野村周平、積極アピールも麻生久美子の手玉に?「ネコっぽくて可愛くて…」
2016.06.08 20:51
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女優の麻生久美子、俳優の野村周平・賀来賢人が8日、都内で行われた映画「森山中教習所」(7月9日公開)のプレミア上映会に、光石研、原作者の真造圭伍氏、豊島圭介監督とともに登壇。豊島監督が「野村も賀来君も2人とも別のタイミングで来て『麻生さんヤバい、麻生さんヤバい』って言っていた」と暴露すると、野村は「だって麻生さんはヤバいでしょ。麻生さんが現場にいるだけで現場の盛り上がりがちょっと違った」と心酔ぶりを回顧。賀来も「麻生さんが僕たちのレベルで遊んでくれるんですよ」と絶賛した。
麻生久美子「こういう現場は初めて」
当の麻生は、野村演じる大学生から恋心を抱かれる役を演じ、「お芝居とはいえ、すごく嬉しかったです。野村さんはネコっぽくて可愛くて、こういう息子がほしいなと思いました」と告白。野村から「息子か…」と突っ込まれると、麻生は「だって年も離れていますしね」とコメントしたが、野村は「関係ないです」と答え会場を沸かせた。さらに、役柄が教習所の教官だったため「(野村と賀来の)2人に教えたり怒ったりできて気持ちよかったです」と嬉しそうに回顧。「お2人(野村・賀来)とも性格がよくて、現場の雰囲気がとてもよかったです。野村さんと監督が友だちみたいだったから、撮影していて楽しくて、こういう現場は初めてだなと思いました」と笑顔を見せた。
また、豊島監督が「(麻生は)いつもあんな感じで手玉に取るんですか」と質問。ここ半年で様々な作品で共演している光石は「スタッフ全員コロコロコロコロ…。そういう人です」と明かした。
野村周平&賀来賢人の「忘れられない人」は?
イベントでは、一生忘れられないひと夏の日を描いた同作にちなみ、登壇者が「忘れられない人」を聞かれる場面も。賀来は「駅で立っていたら、いきなり景色が下がって跪いたんですけど、気が付いたら膝カックンされたんだと思って、振り返ったら全然知らない人だったんです。その人も人間違えをしたみたいで、俺と目が合った瞬間に全力で逃げたんです。インパクトに残っていますね」と回想。野村もいきなり後ろから水筒で殴られたことがあると明かし「それもたぶん人間違えだったんですけど、『本当にごめんね』って謝ってくれた」と振り返った。
「いい距離感を保ったまま撮影ができた」
同作は、ノーテンキな大学生の清高(野村)と、クールなヤクザの轟木(賀来)の同級生2人がとんでもない再会を果たし、ひょんなきっかけで一風変わった教習所「森山中教習所」に通うことになった2人のひと夏の物語を描く。2人の友情を描いた同作で、どのように距離を縮めていったか聞かれた賀来は「元々知っていたんですけど、ちゃんと話したことがなかったんです。今回初めて芝居をすることになったんですけど、あまり話したことがないという設定だったので、変に距離を詰めるというより…」とコメント。続けて野村は「いい距離感を保ったまま撮影ができたので、その距離感がこの映画にも生かされているって感じですね」と語った。(modelpress編集部)
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