長澤まさみ「思い出したくないくらい」歌声披露の苦労明かす

長澤まさみが“苦戦”

同作は、世界中で“ミニオン”旋風を巻き起こした映画『ミニオンズ』や、興収40億円超えの大ヒット映画『ペット』などを手掛けた、ユニバーサル・スタジオ×イルミネーション・エンターテインメントの黄金タックによる新作アニメーション映画。動物だけが暮らすどこか人間世界と似た世界を舞台に、取り壊し寸前の劇場の支配人バスター・ムーン（声：内村）が、かつての栄光を取り戻すために開催した世界最高の歌のオーディションに参加する動物たちの姿を描く。

我が道を貫くパンクロックなティーンエイジャーのアッシュ（ヤマアラシ）のキャラクターボイスを担当する長澤は、「今回は声優さんと、歌を歌わないといけないということでプレッシャーだったんですけど、思い切り演じられればいいなと思い、自分もパンクロックにキメてみました」と挨拶。劇中では、カーリー・レイ・ジェプセンの『Call Me Maybe』を披露しているが、「発音の先生もいらっしゃって、けっこう厳しく指導してもらって、なかなかOKが出なくて…」と苦労も多かったようで、「英語で歌うにしても、言葉として聞き取れないと理解できないという、そのジャッジが厳しかったので、あまり思い出したくないくらい大変でした（笑）」と苦笑いを浮かべた。

内村光良が絶賛「めちゃくちゃ面白い」

また、出来上がったシーンを見た感想を聞かれると、「恥ずかしいですね。やっぱり歌声は…」と照れる長澤。

そんな長澤の歌について内村は、「（劇中の）後半に泣きながら『Call Me Maybe』を歌うシーンがあるんですけど、めちゃくちゃ面白いです。すごく上手くて“これじゃ誰も電話しないよ”という歌い方が本当に面白かったです」と絶賛した。

長澤まさみがよく聞く音楽は？

さらに、自身はどんな音楽をよく聞くのか問われると、「まんべんなく音楽は好きですね。今作で言うと、（フランク・）シナトラが好きなので、山寺さんの歌声にとっても感動しました」と目を輝かせてコメント。パンクを歌って1番大変だったことについては、「大きい声でシャウトするところがあるんですけど、そこは大変でしたね。たぶん私が大声を出すイメージがないと思うので、頑張って大きい声を出しました」と笑顔を見せた。

そして、強気で負けず嫌いな反面、女性らしい健気さも持ち合わせるアッシュについては、「彼氏に浮気されて落ち込んでいる可愛い姿もあったりして、たぶん女子は共感して、彼女に感情移入して見てもらえるのかなって思いますね」と吐露。「興奮するとトゲが飛ぶところがすごく可愛くて、ピリッとスパイスの効いた女の子という感じで好きですね」と声を弾ませた。（modelpress編集部）