二階堂ふみ、“超絶可愛い”トップアイドル姿解禁

22日より公開される究極の爆音ムチャぶりエンターテイメント映画『日々ロック』で、二階堂演じる宇田川咲のライブ映像が解禁された。

大型施設・舞浜アンフィシアターを借り切ってのライブシーンは、6台のカメラを設置し、本物のアーティスト収録と同じように撮影。臨場感を損なわないため、基本的にカット割りなしの“1曲まるごと長回しスタイル”で敢行した。

本物のアイドルさながらのパフォーマンスを魅せる二階堂ふみ

本シーンは、それまで素顔の咲しか知らなかった主人公の拓郎（野村周平）が、トップアイドルとしての彼女が戦っている場所を初めて実感し打ちのめされるという、ストーリーの中で重要なシーン。飛びかうレーザー光線の中、圧倒的な存在感、そしてキレのいい動きでオーディエンスを縦横に煽る姿は本物アイドルさながら。

DECO*27提供の「ラブリーサマータイム」に合わせて、サイリウム片手に跳びはね、叫ぶ、熱気に溢れた観客の様子も、本当に実在するトップアイドルだと錯覚してしまうほどだ。

当日、同作を手がけた入江悠監督は「思いっきりノッてください！揺らしたいですねぇ、浦安を（笑）」とリクエストし、会場全体は熱気と高揚感に包まれ、迫力のあるライブシーンが見事に完成した。（modelpress編集部）

■『日々ロック』あらすじ
金なし風呂なし彼女なし。童貞ヘタレロッカー・日々沼拓郎（野村）。そんな拓郎が友人の草壁（前野朋哉）、依田（岡本啓佑）とともに結成した名前からして猛烈ダサいバンド“ザ・ロックンロールブラザーズ”は、知る人ぞ知るライブハウス「モンスターGOGO」に住み込みで働いていた。鬼より怖いオーナー・松本（竹中直人）に「家賃も払えねえゴミくずども！」と罵られつつ、ステージに立たせてもらうどん底な日々。拓郎は全裸でギターを抱え、魂を奮いたたせて歌うが、客は毎回数えるほどだった。

ある晩、ライブをしていた三人の前に酔っぱらった女が乱入してきた。「お前、童貞だろ？生の女抱いてからロックしな！」。拓郎の頭をビール瓶でぶん殴り、強引にギターを奪った女は名曲の「雨あがりの夜空に」を熱唱し、観客の心を鷲づかみにしてしまう。松本の姪っ子だという彼女の名前は、宇田川咲（二階堂）。斬新なスタイルでカリスマ的な人気を誇るデジタル系トップアイドルだ。フロアは大混乱、咲と三人は血とゲロにまみれた大乱闘。だが迎えのリムジンに飛び乗る直前、彼女はこう言い残して去っていく。「お前らダセーけど、けっこー良かったぞ！」少しずつ距離を縮めていく咲と拓郎たちだったが…。

“史上最強のロックバカ”と“凶暴なアイドル”の運命は！？拓郎の叫び＝『日々ロック』は本当に、世界を変えることができるのか！？