橋本愛「ベルリン国際映画祭」に初参加 流暢なドイツ語に大歓声
2015.02.12 05:00
ドイツ・ベルリンにて、現地時間10日に開催された「第65回ベルリン国際映画祭」の「キュリナリー・シネマ」部門に、映画「リトル・フォレスト」が正式招待され、主演を務めた女優の橋本愛と森淳一監督が出席した。
「キュリナリー・シネマ部門」とは、9年前の第57回より同映画祭の目玉として新設された部門で、世界各国より「食」にまつわる良作を選出。都会で自分の居場所を見つけられない主人公(橋本)が故郷の山村“小森”に帰り、自給自足の生活をしながら生きる力を充電していく姿を旬の食材を生かした日々の食事と共に描いた同作はその点で高い評価を受け、現地では「夏・秋・冬・春」の4部作のうち「夏」と「冬」の上映が行われた。
上映終了後、エンドクレジットが流れ始めると共に場内は大きな拍手が包み込み、改めて紹介された橋本と森監督は観客からの熱い賞賛に笑顔で答えていた。
また、ディナー会場では森監督とともにトークセッションを開催。撮影のエピソードや同作の魅力について語り、現地の人々との交流を楽しんだ。
国際映画祭に参加するのは今回が初となった橋本は、舞台挨拶とディナーパーティーを終え、「国境に関係なく、人と人として心を通わせることができたのかな、ということがすごく嬉しかったです」とコメント。「舞台挨拶の時はすごく緊張してたのですが、会場のみなさんが温かい空気を作り出してくださったので、ドイツ語でのご挨拶もまぁまぁうまくいったかなと思います」と振り返り、「私たちが撮影で一年間ずっと目にしていた、日本の岩手県奥州市の景色が、ヨーロッパのドイツの映画祭のスクリーンに映し出された瞬間にすごく感動しました。とてもいい体験をさせて頂きました」と感慨に浸った。
ドイツ語で舞台挨拶、観客から大きな歓声
橋本と森監督は上映前の舞台挨拶に登壇。華やかなアンティークの着物の姿で登場した橋本は「初めまして、橋本愛です。私にとって初めての海外映画祭参加がこのベルリン映画祭という素晴らしい場所で、この映画を上映する機会をいただけたことを大変光栄に思います。ありがとうございます。そして、今日という日が私にとって忘れられない一日になることを実感しています。本作で日本の表情豊かな風景と、自然と共生しているからこそ生まれた食の魅力が伝われば嬉しいです。本当にありがとうございました」と完璧なドイツ語でスピーチし、観客から大きな喝采を浴びた。上映終了後、エンドクレジットが流れ始めると共に場内は大きな拍手が包み込み、改めて紹介された橋本と森監督は観客からの熱い賞賛に笑顔で答えていた。
映画にインスパイアされた料理も堪能
公式上映後は、ミシュランガイドにおいて2つ星を取得したこともあるMichael Kempf(ミハエル・ケンプ)氏が、同作にインスパイアされて作ったという特別メニューを堪能。橋本は「ドイツ人シェフの方々が、『リトル・フォレスト』を見て、そこから趣向を凝らして一生懸命作ってくださっているのが、ものすごく伝わってきて、本当にありがたく感じました」と感激し、「どれもとても味わい深いお料理でした」と感想を述べた。また、ディナー会場では森監督とともにトークセッションを開催。撮影のエピソードや同作の魅力について語り、現地の人々との交流を楽しんだ。
国際映画祭に参加するのは今回が初となった橋本は、舞台挨拶とディナーパーティーを終え、「国境に関係なく、人と人として心を通わせることができたのかな、ということがすごく嬉しかったです」とコメント。「舞台挨拶の時はすごく緊張してたのですが、会場のみなさんが温かい空気を作り出してくださったので、ドイツ語でのご挨拶もまぁまぁうまくいったかなと思います」と振り返り、「私たちが撮影で一年間ずっと目にしていた、日本の岩手県奥州市の景色が、ヨーロッパのドイツの映画祭のスクリーンに映し出された瞬間にすごく感動しました。とてもいい体験をさせて頂きました」と感慨に浸った。
ドイツ観光も満喫
舞台挨拶前にはベルリンの街を観光・散策。「ポツダム広場」にある「ベルリンの壁」の前で記念撮影をしたり、ドイツの家庭料理を堪能するなど満喫したようで、映画祭の会場に移動し、チケット売り場で大勢の人たちが並んでチケットを買っている姿を見て「ベルリンの街全体が映画祭一色になるんですね」と感動した表情でしみじみと語っていた。(modelpress編集部)
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