飯豊まりえ、藤田ニコルと“人生唯一の喧嘩”告白
2017.03.12 13:37
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モデルで女優の飯豊まりえが12日、都内で行われた映画「暗黒女子」(4月1日公開)の公開直前トークライブイベントに、耶雲哉治監督、原作者の秋吉理香子氏、平井“ファラオ”光(馬鹿よ貴方は)、坂巻裕哉(マッハスピード豪速球)とともに出席した。
人生で唯一の喧嘩
耶雲監督から「人生で怒ったことが1回もないと言っていた」と証言された飯豊は、真相を聞かれると「怒鳴ったことはないんですけど、唯一、友だち1人だけ喧嘩したことがあります。藤田ニコルちゃん(笑)」と告白。ティーン誌「nicola」でともに専属モデルを務めていた2人は現在もSNSでプライベートの交流を明かすなど仲が良いことでファンの間では知られているが、「お互いに中学生だったので、ちょっとしたことですごい怒ったことを覚えています」と回顧。「にこるんは怒らないで『なんで怒っているの~』って言っていました。(怒ったのは)本当にそれだけです」と語った。
飯豊まりえを絶賛「本当にプロフェッショナル」
清水富美加とW主演する同作は、秋吉氏のミステリー小説を実写映画化したもので、セレブな名門女子高を舞台に、カリスマ女子高生・白石いつみ(飯豊)の謎の死を巡り、彼女をとりまく文学サークルの仲間たちが壮絶なダマし合いを繰り広げる。飯豊のみ撮影前に約2週間、監督と演技特訓を行ったそうで、飯豊は「あの時間はめちゃくちゃ怖かったですよ。(監督は)普段は優しいんですけど、その期間は私も気が張っていましたし、できないと悔しくて、弱っちくてすぐ泣いちゃっていました」と明かし、監督も「あれをやったからこそ撮影できました」と満足気。そんな飯豊について秋吉氏は「そんなに苦労されたと思わなくて、(泣いたという)お話を聞く前に試写を見て『完璧!』と思っていたので、泣くほどご苦労されていたんだと聞いてビックリしました。小説もそうなんですけど、努力のあとが見えるのはプロの流儀ではないと思うので、それを微塵も感じさせないまりえちゃんは本当にプロフェッショナルだなと思って、若いのに尊敬してしまいました」と絶賛した。
また、映画「MARS~ただ、君を愛してる~」でコンビを組んでいた飯豊と監督。飯豊は当時を振り返り、「私がすごい甘えちゃっていたんです」と言い、「あのときは泣くシーンが多かったので、泣けばいいと思っていたんですけど、今回は泣くのを堪えないといけなかったので、自分との戦いでした」と話した。
「暗黒日記があります」
本が大好きで、絵本を出したいという飯豊は、秋吉氏に「ミステリーをどう書いているんですか?」と質問。これに秋吉氏は「ミステリーはすごくシンプルな構造で、最後に謎を解くというのが絶対のルールなので、最初からその謎を解くことに集中して書いていけば終わる。その中に主人公の悩みを入れて、最後の謎とともに解決させるとできます」と説明。さらに、すでに書いているという飯豊は「絵本は36ページ以上書かなきゃいけないじゃないですか。言葉を多くしたほうが伝わるのか、シンプルな方が深みが出るのか、ちょっと悩んでいるんですよね」と質問し、秋吉氏から「シンプルな方がストレートに伝わりやすいと思います」とアドバイスをもらうと、納得した表情を浮かべた。
また、ピンときたものはメモをしてネタを集めているという秋吉氏の話を聞いた飯豊は「言葉などをメモしています。暗黒日記があります(笑)」と打ち明け、「絶対口にはしないですけど、ちょっと変なものが浮かんだが、それを捨てるためにメモしています」と説明。「そのときの言葉や感情を振り返ると、今は成長しているから乗り切れるかもしれないとか(思うので)、だから暗黒な部分もメモしています。振り返るの大事だなと思って」と話した。さらに飯豊は「高校生のときに書いていた文がすごく無敵だなって(笑)。高校生って輝かしかったなって思いました。(今は)弱くなったなって思いました」と懐かしんだ。
観客の16歳の女性から「私たち世代にどんな本を勧めたいですか?」と質問された飯豊は「脳科学の本は絶対に読んでおいたほうが、人間関係で役立つって本当に思いました」と力を込め、「私は高校を卒業してから本が大好きになったんです。啓発本も脳科学もテク額の本も面白くて、それで見え方も変わって人と接するのがより楽しくなったし、高校の授業でもあればなと思うくらいだったので、自分に合った脳科学の本を読んでもらいたいなと思いました」とオススメ。「YouTubeなどで脳科学の先生の講義の映像を夜な夜な見ています」と自身も相当ハマっているようだった。(modelpress編集部)
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