川栄李奈「デスノート」続編で“史上最悪”の狂気発揮 可愛さとのギャップ
2016.02.24 05:00
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女優の川栄李奈が、映画「デスノート 2016」(2016年秋公開)に出演することが24日明かされた。昨年8月にAKB48を卒業後、舞台「AZUMI 幕末編」で主演を務め、「ヒガンバナ~警視庁捜査七課」(日本テレビ)、「東京センチメンタル」(テレビ東京)、さらには4月からスタートするNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」への出演など“女優”として頭角を現す川栄が、東出昌大・池松壮亮・菅田将暉と相まみえる。
「デスノート」誕生から10年、究極の頭脳戦再び
2003年、「週刊少年ジャンプ」にて読み切りが掲載、同年12月から2006年5月まで連載され日本国内累計発行部数3000万部を誇る人気コミック「デスノート」は、名前を書いた人間を死なせることができるという死神のノート「デスノート」を使って犯罪者を抹殺し、理想の世界を作り上げようとする夜神月(ヤガミ・ライト)と、世界一の名探偵・Lたちによる頭脳戦を描いた作品。2006年には藤原竜也、松山ケンイチらを迎えた実写映画「DEATH NOTE」、「DEATH NOTE the Last name」が二部作で公開。2015年には窪田正孝、山崎賢人らが主要キャラクターを演じ、連続ドラマ化された。今作の舞台は、月とLの死から10年を経た世界。原作に存在しながらも未だ使われていなかった“人間界で同時に存在していいノートは6冊まで”という「6冊ルール」を採用して「デスノート」をめぐる究極の頭脳戦を繰り広げる。
川栄李奈が“史上最悪のデスノート所有者”に
今回、一見渋谷にいる普通の女の子だが、藤原が演じたキラ(夜神月)とは真逆に思想を持たず無差別殺人を行う“史上最悪のデスノート所有者”青井さくらを演じるにあたり、「こういう役はやったことがなかったので、すごくやってみたかったし、今回新しい挑戦をさせていただいて、とても嬉しい」と新境地への期待と喜びを告白。「自分がデスノートを拾ったらどうなるんだろうとワクワクしながらも、周りで多くの人が死んでいくので不思議な感じ」と率直な心境も打ち明け、「過去の作品は、どのようなラストになるのかワクワクしながら見ていたので、そのワクワクがこの作品でも感じていただけると思います」とアピールした。サイコな役は「まさにハマり役」
佐藤貴博プロデューサーは、「アイドルとしてステージでまぶしいほどの輝きを放ちながら、ドラマではアイドルの輝きを消して、その役柄の空気をキチンと纏うことができる俳優だと思っていましたので、今回の大きなギャップを持つキャラクターはまさにハマり役だと思いました」と起用理由を明かし、「大群衆を恐怖に陥れる際に見せる笑顔は、『恐ろしくて可愛い』強烈なインパクトを残してくれています」と太鼓判。また、佐藤信介監督は「デスノートで人を殺すと言っても、それは文字を書くという日常的な行為。しかし、その表情やムードでサイコな雰囲気を醸し、さらに川栄さんの真逆な見た目と性格が、一層それを際立たせました。本作の非常に大きな見所のシーンとなりました」と語った。(modelpress編集部)川栄李奈コメント
こういう役はやったことがなかったので、すごくやってみたかったし、今回新しい挑戦をさせていただいて、とても嬉しいです。自分がデスノートを拾ったらどうなるんだろうとワクワクしながらも、周りで多くの人が死んでいくので不思議な感じですが、普通の女の子を意識して演じさせていただきました。私も好奇心旺盛なので、そこは(青井さくらと)似ていると思います。過去の作品は、どのようなラストになるのかワクワクしながら見ていたので、そのワクワクがこの作品でも感じていただけると思います。とても楽しみです。
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