斎藤工、高梨臨の“本気”エピソード明かす「音がこだました」
2016.10.28 23:27
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俳優の斎藤工と、女優の高梨臨が28日、都内で行われた映画「種まく旅人~夢のつぎ木~」(11月5日より全国公開)の舞台挨拶イベントに、岡山県赤磐市マスコットキャラクター・あかいわモモちゃんとともに登壇した。
“桃と“梨”が登壇
冒頭の挨拶で、「右手に桃(モモちゃん)と梨(高梨)がいる状態ですが…」とひと笑い取った斎藤。撮影中のエピソードを聞かれると、高梨と安倍萌生がビンタをし合うシーンを挙げ、「キレイな風景を遠くから眺めていたんですけど、そのビンタの音が山にこだましたんですよね。そこで本気を感じましたね」と振り返った。当の高梨も「(ビンタを当てるのは)本番だけだったんですけど、私がリハーサルを本番だと勘違いして思い切りやったら、思い切り返されて…」と回顧。すると、斎藤は「相手役の安倍さんはデビューなので、この現場はそうなんだと洗礼を受けて、本気でやらないといけないと思ったんでしょうね」と分析し、「なんか昔の映画人みたいでいいですね。なめられたらいけないみたいな感じで」と楽し気に語った。
斎藤工が明かす高梨臨の意外な一面
また、撮影以外のエピソードについても、「高梨さんはお酒との相性がいい方で、スタッフの方たちとお酒を飲む機会が多かったんですけど、ホテルに製氷機がなかったので、僕はお酒を飲まないのでよく分からないんですけど、そのホテルの氷を欲している高梨さんを日々見ていました」と紹介。「フロントに氷をお願いしに行くんですけど、高梨さんばかり氷を頼むので恥ずかしいということで、僕が使いもしない氷を受付の方にお願いしていました」と明かした。
モモちゃんは「都会の水が合わない」?
劇中では、高梨がモモちゃんの中に入って撮影を行ったようで「すごく頭が重くて大変でした」と感想を語ったが、斎藤から「そういう夢のない話をしていいんですかね」とチクリ。MCが、モモちゃんに「高梨が中に入って演技をしてくれどうでした?」と投げかけると、「とても光栄に思います」と斎藤が代弁し、赤磐市から六本木に来た感想についても斎藤が「都会の水は合わない」とコメントして会場を沸かせた。
斎藤工&高梨臨「種をまく旅人~夢のつぎ木~」
同作は、「種まく旅人 みのりの茶」「種まく旅人 くにうみの郷」に続く第1次産業に従事する人々をテーマに描いた「種まく旅人」シリーズ第3弾。岡山県赤磐市で、市役所勤めをしながら実家の畑で桃を育て、亡き兄が接木で作りだした新種の桃“赤磐の夢”を品種登録することを夢見ながらも、女優になる夢を諦めたことに葛藤を抱いている片岡彩音(高梨)と、理想を見失いかけている東京から来た農林水産省の若き官僚の木村治(斎藤)が出会い、ギクシャクしながらも、少しずつ距離を縮めていく2人の姿を描く。(modelpress編集部)
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