橋本環奈「重圧が沢山ある中…」
2016.02.04 11:59
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アイドルグループ・Rev.from DVL(レヴ・フロム・ディーブイエル)の橋本環奈が3日、都内で行われた初主演映画「セーラー服と機関銃 -卒業-」(3月5日公開)の完成披露試写会に、共演の長谷川博己、武田鉄矢、大野拓朗、宇野祥平、前田弘二監督と登壇。撮影を振り返り、女優としての成長を誓った。
今作で主演をつとめ、主題歌も担当した橋本は「この映画をきっかけに芯のある女優さんになっていきたいと思いますし、演技も歌ももっともっと頑張っていきたいです」と決意。その一方で「この映画の製作発表を行ったのが2015年の6月23日。そこから約8ヶ月、あの時手元にあったのは未完の台本でした。それから多くの方に喜んでいただける作品を作ろうという思いでやって来ました」と切り出し、「会見でプレッシャーを封印すると言いましたが、重圧が沢山ある中、そううまくはいきませんでした」と告白した。
18歳、高校3年生の星泉(橋本)には、組員わずか4名の弱小ヤクザ・目高組の組長という驚きの過去があった。伯父を殺した敵を機関銃で襲撃する大事件を起こしたあと、組は解散。いまは、シャッター商店街の中で「メダカカフェ」を経営し、「組長」あらため「店長」として活躍し、卒業を間近に普通の女子高生としての日常を取り戻していた。そんなある日、ニセモデル詐欺に巻き込まれた友達の相談から、泉の周辺には、ふたたび危ない影が忍び寄る。(modelpress編集部)
共演者・監督たちへの感謝
共演者たちに向けて「皆さんから沢山の勇気をいただき、どう臨んでいけばいいのか教えてくれたのが、監督・共演者の皆さんでした。前田監督は時に厳しく、時に優しく、色々と指導してくださいました。長谷川さんは月永(役名)そのもので、撮影初日からその迫力に魅了されました。大野さんと宇野さんとは真剣勝負のアドリブのシーンをやらせていただき、少し重圧から解放されました。武田さんはいるだけで空気が変わりました。境地に達した俳優さんはこういうものだというのを感じさせていただきました」と溢れんばかりの思いを語り、「この作品に携われたことは私の財産です。この映画に関わってくださったキャスト、スタッフの皆様、そして応援して下さる方々に御礼申し上げます。そして、本日も福岡から来てくれているのですが、陰ながら支えてくれる両親と家族にも改めて御礼を言いたいと思います。本当にありがとうございます」と感謝を伝えた。撮影中のエピソード
年上ばかりの共演者の印象を聞かれた橋本は「武田さんとはちょうど50歳離れていることを先ほど知って、驚きました。皆さんいるだけで存在感の凄い方たちばかりだったのですが、その迫力に負けないように、全力でぶつかっていきました」と組長らしいたくましさをのぞかせ回答。また、1ヶ月間住み込んで臨んだ高崎ロケでの思い出を聞かれると「高崎を満喫しました。(名産の)ダルマに目入れをしたりして一時期7体に囲まれて一緒に寝たりしていました」と微笑ましいエピソードも披露した。サプライズで誕生日を祝福
イベントでは、この日、17歳の誕生日を迎えた橋本に対して、登壇者と会場からサプライズで誕生日をお祝いする場面も。機関銃をかたどったケーキが運ばれ観客から「組長!お誕生日おめでとう!!」という掛け声がかけられると、「誕生日なんて気づいていなかった。こんなに大勢の方に祝われるのは初めてなのでとてもうれしいです!」と笑顔を咲かせた。名作を再び映画化
同作は、赤川次郎のシリーズ累計260万部超のメガヒット原作をもとに、1982年に一大ブームを巻き起こし、邦画興収第1位(47億円)を記録した角川映画の代表作「セーラー服と機関銃」(監督:相米慎二/主演:薬師丸ひろ子)のその後を描いた作品。18歳、高校3年生の星泉(橋本)には、組員わずか4名の弱小ヤクザ・目高組の組長という驚きの過去があった。伯父を殺した敵を機関銃で襲撃する大事件を起こしたあと、組は解散。いまは、シャッター商店街の中で「メダカカフェ」を経営し、「組長」あらため「店長」として活躍し、卒業を間近に普通の女子高生としての日常を取り戻していた。そんなある日、ニセモデル詐欺に巻き込まれた友達の相談から、泉の周辺には、ふたたび危ない影が忍び寄る。(modelpress編集部)
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