唐沢寿明&小雪、念願の地でサプライズ「貴重な体験でした」
2015.10.22 17:47
俳優の唐沢寿明と、女優の小雪が念願の地を訪れた。
映画「杉原千畝 スギハラチウネ」(12月5日公開)では、第2次大戦中、政府に背いて日本への通過ビザを発行することで多くのユダヤ難民を救った主人公・杉原千畝を唐澤が、杉原の妻・幸子を小雪が熱演。13日、かつて千畝が赴任していたリトアニアのカウナスでワールドプレミア上映された。
地元の観客のみならず、約80キロ離れた首都ヴィリニュスからも参加者が集まり、最終的には200人のお客さんを帰さなければならないほど注目を浴びていた上映会は、千畝がリトアニアに赴任した年(1939年)に完成した映画館ロムヴァで開催された。カウナス市の副市長シモナス・カイリース氏が、唐澤と小雪に「カウナス市名誉観光大使」への就任を希望する証書と花束を、チェリン・グラック監督にはグラフィックアート作品「自由の鐘」を贈呈。要望を初めて聞いた小雪が「光栄ですけど、本当かな?(笑)」と半信半疑になっているなか、唐澤は「もし本当に就任したら、また来ることができる。それもいいな」と意欲を語った。
唐澤は「この地でこんなにたくさんの人に映画を観ていただくことができ、日本人として改めて杉原千畝さんを誇りに思います」と感謝し、「この映画を観て、この人はこういう時代を生きて、多くの犠牲を払ってまでたくさんの人を救ったのだ、ということを分かってもらえれば嬉しいです」とアピール。小雪はリトアニアを回って「撮影の1年後に足跡をたどったりすることはなかなかできないことだから貴重な体験でしたし、作品にもすごく親近感がわきました」と喜びをあらわにした。(modelpress編集部)
地元の観客のみならず、約80キロ離れた首都ヴィリニュスからも参加者が集まり、最終的には200人のお客さんを帰さなければならないほど注目を浴びていた上映会は、千畝がリトアニアに赴任した年(1939年)に完成した映画館ロムヴァで開催された。カウナス市の副市長シモナス・カイリース氏が、唐澤と小雪に「カウナス市名誉観光大使」への就任を希望する証書と花束を、チェリン・グラック監督にはグラフィックアート作品「自由の鐘」を贈呈。要望を初めて聞いた小雪が「光栄ですけど、本当かな?(笑)」と半信半疑になっているなか、唐澤は「もし本当に就任したら、また来ることができる。それもいいな」と意欲を語った。
縁の場所を巡る
また、3人は杉原記念館(旧日本領事館)を訪問した。同作の撮影はほぼ隣国ポーランドで行われため、唐澤は「撮影のセットのほうが広くてそれらしかったけれど、やっぱりここにいたんだな… と改めて感動しました」と感動し、小雪も「やっとここにくることができた、という思いです」としみじみ。領事館閉鎖後に千畝が滞在し、カウナスを発つ直前までビザに代わる渡航証明書を発給し続けたホテル メトロポリスや、カウナス駅などにも訪れ、当時の様子に思いを募らせた。唐澤は「この地でこんなにたくさんの人に映画を観ていただくことができ、日本人として改めて杉原千畝さんを誇りに思います」と感謝し、「この映画を観て、この人はこういう時代を生きて、多くの犠牲を払ってまでたくさんの人を救ったのだ、ということを分かってもらえれば嬉しいです」とアピール。小雪はリトアニアを回って「撮影の1年後に足跡をたどったりすることはなかなかできないことだから貴重な体験でしたし、作品にもすごく親近感がわきました」と喜びをあらわにした。(modelpress編集部)
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