雨上がり決死隊・宮迫博之の人となりとは　芸人仲間が暴露

17日、京都府内で開催中の「京都国際映画祭」にてドキュメンタリー映画「ワレワレハワラワレタイ」の舞台挨拶を実施。同作は、インタビュアーの木村祐一が「生まれ変わっても、あなたは芸人やりますか？」という質問を笑福亭仁鶴から気鋭の若手まで、107組の芸人にぶつけ、普段はほとんど明かされることのない、芸人という「人生」に対する葛藤やプライドを、ありのままに語り出す。100周年を迎えた吉本興業が、次の100年へと受け継ぐべくスタートさせたドキュメンタリー・プロジェクトの第一弾となる作品。

今回は仁鶴と雨上がり決死隊のインタビューの模様を上映。MCをインタビュアーをつとめた木村が担当し、トークゲストには仁鶴、雨上がり決死隊とゆかりのあるココリコ・田中、宮川大輔、月亭方正が登場した。

過去に宮迫も所属していた吉本印天然素材の前説をやっていたという田中は「以前、（宮迫に）深夜番組のギャラを聞かれて、少ししかもらえないじゃないですか。それに対してすごく怒ってくれたんです。『あんなに体を張って過酷なことをやっているのに、それだけしかもらえないのは、俺許せない』って」と宮迫の熱い人となりを紹介。一方、心温まるエピソードを披露した田中に対して、宮川は「それは宮迫さんの聞き出し方だったんじゃない？『そんなにもらってるんか』って言いたかったのを『そんだけしかもらってないんか？』と変えはったんじゃないかな」と冷静に分析した。

ドキュメンタリー映画の中では、「お金はいらない」という旨を口にする場面もあるようで、木村が「さっきお金はいらんって言ってたからね」とつぶやくと、会場からは笑いが。そんな発言に対し、宮川は「（宮迫が）『雨上がり決死隊は今二人だけど、どんどんいろんなやつを入れていきたい。俺が稼いだらお金なんてみんなにやる』と言っていたんですけど、今一銭もくれないです（笑）」とボヤキ節だった。

京都国際映画祭2015

同映画祭は昨年、「京都映画祭」の伝統と志を引き継ぎながら、新たな映画文化の創造をはかるべく開幕。2回目となる今回はキャッチコピーを『京都は、変や乱が好き』とし、伝統と革新が共存する京都において、京都の人、京都を愛する人と一緒に楽しみ、参加し新たな文化を創り上げる事を目的として、アジアを含む全世界に向けて発信し、未来へとつながる映画祭を目指す。10月15日～18日まで京都市内を中心に開催される。（modelpress編集部）