浅野忠信、アカデミー賞に自信「選ばれていると思っています」窪塚洋介も見どころアピール
2017.01.12 22:57
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俳優の浅野忠信が12日、都内にて開催された映画「沈黙-サイレンス-」(日本公開:1月21日)の記者会見に、共演の窪塚洋介、イッセー尾形と出席。米アカデミー賞への自信を語った。
全米で拡大公開されるなど注目を集めている同作。2月に開催される「第89回アカデミー賞」ノミネーションへの期待が高まっているが、浅野は「アカデミー賞には選ばれると思っています。選ばれているんだと思っています」ときっぱり。「もしこれで選ばれていないということがあるのだとすれば、神様が審査員に余計なことをしゃべっているのでは(笑)」とジョークを飛ばし、会見を盛り上げた。
同作の見所を尋ねられた窪塚は「僕が思うこの映画の見所は、やはり、神が沈黙しているということだと思います」と回答。「自分が、自分自身の心の深奥に入って行って、その答えを見つけなければいけないということがこの作品の一番大切なところです」と力強く言葉にした。
スコセッシ監督の演出に話題が及ぶと、浅野は「オーディションのときですら僕のやることをとても楽しんでくれましたし、そこで僕のやることをじっくり、ちゃんと見てくれました。抑えつけるようなことは一切なかったので、とっても自由に役を楽しむことができました。その中で、自分がそのようにやってよいのだという緊張感を持ってできましたので、そういう意味では『これはなかなか、ほかの監督にはないことだな』と改めて思いました。俳優さんによってはそのように扱ってくれる監督はいるのですが、監督の場合はどの俳優さんにも平等で、楽しんでいてくれていました。そういう中で現場に行くのが毎日、本当に楽しかったです」と振り返った。
窪塚も、スコセッシ監督について「現場では王様みたいなのですが、いてくれるだけでこんなに演技がしやすくなる人なのだなと。そこにいてくれているだけで、演出になっているといいますか。自分の姿が2倍にも3倍にも見える鏡のような。自分が大きな素晴らしい役者になったような気分にさせてくれる監督さんでした」と回顧。続けて、「そんな監督さんに『ニューヨークに来たら、うちにおいでよ』と2回も言っていただきました。この間、初めてニューヨークに行ったときに、マネージャーにメールをしたのですが、それはスルーされました」と付け足し、笑いを誘った。(modelpress編集部)
アカデミー賞期待の映画
同作は、マーティン・スコセッシ監督が遠藤周作の「沈黙」を完全映画化した歴史大作。17世紀江戸初期、激しいキリシタン弾圧下の長崎を舞台に、棄教したとされる師の真実を確かめるために日本を訪れた宣教師の目を通して、人間にとって本当に大切なものとは何かを描く。日本からは浅野、窪塚、イッセー尾形のほか、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮、笈田ヨシら実力派俳優が出演している。同作の見所を尋ねられた窪塚は「僕が思うこの映画の見所は、やはり、神が沈黙しているということだと思います」と回答。「自分が、自分自身の心の深奥に入って行って、その答えを見つけなければいけないということがこの作品の一番大切なところです」と力強く言葉にした。
スコセッシ監督の演出に話題が及ぶと、浅野は「オーディションのときですら僕のやることをとても楽しんでくれましたし、そこで僕のやることをじっくり、ちゃんと見てくれました。抑えつけるようなことは一切なかったので、とっても自由に役を楽しむことができました。その中で、自分がそのようにやってよいのだという緊張感を持ってできましたので、そういう意味では『これはなかなか、ほかの監督にはないことだな』と改めて思いました。俳優さんによってはそのように扱ってくれる監督はいるのですが、監督の場合はどの俳優さんにも平等で、楽しんでいてくれていました。そういう中で現場に行くのが毎日、本当に楽しかったです」と振り返った。
窪塚も、スコセッシ監督について「現場では王様みたいなのですが、いてくれるだけでこんなに演技がしやすくなる人なのだなと。そこにいてくれているだけで、演出になっているといいますか。自分の姿が2倍にも3倍にも見える鏡のような。自分が大きな素晴らしい役者になったような気分にさせてくれる監督さんでした」と回顧。続けて、「そんな監督さんに『ニューヨークに来たら、うちにおいでよ』と2回も言っていただきました。この間、初めてニューヨークに行ったときに、マネージャーにメールをしたのですが、それはスルーされました」と付け足し、笑いを誘った。(modelpress編集部)
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