、物語は始まる。痛みがあるから想いは降り積もり、Snowmanは出来上がるのだから。
【ストーリー】
真っ黒な服に真っ黒な食べ物…。色を失ってしまった世界で、小さな洋服屋を営む女性、由衣(Ami)。店には黒い服だけを置いているが、由衣は秘密の仕事部屋で、人知れず自分の好きなカラフルな洋服を作っている。謎の放浪画家(鹿賀丈史)との出会いをきっかけに、由衣は外の世界に向かって、それまで隠してきたありのままの自分の「色」を表現しようと試みる。
【Amiコメント】
「ドレスを脱いだシンデレラ」がこんなふうに表現されるとは想像していなかったので、びっくりしました。曲自体は恋心を歌っているのですが、今回のこの作品はもっと根本にあるもの、生きていく上でずっと課題になる問題をテーマにしています。この歌がこんなに大きな意味を持つとは、驚きと新たな発見で嬉しかったです。撮影は、自分の知らなかった自分に出会う事の出来た3日間でした。短い分数のなかに、大切なことがギュッと込められていて、短時間で全てを把握できる、ショートフィルムに魅力を感じました。
【齋藤俊道監督コメント】
『ドレスを脱いだシンデレラ』の歌詞を起点として、そこからいかに発想を膨らませ、魅力的な物語に仕上げるか、というのがこの企画の難しいところでもあり、面白いところでもありました。結果的に、自分にとって新しいコンセプトやスタイルに到達することができたと思います。この映画が、一人でも多くの人に前向きな力を与えられるよう願っています。
【ストーリー】
遠く離れた場所から互いを想っていたはずの二人は、ある冬の日、待ち合わせの場所に向かうため列車に乗り込んだ。その旅の途中、不意に彼女から告白めいたメールが届き、それきり連絡が途絶えてしまう。「私、あなたに話したいことがある」そのメールに込められた意味とは…。ずっと出会うことのない登場人物たちのモノローグで綴られる、男女の心の奥底を問う、痛く儚い愛の物語。
【常盤司郎監督コメント】
花火を見上げる自分を想像するとき、打ち上がっている花火よりその隣にいる 誰かを想像してしまう事がある。この楽曲を聴いたときにも、そんな感覚が湧きあがり、同時に男女の恋愛に真正面から向き合ってみたくなった。こうして 生まれた物語は登場人物たちを自分自身さえ想像していなかった“終着の場所”へ向かわせることになった。そういえば、花火を見終えた後の何ともいえない寂しさは、映画づくりとどこか似てるな…とクランクアップの日に、ふと思った。
【ストーリー】
未曾有の大寒波“ディープフリーズ”に襲われ、終焉を間近にした地球。名前も知らない女性に恋をしたギタリストのアサヒは、氷河期を迎えた東京を彷徨っていた。その人の為に作ったスワンソング(人生最期の曲)を聴いてもらうために。何の当てもなく無謀としか思えない旅だったが、ついに探している女性の親友・ウミと巡り会う。アサヒの想いを届けるため、二人は深い雪に覆われた無人の街を、一歩ずつ進んでいく。
【岩田剛典コメント】
初挑戦となるショートフィルムの撮影でしたが、短い時間の中でストーリーが完結するところがショートフィルムの魅力だと思います。『スワンソング』は、荒廃した近未来がテーマで地球が終わってしまう直前のラブストーリーを描いた作品ですが、その中で恋愛感情を抱き、そこから支えあっていくさまが表現された作品になりました。1カット1カットが命のようなもので、それを積み重ねていく作業を続けた3日間の撮影はタイトなスケジュールだったけれど濃厚で充実していました。
【落合賢監督コメント】
「会えないかもしれない理想のヒト」を追い求め続けるべきか、それとも「欠点も多いが側にいてくれる現実のヒト」と一緒に歩んで行くべきか?そんな疑問を問いかける映画にしたい、というインスピレーションを「Heavenly White」の歌詞から受け、メロディーから、氷河期に襲われた東京が脳裏に浮かび上がった。世界の終わり、あなたなら誰と過ごしますか?(modelpress編集部)
すでに、三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの楽曲「Unfair World」を映画化した『パラレルワールド』の制作は発表済み。山田孝之と石井杏奈が初共演することも明かされた。
今回発表されたのは、以下5作品。
目次
『キモチラボの解法』/楽曲:Flower「白雪姫」
Flowerの「白雪姫」を映像化した作品。A.T.監督のもと、AKIRA、小林喜日、駒井蓮、水崎綾女が出演する。【ストーリー】
キモチラボ。そこは人々の感情を解放するクリニック。 エキスを操る天才ブレンダーのマイスター。 訳あって彼の助手を務めるシュンは、 ある日訪れた無表情の美少女・リンに一目惚れ。 マイスターの手引きの元、何とか彼女の笑顔を引き出そうと 悪戦苦闘するが、シュンはリンの秘密を知ってしまい……。
【AKIRAコメント】
短い時間の中でストーリーが展開するので、監督やキャラクターの人物像など、それぞれのカラーが出やすいことや、説明の描写を多く描かなくても五感をフルにはたらかせて楽しめるところがショートフィルムの魅力かと思います。小竹正人さんが作詞を手掛けた「白雪姫」(Flower)という切なさや恋愛をストレートに感じられる素敵な楽曲とA.T.監督が描く作品の化学反応にご期待ください。
【A.T.監督コメント】
楽曲「白雪姫」で描かれているヒロインは、見慣れている美しく きらびやかな世界ではありません。 凍てつく寒さの中で大輪を咲かせようと、耐え忍び時を待つという 新しい見え方。「つぼみ」→「開花」を感情の起爆に置き換え、現代人が不得意とする Face to faceのコミュニケーションの根幹を描きたいと考えました。 人と人とが最も幸福に感じる瞬間、行為とは… 答えは作品にあります。
『Snowman』/楽曲:E-girls「Mr.Snowman」
E-girlsの「Mr.Snowman」を映像化した作品。萩原健太郎監督のもと、倍賞美津子、鈴木伸之、藤井美菜、村井國夫が出演する。【ストーリー】
今とはほど遠くない近未来。ロクと深雪は深い愛で結ばれた20代の夫婦。不治の病に罹ったロクをコールドスリープカプセルで冷凍保存し、新薬の開発を待つことを決意する深雪。10年後には治療薬が開発されるという主治医の言葉を信じて。しかし目覚めたロクの目に飛び込んだのは、年老いた深雪の姿だった。50年間待ち続けた妻と、50年待たせてしまった夫。二人の長い愛情の軌跡を描いたSFラブストーリー。
【萩原健太郎監督コメント】
曲の歌詞は素敵だと思うのだけど、まるで自分とは程遠い別の世界の話のように思えていました。 僕の中でリアリティが伴わないんです。本当の世界はもっと苦しく、痛みで満ち溢れているのに。それなら歌詞のその裏を描く事で、Snowmanはより輝きを増すのではないか。苦しみがあるから人は輝き、物語は始まる。痛みがあるから想いは降り積もり、Snowmanは出来上がるのだから。
『色のない洋服店』/楽曲:Dream Ami「ドレスを脱いだシンデレラ」
Dream Amiの「ドレスを脱いだシンデレラ」を映像化した作品。齋藤俊道監督のもと、Ami、鹿賀丈史が出演する。【ストーリー】
真っ黒な服に真っ黒な食べ物…。色を失ってしまった世界で、小さな洋服屋を営む女性、由衣(Ami)。店には黒い服だけを置いているが、由衣は秘密の仕事部屋で、人知れず自分の好きなカラフルな洋服を作っている。謎の放浪画家(鹿賀丈史)との出会いをきっかけに、由衣は外の世界に向かって、それまで隠してきたありのままの自分の「色」を表現しようと試みる。
【Amiコメント】
「ドレスを脱いだシンデレラ」がこんなふうに表現されるとは想像していなかったので、びっくりしました。曲自体は恋心を歌っているのですが、今回のこの作品はもっと根本にあるもの、生きていく上でずっと課題になる問題をテーマにしています。この歌がこんなに大きな意味を持つとは、驚きと新たな発見で嬉しかったです。撮影は、自分の知らなかった自分に出会う事の出来た3日間でした。短い分数のなかに、大切なことがギュッと込められていて、短時間で全てを把握できる、ショートフィルムに魅力を感じました。
【齋藤俊道監督コメント】
『ドレスを脱いだシンデレラ』の歌詞を起点として、そこからいかに発想を膨らませ、魅力的な物語に仕上げるか、というのがこの企画の難しいところでもあり、面白いところでもありました。結果的に、自分にとって新しいコンセプトやスタイルに到達することができたと思います。この映画が、一人でも多くの人に前向きな力を与えられるよう願っています。
『終着の場所』/楽曲:三代目JSB「花火」
三代目 J Soul Brothersの「花火」を映像化した作品。常盤司郎監督のもと、町田啓太、玄理(ヒョンリ)、柳英里紗、古舘寛治が出演する。【ストーリー】
遠く離れた場所から互いを想っていたはずの二人は、ある冬の日、待ち合わせの場所に向かうため列車に乗り込んだ。その旅の途中、不意に彼女から告白めいたメールが届き、それきり連絡が途絶えてしまう。「私、あなたに話したいことがある」そのメールに込められた意味とは…。ずっと出会うことのない登場人物たちのモノローグで綴られる、男女の心の奥底を問う、痛く儚い愛の物語。
【常盤司郎監督コメント】
花火を見上げる自分を想像するとき、打ち上がっている花火よりその隣にいる 誰かを想像してしまう事がある。この楽曲を聴いたときにも、そんな感覚が湧きあがり、同時に男女の恋愛に真正面から向き合ってみたくなった。こうして 生まれた物語は登場人物たちを自分自身さえ想像していなかった“終着の場所”へ向かわせることになった。そういえば、花火を見終えた後の何ともいえない寂しさは、映画づくりとどこか似てるな…とクランクアップの日に、ふと思った。
『SWAN SONG』/楽曲:EXILE「Heavenly White」
EXILEの「Heavenly White」を映像化した作品。落合賢監督のもと、岩田剛典、桜庭ななみが出演する。【ストーリー】
未曾有の大寒波“ディープフリーズ”に襲われ、終焉を間近にした地球。名前も知らない女性に恋をしたギタリストのアサヒは、氷河期を迎えた東京を彷徨っていた。その人の為に作ったスワンソング(人生最期の曲)を聴いてもらうために。何の当てもなく無謀としか思えない旅だったが、ついに探している女性の親友・ウミと巡り会う。アサヒの想いを届けるため、二人は深い雪に覆われた無人の街を、一歩ずつ進んでいく。
【岩田剛典コメント】
初挑戦となるショートフィルムの撮影でしたが、短い時間の中でストーリーが完結するところがショートフィルムの魅力だと思います。『スワンソング』は、荒廃した近未来がテーマで地球が終わってしまう直前のラブストーリーを描いた作品ですが、その中で恋愛感情を抱き、そこから支えあっていくさまが表現された作品になりました。1カット1カットが命のようなもので、それを積み重ねていく作業を続けた3日間の撮影はタイトなスケジュールだったけれど濃厚で充実していました。
【落合賢監督コメント】
「会えないかもしれない理想のヒト」を追い求め続けるべきか、それとも「欠点も多いが側にいてくれる現実のヒト」と一緒に歩んで行くべきか?そんな疑問を問いかける映画にしたい、というインスピレーションを「Heavenly White」の歌詞から受け、メロディーから、氷河期に襲われた東京が脳裏に浮かび上がった。世界の終わり、あなたなら誰と過ごしますか?(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
- AKIRA
- EXILE
- 三代目 J SOUL BROTHERS
- E-girls
- Flower
- Dream
- 岩田剛典
- Ami
- 鈴木伸之
- 町田啓太
- キモチラボの解法
- Snowman
- 色のない洋服店
- 終着の場所
- SWAN SONG