佐藤健「なんとしても自分がやりたい」、土屋太鳳は涙「女優として生きていてよかった」初の恋人役で想い溢れる
2017.02.20 17:00
views
俳優の佐藤健と女優の土屋太鳳が恋人役でW主演を務める映画「8年越しの花嫁」(2017年冬公開)の撮影が、バレンタインデーの2月14日にクランクアップを迎えた。
感動の実話を映画化
同作は「YouTube」に投稿された動画をきっかけに、「奇跡の結婚式」「号泣する実話」として話題を呼び、2015年7月に「8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら」として書籍化もされた、実在のカップルに起きた奇跡の実話を映画化。結婚式の直前に病に倒れ意識不明となった花嫁・麻衣と、8年間彼女を待ち続けた新郎・尚志の感動のラブストーリー。クランクアップで万感の想い 土屋太鳳が感涙
物語の舞台となる岡山を中心に、瀬戸内海エリアでオールロケを敢行。約1ヵ月半に及ぶ撮影期間を経て無事撮了を迎えた。クランクアップ当日は、物語のラストシーンの撮影ということもあり、現場は高揚感と達成感に包まれた。瀬々敬久監督から花束を手渡された佐藤と土屋は、それぞれ監督と固い握手を交わし、集まったスタッフ・キャストからは盛大な拍手が沸き起こった。
佐藤は、「(尚志さんは)なかなか僕自身にはない魅力をたくさんお持ちの方だったので、僕の中ですごく演じることが“挑戦”でした」と撮影を振り返り、「ただ、皆さんに訪れた奇跡の数々、そして尚志さんの選ばれた人生、生き方に惹かれ、なんとしてもこの役は自分がやりたいと思いました。自分がどこまでできていたかわかりませんが、なんとかここまでこれたのは皆さんの支えがあったからこそと本当に感謝しています」と作品に込めた思いを語った。土屋へ向け、「なによりも土屋さん、ありがとうございました。また皆さんとご⼀緒できることを願い、日々励んでいきたいと思います」と感謝の思いを伝えた。
土屋は時折涙で言葉を詰まらせながら、「こんな私を信じてくださった、麻衣さん、尚志さん、ご家族のみなさん、そして瀬々監督、スタッフの皆さん、佐藤健さん、キャストの皆さん、本当にたくさん見守っていただいて、お誕生日(2月3日)も祝っていただいて、本当に幸せでした。女優として生きていてよかったなとすごく思いました」と万感の思いを語った。
恋に落ちる出会いのシーンが解禁、コミック化が決定
また、同作の場面写真が解禁。尚志と麻衣が出会い、恋に落ちたシーンの印象的なカットが公開された。さらにこの度、原作のコミック化が決定。漫画家を全国から募集するオーディション企画が実施される。プロ、アマチュア、メジャー、インディーズ問わず、誰でも応募が可能となっており、書籍「8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら」の中から好きなシーンを選び、ネーム(コマ割り、構成案)を描いて提出。グランプリに輝いた作品は、コミック投稿サイト「コミカワ」(comicawa.com)で掲載後、コミックスも発売される。(modelpress編集部)
映画「8年越しの花嫁」あらすじ
結婚を約束した一組のカップル、尚志と麻衣。幸せ絶頂の2人だったが、結婚式の3ヵ月前、突然の病気が麻衣を襲う。一時は⼼肺停止、その後も長い昏睡状態に。いつ目が覚めるかわからない状態に、麻衣の両親からは「もう他にいい人を見つけたら」と言われるが、尚志は諦めず麻衣の側で回復を祈り続ける。その祈りが届いたのか、その後、麻衣は徐々に意識を取り戻すが、そこへ更なる試練が降りかかる。麻衣は、記憶障害により尚志の記憶を失っていたのだった。大きなショックを受けながらも、来る日も来る日も麻衣のもとへ通い続ける尚志。そして、8年の年月が経った頃、ついに2人に奇跡が訪れる――。
【Not Sponsored 記事】