河北麻友子、監督が第一印象明かす「失礼ですけど…」
2016.05.25 20:56
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モデルで女優の河北麻友子が25日、都内で行われた映画「白鳥麗子でございます! THE MOVIE」(6月11日より全国公開)の完成披露試写会前の舞台挨拶に、久万真路監督と共に登壇した。
河北麻友子、「役作りは苦労しました」と告白
主演の白鳥麗子役が決まった際の心境を聞かれると「主役ということですごく嬉しかったんですけど、タイトルに名前が入っているのはずごく珍しいと思うんですけど、単順に嬉しかったです」と笑顔を見せ、役作りで工夫したことについては「『おーほほ』が代名詞ということで、本読みのときも全然できなくて監督が頭を抱えていたと思うんですが、現実味の無いキャラクターなので、役作りは苦労しました」と告白。また「松雪(泰子)さんと鈴木保奈美さんもやっていて3代目なんですけど、そういうことは意識せず、なるべく麻友子らしく演じれたらいいなと思いながら、新しい白鳥麗子が誕生したという気持ちで皆さんに見ていただければなと思いながら演じました」と語った。
久万監督「これお嬢様としてあり?」
河北の女優としての印象について久万監督は「お話をいただいたときに、失礼ですけど、河北さんって女優ですかって思ったんです」と打ち明け、「本人とお会いしたときに、実はニューヨークにいらっしゃるときにいろんなワークショップを受けていたという話を聞いて、実はとんでもなく女優心を持っているんだなと知りまして、期待を持って撮影に臨みました」とコメント。さらに「本人も言っていましたが『おーほほ』ができなかったので不安を抱いたままクランクインしました」と明かして河北を笑わせ、「河北さんはリアルお嬢様なので、僕のほうから『これお嬢様としてあり?』と聞いていました。あと2人でよくデヴィ夫人の話をしていました」と回顧。河北は「デヴィ夫人を意識してお芝居をさせていただきました」と明かした。
オススメのシーンは「ウェディングドレス姿」
今回、オススメのシーンを聞かれた河北は「結婚式場のシーンがあって、そこではウェディングドレス姿を見られるので、皆さんに見てほしいなと思います」とアピールし、ウェディングドレスを着た感想を聞かれると「やっぱり気持ちが高まりますね」と笑顔を見せた。さらに、原作者の鈴木由美子先生より「白鳥麗子役を演じてくださる河北さんは、テレビで拝見していて可愛い方だなと思っていましたので適役だと思いました」とメッセージを送られ、河北は「嬉しいです。描いている人に適役だって言っていただけるのが一番嬉しいですね。誰が何を言ってももう大丈夫ですね(笑)」と喜んだ。
人気コミックが20年ぶりに映画化
同作は累計1700万部を超える同名人気コミックが20年ぶりに映画化されたもので、愛する哲也(水野勝)とともに地元の静岡県下田市に帰省した麗子(河北)だったが、下田では白鳥家が関わるリゾート開発が計画され、哲也の父ら地元漁師が反対していて、2人の家は対立関係に…。そんな中、引き放された2人の前に新たな恋のライバルが現れ、麗子は悩み苦しみながらも問題解決に奔走する――というストーリー。(modelpress編集部)
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