堺雅人&高畑充希が初共演 大河・朝ドラ主演が年の差夫婦に
2017.02.01 10:49
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俳優の堺雅人と女優の高畑充希が、『ALWAYS三丁目の夕日』シリーズや『永遠の0』『STAND BY ME ドラえもん』『海賊とよばれた男』などを手掛けた山崎貴監督の最新作『DESTINY 鎌倉ものがたり』(12月9日公開)で初めて共演することが分かった。
目次
『DESTINY 鎌倉ものがたり』とは?
今作は、西岸良平氏の「三丁目の夕日」と双壁をなすベストセラー「鎌倉ものがたり」が原作。山崎組初参加となる主演の堺は、今作がNHK大河ドラマ「真田丸」(2016)後、初の撮影作品。戦国武将から一転、鎌倉に住み普段から和装を好み、鉄道模型やプラモデル、骨董収集など多趣味なミステリー小説作家・一色正和を演じる。
そしてNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(2016)で主演を務めていた高畑は、正和(堺)の年の離れた妻・亜紀子役。大河ドラマと朝の連続ドラマの主演2人が夫婦役として初めて共演する。
ほか、堤真一、田中泯、國村隼、薬師丸ひろ子、三浦友和も出演。安藤サクラ、中村玉緒は堺同様、山崎組初参加となった。
堺雅人&高畑充希の役柄は?
自身が演じる正和について、「佇まい、熱中するところ、物腰の柔らかいところ、でも頑固なところなど、山崎監督によく似ているなと思いました。これからの演技の参考にします」と語った堺。対して高畑は「原作の中で、亜紀子が小学生に間違われるというエピソードがあるのですが、私自身も20歳を越えてから小学生みたいだとからかわれたことがあり、亜紀子さんと通ずるものを感じています」と明かした。また、阿部秀司エグゼクティブプロデューサーは、「ファンタジー、ミステリー、アドベンチャー、ラブストーリー、そして感動、エンターテインメントの最高峰になると思います。今から完成が待ち遠しいです」と胸を躍らせている様子。山崎監督も「“本当に大切なもの”についての物語を紡いでいこうと思っています。乞うご期待!」と呼びかけた。
なお、今作は1月23日よりクランクインし、4月中旬にクランクアップ予定。10月末に完成を予定している。(modelpress編集部)
「DESTINY 鎌倉ものがたり」ストーリー
鎌倉に住むミステリー作家・一色正和(堺雅人)のもとに、年若い亜紀子(高畑充希)が嫁いでくる。しかし、この鎌倉という土地、何やらおかしい。そこここに人ならざる者がいるようなのだ。道を歩く正和と亜紀子の前を河童が通り過ぎて心底驚く亜紀子に、正和は、「鎌倉は何千年も昔から妖気が溜りに溜まって、いろいろな怪奇現象が起こるけれどもここでは普通のこと、すぐに慣れる」と言ってのけるのだが…。
一色先生は犯罪研究の腕を買われ、迷宮入りしそうな事件の折には鎌倉警察に協力している。何しろ魔物や幽霊も事件に関係するのだから、鎌倉の事件解決は一筋縄ではいかない。心霊捜査にも精通する一色先生は名探偵でもあった。
ある日、大金持ちの殺人事件の捜査を依頼される一色先生。どうやら人間の仕業ではないようで…。
古都鎌倉、ここは、人間だけでなく幽霊、物の怪、魔物に妖怪、神様、仏様、死神、貧乏神も住んでいる。魔界や黄泉の国のはざまで、生者と死者の様々な思いが交錯する都。鎌倉ビギナー・亜紀子の嫁入りで静かだった正和の生活が大きく変わってくのだった。
堺雅人コメント
「真田丸」以来、1年半ぶりの撮影初日だったので、今日は新鮮な気持ちで臨みました。いただいた台本を読んだ時、作品世界のあまりの豊かさに、なかなか全貌がつかめませんでした。現場で監督の指示をよく聞いて、完成した映像を楽しみにしたいと思います。今日1日撮影してみて、僕の演じる一色は、佇まい、熱中するところ、物腰の柔らかいところ、でも頑固なところなど、山崎監督によく似ているなと思いました。これからの演技の参考にします。
素晴らしいキャスト、スタッフと共に、僕たちなりの「鎌倉」をつくっていければと思っています。どうぞご期待ください。
高畑充希コメント
原作の中で、亜紀子が小学生に間違われるというエピソードがあるのですが、私自身も20歳を越えてから小学生みたいだとからかわれたことがあり、亜紀子さんと通ずるものを感じています。そして、そんなチャーミングな役をいただけたことをとても嬉しく思っています。テンポのよい掛け合いが多いので、先輩の役者さんたちとお芝居が出来ることにワクワクし、とても楽しみです。「とと姉ちゃん」以来、1年半ぶりのクランクインだったのですごく緊張しましたが、全力でタックルしても受け止めてくれそうな堺さんの包容力に、いつしかすっかり安心しきってしまいました。
山崎貴(監督・脚本・VFX)
西岸先生のもう1つの代表作である「鎌倉ものがたり」を映画化できることをとても喜んでいます。この作品にはたくさんの魔物や幻想的な風景を登場させるつもりです。そんな世界をまるで原作から抜け出して来たような堺さん、高畑さんの2人と一緒に心ゆくまで旅をしてこようと思っています。そしてその中で“本当に大切なもの”についての物語を紡いでいこうと思っています。乞うご期待!!
阿部秀司(エグゼクティブプロデューサー)
「鎌倉ものがたり」の映像化に向けて動き出したのは、2011年。ちょうど「ALWAYS 三丁目の夕日’64」を撮影していた頃でした。昭和とファンタジー、異なる題材ですが、両作に共通しているのは、日本人が普遍的に持っている“懐かしさ”と“町と人の温かみ”だと思っています。今、日本人が待ち望んでいる、この“懐かしさ”をお届けしたいと思っています。昭和の街並みを完全再現した「ALWAYS 三丁目の夕日」から、本作では誰も見たことのないはずなのに、懐かしい日本人の心に残る鎌倉の世界を山崎貴が描き出します。
ファンタジー、ミステリー、アドベンチャー、ラブストーリー、そして感動、エンターテインメントの最高峰になると思います。今から完成が待ち遠しいです。ご期待ください。
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