広瀬すず、新たな挑戦に極限の緊張「プライドを持って挑みました」
2015.04.13 12:42
views
モデルで女優の広瀬すずが、新たなジャンルに初挑戦することが13日、発表された。
細田守監督最新作『バケモノの子』(7月11日公開)で作品の核となるヒロイン・楓(かえで)役に抜擢され、アニメ声優に初挑戦。役所広司、宮崎あおい、染谷将太ら豪華声優キャストと肩を並べた広瀬は「アフレコ初日、『人間ってこんなに緊張するんだ』というくらい緊張して、とても焦っていました。共演者の皆さんのアフレコを見学させて頂いて、ずっと勉強していました」と初々しい声優デビューを振り返ると共に「せっかくやらせて頂けるのだから、ちゃんと【楓】を自分のイメージを越えたものにしたいというプライドを持って挑みました」と並々ならぬ気合いものぞかせた。
広瀬が演じる楓は、渋谷の進学校に通う女子高生。“ブレイク女優”として注目を浴びる広瀬の起用について、細田監督は「今回が初声優とお聞きしていたのですが、凄い才能の方だなと思いオファーさせて頂きました」と経緯を明かし「実際にアフレコをしてみて、想像以上の素晴らしい表現力でひっくり返りました」と告白。広瀬の新境地が開花した瞬間に立ち会い「演技とか、芝居という一面的な部分だけじゃなくて、その表現力のダイナミックさ、情報量の多さに、なんでこんなことが出来るんだろうと、現場で驚くことが多かったです」とその感動を語っている。
主人公のバケモノ・熊徹を演じる役所は、細田監督作品初参加。熊徹の弟子となった九太(きゅうた)の少年期に宮崎、青年期に染谷、熊徹の悪友・多々良(たたら)に大泉洋、同じく悪友・百秋坊(ひゃくしゅうぼう)にリリー・フランキー、バケモノを長年束ねる老人・宗師(そうし)に津川雅彦と錚々たる顔ぶれが揃う。(modelpress編集部)
“仰天”の才能が開花「なんでこんなことが出来るんだ」
06年『時をかける少女』、09年『サマーウォーズ』、12年『おおかみこどもの雨と雪』と手掛けた作品すべてが傑作として評価され、今や世界で最も注目を集めるアニメーション映画監督となった細田氏。その3年ぶりとなる最新作『バケモノの子』は、バケモノと少年の奇妙な師弟関係を軸に、バケモノたちの棲む異世界「渋天街(じゅうてんがい)」での修行と冒険、リアルな渋谷を舞台にした壮大なアクション、そして親子の絆やヒロインとの淡い恋愛など、あらゆる世代が共感できる、エンターテインメントのすべての要素が詰まった“新冒険活劇”。広瀬が演じる楓は、渋谷の進学校に通う女子高生。“ブレイク女優”として注目を浴びる広瀬の起用について、細田監督は「今回が初声優とお聞きしていたのですが、凄い才能の方だなと思いオファーさせて頂きました」と経緯を明かし「実際にアフレコをしてみて、想像以上の素晴らしい表現力でひっくり返りました」と告白。広瀬の新境地が開花した瞬間に立ち会い「演技とか、芝居という一面的な部分だけじゃなくて、その表現力のダイナミックさ、情報量の多さに、なんでこんなことが出来るんだろうと、現場で驚くことが多かったです」とその感動を語っている。
「今までにない経験」で成長
広瀬は「声のお仕事は初めてでしたが、会話の尺も決まっているし、自分のニュアンスと絵の表情が微妙に違ったりもするので難しかったです。大きい声を出しているつもりでも、絵とあわせて見るとそうでもなかったりするので、思い切って、より強調して声を出すようにしました。また、台詞以外の吐息やアドリブのリアクションなど、絵にあわせないと違和感が生まれてしまうので、そういったことを考えながらお芝居をしたのは今までにない経験です」と振り返り「非現実的な世界観だからこそ、役者さんたちがリアルに近づけることで感動を与えることができる、と今回の経験から学びました」とまた一歩、女優として成長を遂げた。主人公のバケモノ・熊徹を演じる役所は、細田監督作品初参加。熊徹の弟子となった九太(きゅうた)の少年期に宮崎、青年期に染谷、熊徹の悪友・多々良(たたら)に大泉洋、同じく悪友・百秋坊(ひゃくしゅうぼう)にリリー・フランキー、バケモノを長年束ねる老人・宗師(そうし)に津川雅彦と錚々たる顔ぶれが揃う。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】