(左から)池田エライザ、間宮祥太朗、土屋太鳳、高杉真宙、矢本悠馬(C)2017「トリガール!」製作委員会

土屋太鳳「まだ飛んでいたい」間宮祥太朗・高杉真宙らとクランクアップに感無量<コメント到着>

2016.11.25 06:00

女優の土屋太鳳が主演を務める映画「トリガール!」(2017年9月公開)が、先日クランクアップアップを迎えた。土屋をはじめ、共演者からもコメントが到着した。

  

空飛ぶ青春ラブコメ「トリガール!」

映画「ヒロイン失格』」の英勉監督が作家・中村航氏の同名小説を映画化した同作は、理系大学で「鳥人間コンテスト」を目指す人力飛行サークル「T.B.T」に入会した主人公・鳥山ゆきな(土屋)の青春を描くラブコメディー。劇中のサークル活動同様に、撮影の合間などに写真を撮りあうなどして絆を深めたフレッシュなキャスト陣のパワー溢れる作品となった。

(左から)池田エライザ、間宮祥太朗、土屋太鳳、高杉真宙、矢本悠馬(C)2017「トリガール!」製作委員会

土屋太鳳のクランクアップに拍手

土屋の最終日は、「鳥人間コンテスト2016」で優勝した日大理工学部の船橋キャンバス内にある滑走路で撮影。土屋、間宮祥太朗高杉真宙池田エライザ矢本悠馬などのが集まったため、多くの見学の学生が見学に訪れた。

この日は、土屋、間宮が乗り込んで「テストフライト」のシーン。日が暮れて、スタッフから「土屋太鳳さん以上でクランクアップです!」の声が掛かると、スタッフ・関係者だけでなく、見学者からも拍手が起こった。

土屋太鳳「勝手に続編をつくりたい」

撮影を終え、「本当にしあわせな夏でした。撮影が終わって欲しくない、まだ飛んでいたい、着水したくない!なのに終わってしまって…勝手に続編をつくりたいくらいです」と感慨無量の土屋。

「英監督に私の心は全部見通されていて、その上で、全力で見守っていただきました。英組という翼に乗ったからこそ、私はこの夏を飛べました。この作品に関わる全ての方々に心から感謝を伝えたいですし、この作品に恥じない生き方をしようと思います」と気持ちを新たに、「たくさんの人に観ていただきたい!ゆきなたちと一緒に、心を解き放ってください」とアピールした。

撮影中の様子は?

今作では、“表情豊かな毒舌ツッコミ女子”として新たな魅力を見せた土屋は、人力飛行機のパイロット役としてロードバイクの運転に初挑戦。初心者ながらも高い身体能力を見せつけてスタッフを驚かせることもあった。

また、ヒロインの土屋と年齢が近く、他作で共演した事もあった間宮と高杉は、息のあった演技を披露。コミカルな掛け合いやアドリブなど、キラキラしたシーンの数々を生み出した。

そして、土屋が「カワイイ!」と言葉を漏らすほどキュートな表情での演技をみせた池田。「T.B.T」をまとめあげた矢本は、撮影合間もキャストチームの中心で盛り上げた。(modelpress編集部)

土屋太鳳 コメント

本当にしあわせな夏でした。撮影が終わって欲しくない、まだ飛んでいたい、着水したくない!なのに終わってしまって…勝手に続編をつくりたいくらいです。英監督に私の心は全部見通されていて、その上で、全力で見守っていただきました。英組という翼に乗ったからこそ、私はこの夏を飛べました。この作品に関わる全ての方々に心から感謝を伝えたいですし、この作品に恥じない生き方をしようと思います。そしてぜひ!たくさんの人に観ていただきたい!ゆきなたちと一緒に、心を解き放ってください。
  

間宮祥太朗 コメント

トリガール、無事にクランクアップ致しました。私は坂場大志という役を演じさせていただきました。まず一言、この映画は面白いはずです。自転車で言うなら一番重いギアを全速力で漕いでいるような芝居をみんながしています。実際にそんな撮影もしましたが。撮影はほぼ肉体労働でしたし、台詞は売り言葉と買い言葉のラリーの応酬。とても自由に楽しく過ごさせて頂き幸せでした。それが出来たのも監督と土屋太鳳さんをはじめとする今回のトリガールのチームワークによるものです。鳥人間コンテストも数多くある部署の沢山の人間が一機の機体を飛ばす事、ただ一点に持てる技術と意識を集約しますが、まさにそれ、という感じでトリガールの撮影は行われました。そんな私達のフライトを是非見逃さず、刮目してくだされば幸いです。

高杉真宙 コメント

映画「トリガール!」が無事に撮影終了しました!TBTとみんなと過ごした夏は、本当に楽しい時間でした。英監督との初めてのお仕事に、すごく刺激も頂きました。僕が演じた高橋圭は、あまり大声を出す事がないタイプの子ですが、大声を出すシーンがあったんです。監督から「思い切りやっていい」と言われ、どこまでやっていいかわからなかったので、テストから思い切りやったんです。監督からは「声枯ちゃうよ?」といわれたんですが(笑)そんな風に最初から全力でやれたことがすごく楽しくて「大丈夫です!」って言ってしまったのを覚えてます。それ以来、演技をするとき「やり過ぎだ」って言われない限り、自分の中で「ここまで」って枠を作らないようになりました。「トリガール!」で変われた事が、今の自分の演技にも繋がっています。みんなと力を合わせて「琵琶湖の上を飛ぶ」というひとつの目的に賭ける青春を送った「トリガール!」を、ぜひたくさんの方に観て頂けるとうれしいです。

池田エライザ コメント

私が演じさせていただいた和美はとても人間臭く、暖かく素敵な子だと思います。コミカルでポップな世界の中で、奇数のように割り切れない気持ちでいるにも関わらず、とても透明な気持ちでい続けられる彼女に、少しでも寄り添えるように、私自身和美という女の子を、一番に理解し、愛しながら挑みました。和気藹々とした現場の空気が伝わると思います!
    

矢本悠馬 コメント

控えめに言っても、あの夏は最高に楽しかった。それは、トリガールに参加させて頂けたからといっても過言ではない。現場では日々持ち合わせてるエネルギーを全て使い果たすつもりでパフォーマンスに努めました。台本から飛び出す勢いで自由に演じさせて頂きました。英監督、ありがとうございます。そして、すみませんでした。(笑)どの夏よりも貪欲に働いた印象です。
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