映画「幕が上がる」初日舞台挨拶の様子（前列左から）有安杏果、佐々木彩夏、百田夏菜子、玉井詩織、高城れに（後列左から）本広克行監督、平田オリザ氏、黒木華、志賀廣太郎【モデルプレス】

ももクロ、大きな野望を宣言「いけるんじゃない？」と後押しも

2015.03.01 16:19

2月28日、都内にて主演映画「幕が上がる」の初日舞台挨拶を行い、女優の黒木華、本広克行監督らとともに登壇。本格的演技に挑んだ同作が無事公開を迎えたとあり、百田夏菜子は「最高の監督、最高のスタッフ、最高の役者さん、そして最高の…アイドル、最高なチームで映画をつくることができました」と感激の想いを語った。

高城れに、大きな野望を堂々宣言

高城れには、「第38回日本アカデミー賞」授賞式にて黒木が「最優秀助演女優賞」を受賞したことを受け「私たちも日本アカデミー賞の新人賞を獲りたいんです！」と本人を前に大きな野望を宣言。「レッドカーペットを歩きながら自分たちで途中から5色のカーペットにしたりして…」と驚きの構想を明かすと、“先輩”黒木は「結構緊張しますよ。私にはそんな勇気はないです」とツッコミ。一方、本広監督は「いけるんじゃないですか？」とノリノリで「でも本当に獲ったら笑えますね（笑）」とコメントし会場を盛り上げた。

佐々木彩夏は黒木とのシーンを「これが女優さんなんだなと圧倒されました」と振り返りながらも「アイドル映画の枠を超えて皆さんに届けばいいなと思います」と自信。玉井詩織は「何もわからない私たちに色々教えていただきながら、主演をつとめさせていただいた、記念すべき作品の初日です。皆さんにとってもかけがえのない作品になったら良いなと思います」と感謝を述べ、有安杏果も充実の表情で「全国の人達が見てくれているなっていうのを実感するので頑張って来て良かったなって思います！」と喜んだ。

ももクロがアカペラのサプライズ

さらに「記念の初日ということで、皆さんも一緒に歌ってください」と高城の掛け声から、ももクロが劇中の挿入歌「走れ！」の一節をアカペラで披露するサプライズも。会場に詰めかけた観客とともに一体となり盛り上がっていた。

同作は、ももクロ5人が弱小・高校演劇部の女子生徒に扮し、元・学生演劇の女王だった新任教師（黒木）の赴任を機に、全国大会を目指し奮闘する姿を描いた青春物語。なお、舞台挨拶には俳優の志賀廣太郎、原作の平田オリザ氏も出席した。（modelpress編集部）

【Not Sponsored 記事】