サッカー日本代表・内田篤人選手、声優デビュー決定　豪華ゲスト俳優と共演

内田選手は、ポケモン・ザ・ムービーXY「破壊の繭とディアンシー」と同時上映される「ピカチュウ、これなんのカギ？」（7月19日公開）で初の声優を務める。毎年多彩なゲストが登場する今作。先日、発表された長編のゲスト声優・三田佳子、山寺宏一、中川翔子、足立梨花、中川家、そして短編のナレーションを担当するAKB48の渡辺麻友に続き、内田選手のゲスト出演が決定。「ポケモン映画」にスポーツ選手が声優で参加するのは、今回が初となる。

「感情を込めてやるのが難しかったです」収録を振り返る

幼い頃から、家の外ではサッカー、家の中で遊ぶ時には、ほとんど「ポケモン」のゲームをしていたという内田選手。内田選手が演じるキャラクターは、内田選手にそっくりな顔をしているホテルのポーター、その名も“ウッシー”。今作の役名は、現在所属チームである、ドイツの現地での愛称から名付けられた。内田選手は、主人公のサトシやピカチュウとも共演する。

アフレコに初挑戦した内田は、「普段、性格的にあまり感情を表に出さないですし、言葉にして表現することが苦手なので、（声優の仕事は）感情を込めてやるのが難しかったです」と収録を振り返り、「ポケモンのゲームを小学生の頃から友達とやっていたので、映画に声優として出させてもらえるのはとても嬉しかったです。サッカー選手として『内田篤人』を知らない子供たちにも『ウッシー』として覚えてもらえるといいですね。劇中のどこで出てくるか、楽しみにしていて下さい！」とアピールした。

内田選手とポケモン映画の化学反応に期待

今作の長編「破壊の繭とディアンシー」は、「ダイヤモンド鉱国」にある「聖なるダイヤ」をめぐる物語。このダイヤは鉱国を維持するエネルギー源であり、またこのダイヤを作り出せるのは鉱国のお姫様であるディアンシーだけ。しかし、彼女にはまだその力が備わっていなかった。このままでは美しい鉱国が滅んでしまう。そんな時、お姫様はサトシとピカチュウに出会い、聖なる力を求めて「生命のポケモン」ゼルネアスを探す旅にでる。今までお姫様として生きてきたディアンシーが、はじめての友情に触れ、少しずつ強く成長していく。

今年のポケモン映画のエグゼクティブプロデューサー・福永晋氏は、「今年最大のイベント、W杯。そのピッチで日本中に活力を与えてくれる内田選手とポケモンとのコラボは非常に楽しみです。老若男女に愛される内田選手のキャラクターはまさにポケモンにぴったり。夏も引き続き、ポケモン映画を通じて、子供たちに元気を与えていただきたいと思っております」とコメント。

同じくエグゼクティブプロデューサー・浅井認氏は「4年に1度のW杯イヤーに、同じく4年ぶりの新シリーズとなった、ポケモン映画へのご出演が決まり興奮しています。日本代表の試合同様に、実際のアフレコでも、高い集中力で、監督からのオーダーにも難なく応え、見事な演技を披露してくれています。見た目は可愛いのに世界を相手に闘う内田選手はポケモンとまさにベストカップル（コンビ）。今年の夏は、サッカーとポケモン映画が日本を熱くしてくれると信じています！」と内田選手とポケモン映画の化学反応に期待を寄せた。（モデルプレス）