NEWS加藤シゲアキ「愛してくれていて、嬉しかった」
2016.01.19 12:18
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NEWSの加藤シゲアキが18日、都内で行われた自身が原作を手がけた映画「ピンクとグレー」(公開中)のトークイベントに行定勲監督と「ホタルノヒカリ」などの代表作を持つ漫画家のひうらさとる氏と登壇。イベントでは、漫画家、小説家、映画監督という異なる職種で活躍する3人が創作活動について、また、原作の映像化について、それぞれの目線からトークを交わした。
同作は、累計発行部数40万部を突破した芸能界の嘘とリアルを加藤が描いた問題作を、映画初主演となるHey! Say! JUMPの中島裕翔を迎え、「GO」「世界の中心で、愛をさけぶ」の行定監督が映画化。芸能界を舞台に“成功と挫折”それぞれの道を歩む、幼なじみ2人の友情や葛藤、儚く切ない人生の青春ストーリーを描く。話題作とあって、その反響について加藤は、まだ実感がないとしながらも「周りから『(映画を)観て来たよ』とよく言われます。昨日ジムに行ったんですが、トレーナーさんも映画を渋谷で観てくれたみたいで、『満席だったから、予約しといて良かったよ!原作も読みたくなった!』と言ってくれて嬉しい限りですね」と笑顔を見せた。
自身の作品が映画化される心境については「初めて試写で作品を観た時、こうなるんだ!と思ったんですが、正直、戸惑いもあれば、喜びもあったり、いろんな感情が沸きあがってすぐに言葉が見つからなかったですね」と明かし、「試写が終わった瞬間、一緒に見ていたスタッフが一斉にこっちを見て、僕の感想を待っているのが分かったんですが(笑)、その時はまだ整理しきれなく…その後、いろんな人に話していくうちにだんだん整理できてきた気がします」と振り返った。原作執筆中を「暗い部屋で一人で書いていた」と明かした加藤は「まさか5年後にこんな風になるなんて思ってもみなかった」と話しながらも「今はただ、たくさんの方に観ていただけて嬉しいですね」と映画公開の喜びを噛み締めている。
最後の挨拶では「『ピンクとグレー』は自分の中で特別な一作」と思いを込めて、「自分の子供がこんなに大きくなって嬉しいですし、もっともっと大きくなるんじゃないかなと思っています」とヒットを歓喜。「多くの方にご覧いただくことによって、映画としてより成熟していくと思っています」と期待を語った。
原作が映画化 その思いとは
原作の映画化について、加藤は「僕は映画が好きですし、小説にも映画にもそれぞれ魅力があると思っています」と前置きし、「『ピンクとグレー』に関しては、まず行定監督が作品をとても愛してくれていて、嬉しかったですし、大胆なアレンジが面白かったです。僕を気にしてやりたいことができないよりも、この作品でやりたいことを好きにやって遊んでもらった方が面白くなると思いましたね」とコメント。自身の作品が映画化される心境については「初めて試写で作品を観た時、こうなるんだ!と思ったんですが、正直、戸惑いもあれば、喜びもあったり、いろんな感情が沸きあがってすぐに言葉が見つからなかったですね」と明かし、「試写が終わった瞬間、一緒に見ていたスタッフが一斉にこっちを見て、僕の感想を待っているのが分かったんですが(笑)、その時はまだ整理しきれなく…その後、いろんな人に話していくうちにだんだん整理できてきた気がします」と振り返った。原作執筆中を「暗い部屋で一人で書いていた」と明かした加藤は「まさか5年後にこんな風になるなんて思ってもみなかった」と話しながらも「今はただ、たくさんの方に観ていただけて嬉しいですね」と映画公開の喜びを噛み締めている。
執筆において大切にしていること
作品を作ろうと思うきっかけを聞かれると「降ってくるというか…って言うとちょっと格好良すぎかな!(笑)写真を見て、その社会的背景を調べているうちに、という時もあります。でも何より、前作にやったことがないことをやる!ということを大事にしています」と紹介。また譲れない信念を問われると「初期衝動と熱量を忘れない」ことをあげ、「始めに感じた気持ちをずっと覚えておくことを心がけています。途中で『これで大丈夫かな』とかいろいろ考えてしまうと、テンションが下がって書けなくなってしまいますから。でも書けない時は、書きたくなるまで寝かすときもありますよ」と執筆活動の裏側を明かした。最後の挨拶では「『ピンクとグレー』は自分の中で特別な一作」と思いを込めて、「自分の子供がこんなに大きくなって嬉しいですし、もっともっと大きくなるんじゃないかなと思っています」とヒットを歓喜。「多くの方にご覧いただくことによって、映画としてより成熟していくと思っています」と期待を語った。
似顔絵に恐縮
また、ひうら氏より加藤、行定監督それぞれに、漫画最新刊にサインと似顔絵入りのサプライズプレゼントがあったことを紹介。イベント中、似顔絵を披露することになると、加藤と行定監督が口をそろえて「格好良すぎだから、見せたくないよ~」と恥ずかしがる一幕もあり、会場から笑いが起こった。(modelpress編集部)
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