古川雄輝、神木隆之介のトークに大歓声(C)2015「太陽」製作委員会

神木隆之介×古川雄輝の見つめ合いトークに黄色い歓声&悲鳴

2016.03.07 22:11

俳優の神木隆之介古川雄輝らが7日、都内で行われた映画「太陽」(4月23日公開)の完成披露試写会に、門脇麦、古館寛治、原作・脚本の前川知大氏、監督・脚本の入江悠氏と登壇。キャストが姿を見せると、司会者の言葉も聞こえないほどの黄色い声援に包まれた。

  

神木隆之介&古川雄輝の一挙手一投足に歓声

撮影はかなり過酷だったようで、撮影中の苦労を尋ねられた神木は「ホントに寒かった!」という言葉を連発。「真冬の秩父で、古川くんとのシーンは特にダムが近くにある水辺で…本当に寒かったです!」と述懐した。

しかし、古川から「神木くんは『寒かった!』と言ってましたが、1番寒くなさそうで、ベンチコートも脱いでて…」と証言されると、「冷めるとすっごい寒かったよ!」と苦笑い。時折見つめ合いながら壇上で会話を繰り広げた2人には、会場からは悲鳴にも似た歓声が送られていた。

神木隆之介(C)2015「太陽」製作委員会
古川雄輝(C)2015「太陽」製作委員会

門脇麦「完成した映画を見たらコロコロ」

一方門脇は、寒さの上に睡眠不足も重なったと告白。「そうなると人間、食欲が増すようで、いつもの倍くらい食べてコロコロになりました(苦笑)。生命の危機を感じて食べ続け…完成した映画を見たらコロコロでびっくりしました」と振り返った。

(左から)古舘寛治、古川雄輝、神木隆之介、門脇麦、前川知大氏、入江悠監督(C)2015「太陽」製作委員会

“生きること”を問う近未来ストーリー

前川氏が率いる劇団イキウメの舞台を、『SR サイタマノラッパー』シリーズ、『ジョーカー・ゲーム』を手がけた入江監督が実写映画化した同作。夜にしか生きられない進化した人類・ノクスと、太陽の下で貧しく暮らす旧人類・キュリオの間で起こる対立と融和を通して“生きること”の意味を問う近未来ストーリーとなっている。

神木は「僕も台本を読んでわからないことがいっぱいだったけど、“わからない”ということも大事なことだなと思いました。1人ひとり、別の観点で見られて、自分の中でゆっくり育っていく作品です」とアピール。続けて門脇が「入口はSFですが、人間の性(さが)、隠したいけど隠し切れないものが出てくる人間観察記です。見終わって苦しい気持ちになるかもしれないけど、持ち帰って、じっくり感じてください」と呼びかけると、会場は温かい拍手に包まれた。(modelpress編集部)

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