松島花、伝説のモデル再現「一瞬記憶が無くなる」
2015.11.02 21:07
モデルで女優の松島花が、伝説のモデルを再現した。
10月31日、映画『氷の花火 山口小夜子』初日舞台挨拶に松本貴子監督と出席。同作では、70年代初頭に“日本人であること”を武器に、たった1人で世界に闘いを挑んだモデルでファッションデザイナーの故山口小夜子さんを、生前から交友があった松本監督と、親交のあった人々の証言を集め、残された貴重な映像に触れながら、「山口小夜子」を探す旅に出る。
「自分を知り尽くしていて、どういう風に見せたら魅力的なのかっていうのを熟知されている。新しい表現力を見つけ出して磨いていったんだろうな」と世界中から愛された山口さんに尊敬の眼差しを向けた松島。松本監督が同作を観覧し終わった観客に「花さんに小夜子さんがおりて来てましたでしょうか?」と投げかけると、会場からは大きな拍手が送られた。(modelpress編集部)
山口小夜子さんを再現
劇中で山口さんを再現した松島は、「本当に恐れ多い事で、お話しをいただいたときは私で良いのかとすごく思いました」と率直な心境を吐露。そんな恐縮した想いを抱えながらも、「ただメイクをしてマネをするってことだけでは済ませたくなかった」と語った松島は、「小夜子さんという特定の人がいて、そこに向かって皆さんの気持ちがどんどん高まっていく中で、一瞬記憶が無くなるというか、撮影中に自分じゃなくなっている気分という時がありました」と撮影を振り返った。「自分を知り尽くしていて、どういう風に見せたら魅力的なのかっていうのを熟知されている。新しい表現力を見つけ出して磨いていったんだろうな」と世界中から愛された山口さんに尊敬の眼差しを向けた松島。松本監督が同作を観覧し終わった観客に「花さんに小夜子さんがおりて来てましたでしょうか?」と投げかけると、会場からは大きな拍手が送られた。(modelpress編集部)
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