岩田剛典&高畑充希が名古屋でトークショー

EXILE岩田剛典の「今まで見たことがないテンション」に高畑充希も癒された!地元凱旋でご当地トーク&理想のデートも<トークショー全文>

2016.05.09 17:23

EXILE兼三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの岩田剛典と女優の高畑充希が8日、名古屋セントラルパークで行われた映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』(6月4日公開)のプレミアムトークショーに出席した。

岩田、高畑の2人がステージに登場すると、会場からは大きな歓声が沸き起こった。名古屋は岩田の出身地ということもあり「おかえりー」と迎えてくれた客席に向かって、「ただいまー!」と笑顔で答えるシーンも。続けて「植物!」という岩田の掛け声に、観客が「図鑑ー!!」と大きな声で返すなど息もぴったり。トークショーでは撮影時の裏話や、恋愛映画らしく理想のデートについて、また岩田のご当地トークなども展開された。

さらに同会場では映画のパネル展・衣装展も開催中。恋の願い事を叶える「恋愛成就箱」には、岩田と高畑が「みんなの願いが叶うように――」と応援メッセージも書き込み、会場を盛り上げていた。以下、トークショー全文。

  
MC:ではまず、この75名のラッキーな皆さんにお一言ずつご挨拶いただけますか?

岩田:EXILE、そして三代目J Soul Brothersの岩田剛典です。今回、樹という役をやらせていただきました。自分にとって初めての主演映画が完成しました。『植物図鑑』は今、お集まりいただいている女性の皆さんに、キュンキュンしていただけるラブストーリーになっていますので、是非ご覧いただけたら嬉しく思います。今日はよろしくお願いします。

高畑:さやか役を演じました高畑充希です。今回のイベントは、とても倍率が高かったということで、そんなラッキーな皆さんにお会いできて私もラッキーです。映画はかなり、にやけてしまうような仕上がりになっておりますので(笑)、ぜひ初日を楽しみに待っていてください。

MC:ありがとうございます。今日は午前中からずっと取材を受けていらっしゃって、ロケにも行ってらしゃったそうですが…。

岩田:朝から、グルメロケに行ってましたね。

MC:グルメロケ?名古屋飯を食べられたんですか?

岩田:そうですね。牛カツ食べて、フルーツサンド食べて、ラーメンとチャーハンも食べて。もうお腹いっぱいです(笑)。

MC:じゃあもう昼食は取られずに、ロケだけという感じですか?

高畑:昼食も食べましたよ(笑)。

岩田:昼食は、肉まん食べて、きしめん食べて、僕なんかアイス饅頭も食べて…。

MC:でも、一体お二人のお腹の中のどこに入っているのか、っていう感じですけどね(笑)。

高畑:もう私、朝ご飯も食べちゃったので。名古屋では、ずっと食べています(笑)。

思わず照れてしまった台詞

MC:さて、私が一番キュンとしたシーンといいますか、初めから心を掴まれてしまったのが、予告篇でも出てくる、お二人が出会うシーンなのですが、あのセリフ、岩田さんはもちろん覚えていますよね。

岩田:えっと…「拾ってくれませんか?噛みません、しつけのできた良い子です」よね(笑)。この台詞だけじゃなくて、本当にこの作品通してですけど、樹という役は決めゼリフみたいなものがすごく多いんです。原作の特性上、しっかりと、その台詞のまま、崩さずに、あのセリフを言わないといけないことが多くて、ある意味そこが一番苦労したかもしれないですね。何だか、あまりに決め台詞っぽく言ってしまうと、あざとくなってしまったり、ストーリーの流れとして、変になってしまうんじゃないのかなっていうことが、自分の中の懸念としてあったので、そこは気をつけていました。

MC:これだけは照れて笑っちゃったとか、言えなかった、とかありますか?

岩田:ほとんどそんな台詞ばかりでしたけどね(笑)。

高畑:入浴剤の台詞じゃない?(笑)

岩田:元気がないさやかに、入浴剤を渡して、「頑張れって入浴剤も言ってるよ」っていうシーンがあるんですけど、理解するのに時間がかかって「ん?これはどういうテンションで言ってるんだろう、この人」と思って。そういうのは色々ありましたね(笑)。

MC:そうですよね。岩田さんがつい照れてしまったくらいですので、ぜひ注目して、観ていただきたいんですが、高畑さんは、こんなイケメンが「拾ってください」って言ったら拾っちゃいますか?

高畑:イケメンだから許されるのかもしれないですけど、でも、みなさん拾っちゃだめです。人は拾っちゃだめです(笑)。私も、私自身はきっと拾わないと思います(笑)。

練習しすぎて左手がパンパンに…

MC:たくさんある見どころの一つとして、岩田さんが料理男子を演じているというところもあると思いますが、オムレツを作るシーンが出てきてますよね。あのシーンを撮るのに丸一日レッスンをしたそうですね。

岩田:そうでしたね。オムレツは家で作った分も含めたら、たぶん100個近く作って練習したんですけど、普段慣れない筋肉を使うせいか、普段からダンスでけっこう身体は鍛えているんですけど、フライパンを持つ左手がパンパンになっちゃって。本番中とか、実はちょっとプルプルしていましたね(笑)。

MC:その100個くらい作ったオムレツは誰が食べたんですか?

岩田:スタッフさんと一緒にいただきました。高畑さんもとても気さくで、差し入れを持ってきてくれたりと、クランクインする前から、役作りの一環でやっている練習会とかにも来ていただいたりしていました。

MC:腕前はどうでしたか?

高畑:どんどん上達していって、オムレツの山がどんどん積み上がっていって。頑張ってるなと思っていました。

MC:でもあんな風に朝ごはんを作ってくれる男性っていいな、と思いますが、高畑さんは自分で作りたいタイプか、作ってあげたいタイプか、どちらですか?

高畑:私は自分で作りたいですね。美味しく食べてくれたらもう、大満足ですけど、でも劇中でお弁当を樹から渡されて、見送られるシーンがあるんですが、「こういうのときめくな」って思ってしまいました。

MC:お弁当は作って渡されてみたいですか?見ていただくと分かるんですけど、樹の作るお弁当、めちゃくちゃ美味しそうですよね。

高畑:一回くらいされてみたいですね。サイズも女子サイズで、栄養バランスも取れていて。完璧超人な感じな樹です(笑)。

MC:岩田さんは、料理に目覚めたりはしなかったんですか?

岩田:撮影期間に入ったら忙しくて作れませんでしたが、撮影期間に入る前は簡単なものですけど、朝ごはんを作っていましたね。でも、撮影していたのはちょうど去年の今ぐらいだったんですが、今はもうすっかりしなくなっちゃいました。

EXILE岩田剛典の「今まで見たことがないテンション」

MC:撮影中も色々あったと思うんですが、個人的には、お二人が休日に出かけて野草を摘みに行くシーンも好きです。撮影中、印象に残っているエピソードはありますか?

高畑:いろいろ面白いことはありましたが、モグラとかですかね。

岩田:カメラが回ってない時に、土手を探索したりするわけです。虫や植物、動物を探したり。何かやれることがないかなって探していたら、たまたま、カサカサカサって草むらが動いて「あ、野ネズミだ!初めて野ネズミ見た!」と思って、追いかけていったんです。そうしたら何かエイリアンみたいな見たことがない生物が出てきたんです。「宇宙人だ!」とか言って、すごく盛り上がっていたんですが、調べてみたら、スタッフさんが「モグラだよ」って。目もまだ開いてない小さいモグラだったんですよね。

MC:高畑さんもご覧になったんですか?

高畑:はい。でも、今まで見たことがないくらい岩田くんがテンション上がっていて、その岩田くんが面白すぎて、私はそっちに目がいってしまって(笑)。なんか本当に小学生みたい、と思って、癒されていました。

MC:そんなテンション上がっちゃったんですか?

岩田:だって、モグラ見たことあります(笑)?普段生活していて、なかなか見れないですよね。

MC:でもそういう発見があるのは『植物図鑑』の撮影ならではですよね。

岩田:そうでしたね、本当に。大自然に囲まれてました。

高畑:自然に囲まれてずっと撮影してました。

理想のデートは?

MC:劇中でお二人がお出かけになるシーンとてもいいですよね。実際、お二人が休日、人気者ですからなかなか人目を気にせず、というのは難しいと思うんですが、誰の目も気にせずに、出かけられるとなったら、どんなところに出かけたいですか?

高畑:温泉に行きたいです。

MC:この地方の温泉って行ったことありますか?

岩田:長島温泉なんかどうですかね。地元だから(笑)。

高畑:師匠(岩田)に聞けばよかった、お願いします。

岩田:ナガシマスパーランドありますよね。あとは下呂温泉。

MC:岩田さん、下呂温泉は行かれたことあるんですか?

岩田:何回もありますよ。もう温泉好きなので、最高ですね。

MC:岩田さんは、どこに出かけたいですか?

岩田:普通に、映画館でデートしてみたいですね。同じポップコーンを頼んで、一個をシェアしながらとか。そういう普通なデートがしてみたいです。

MC:ポップコーンは何味がいいですか?

岩田:塩とキャラメルをこう、半分ずつのタイプですね。なんか、ひねりがなくてすみません(笑)。

ファンは「がんちゃんのにおいが嗅ぎたい」?

高畑充希、岩田剛典
MC:さて、ここパークスクエアに4月26日から、皆さんからの恋の願い事を叶えるために「恋愛成就箱」を設置させていただきました。本当にたくさんのメッセージをいただき、ありがとうございました。今日は特別にみんなの願いが叶うように先ほど岩田さんと高畑さんからなんと応援メッセージを書いていただきました!お二人のメッセージを読んでいただけますか?

岩田:『植物図鑑』を見て下さった全ての方々に、Love,Dream & Happinessが届きますように。

高畑:『植物図鑑』を見た人全てが素敵な恋をひろえますように…

MC:ありがとうございます。皆さんからのたくさんメッセージがありますが、気になるメッセージはありましたか?

高畑:「がんちゃんのにおいが嗅ぎたいです。」って(笑)。

岩田:すごい具体的ですね。どこの匂いなんだろうね(笑)。

MC:岩田さんどうですか?

岩田:そうですね。これ、いいですね。「息子が幸せな家庭を築けますように。母より」

オファーされた時の心境

MC:素敵ですね。ありがとうございます。お二人とも今回が初主演映画ということで、はじめにオファーをいただいた時はどんな気持ちでしたか?

高畑:ついに来たか。って感じでした。主演って私には縁がないものだとなんとなく思っていたんです。でも、若いうちにラブストーリーをやりたいという気持ちもありましたし、主演のプレッシャーもありましたが、実際にやってみたら、いつも通りできてよかったです。

岩田:そうですね。最初にオファーをいただいた時、やらせていただけるということは純粋に嬉しかったです。本当に自分がこうして、主演をやらせていただくということは、グループとしてやらせていただいてからは、夢にも思っていなかったことだったので、「こんなこともあるんだなぁ」と純粋に嬉しかったです。あと、これだけベストセラーとなっていて、たくさんの方に愛されている作品なので、イメージを壊さないように、しっかりと演じないとなっていうプレッシャーは感じていましたね。あとは、本を読んで「これ言えるのかな?」みたいな台詞が多かったので、この役をやることによって、王子様キャラみたいなものが一人歩きしてしまいそうな気がしています。

MC:王子様ですよね?王子様だと思っている方~?

(お客さん皆、手を挙げる!)

岩田:まだ僕のこと知らないですね(笑)。

MC:オファーをいただいた時、誰に一番最初に伝えました?うわー、嬉しいっていうのを。

岩田:両親に連絡しましたね。「こんな話をいただきました」って。でも、そこから動き出すまでにけっこう期間があったので、あまり人には話してなかったですね。オファーをいただいたのが、けっこう前で、撮影もさらに一年~二年くらい前だったので。

MC:待ちに待った公開、ということですね。最後にお一方ずつ、メッセージをいただきたいと思います。

岩田:『植物図鑑』はですね、自分がはじめて、W主演させていただいた作品で、本当に思い入れの強い作品になっています。デートにも最適です。そして、王道なラブストーリーなので、若い方だけではなく、ご夫婦や、大切な人などと見ていただいてもいいですし、友だちと見ていただいてもいい映画だと思います。「面白かった」、「感動した」と思ってくれたら、広めていただければと思います。今日は短い時間でしたが、ありがとうございました。

高畑:撮影していた時の感覚よりももっと、でき上がりが、温かい映画になっていて、「人と住むっていいな」、「人といるってやっぱりいいな」って、しみじみ思います。派手さはあまりないかもしれないですけど、じわじわ、「やっぱり恋をするってこんな感じなんだな」って、きゅんきゅんしちゃうような。好きな人に会いたかったりとか、好きな人がほしくなったりとか、恋したくなるような映画になっていると思います。なので、大切な人と見て欲しいし、よかったなって思ったら、広げていってほしいです。よろしくお願いいたします。

ストーリー

同作は『阪急電車』『図書館戦争』など、数多くの作品が映像化されているベストセラー作家・有川浩氏の累計100万部を超える恋愛小説を実写化。全てが思うようにならないOL(高畑)が家の前で倒れていた青年(岩田)と出会い、成り行きで風変わりな同居生活を続けるうちに心を通わせていくさまを描く。

「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか?噛みません、しつけのできた良い子です。」何のとりえもない普通のOL・さやかの目の前に、ある晩、現れたのは行き倒れた青年・樹。思いもよらない出会いから突然始まった、2人の「半年」という期限付きの同居生活。しかし、名前と、野草に詳しいこと以外は、謎に包まれた樹。「彼氏じゃないんだよね…?」知らない世界を優しく教えてくれる樹と、毎日過ごすうちに、積もっていく「好き―」という気持ち。けれども、彼には、ある秘密があった―。恋を知り、傷つき、もがきながら、少しずつ変わっていくさやか。樹の抱えた秘密と彼の本当の想いとは?やがて、二人の恋の行方は、驚きの感動のラストへ―。

(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】

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