乾燥するのにテカるのはなぜ?「インナードライ肌」の対処法
2017.01.11 15:00
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お肌が乾燥している感じがするのに、なぜかテカってしまったり脂が浮いてメイクが崩れてしまう…こういった場合どのようなケアをすればいいのか悩んでしまう人もいるのではないでしょうか?何が原因でこのようなお肌になってしまうのか、そしてどのようにケアをすればいいのかをご紹介します。
●そのお肌、インナードライかもしれません
こんな症状でお悩みではありませんか?・おでこや鼻筋はテカるのに頬や口元は乾燥する
・ニキビができやすく、できるとなかなか治らない
・スキンケアをしっかりとおこなっているのに肌が乾燥する
ひとつでも当てはまる場合は「インナードライ」の可能性があります。
インナードライというのは、お肌の角質層の水分が不足し、乾燥状態にあり、お肌の表面だけに皮脂が過剰分泌された状態を指します。
では、インナードライの原因は何なのでしょうか?
●原因は乾燥しすぎにあった
表面上テカリや油浮きがあるため自覚しづらいですが、インナードライの主な原因は「乾燥しすぎ」によるものと言われています。乾燥が進行したお肌は、これ以上乾燥させないための自己防衛として、大量の皮脂を分泌させます。
それがテカリや脂浮きとして表面に出て来るため、オイリー肌であるように感じてしまうのです。
肌が突っ張ったり乾燥している感覚はあるのにテカリがある、などの場合はインナードライの可能性を視野に入れましょう。
●間違ったケアをしていませんか?
インナードライを自覚していない人がやってしまいがちなのは、テカリや脂浮きを抑えるための過剰な洗顔や油紙で皮脂を拭くといったケアです。しかし、インナードライのお肌にとってこの行為は乾燥を更に促進させてしまうことに繋がっているのです。
こういったケアを続けてしまうと、テカリや脂浮きが酷くなってしまう可能性があります。
では、どうすればインナードライを改善できるのでしょうか。
答えは簡単。それは「肌を潤った状態にすること」なんです。
お肌に潤いが戻れば、皮脂の過剰分泌は収まります。そうすればテカリや脂浮きも自然となくなり健康なお肌に戻るのです。
●インナードライのケア方法
厄介なインナードライですが、具体的にどのようなケアをすれば改善できるのかご紹介します。1.テカリや皮脂を抑えるケアをしない
お肌の表面に浮いた脂をあぶらとり紙で拭き取ったり、1日に何度も洗顔するのはやめましょう。拭き取ったり洗顔を繰り返すことでお肌を傷つけてしまう可能性もあります。
2.正しい洗顔をおこなう
正しい洗顔をすれば、インナードライの改善に大きく近づきます。
洗顔時に熱いお湯を使ってしまうと、過剰に皮脂を落としてしまうため人肌程度のぬるま湯で洗うようにしてください。また、洗浄力の強い洗顔料は避け、お肌に優しいクレンジングや洗顔石鹸を使いましょう。
3.充分な保湿をする
洗顔後は清潔なタオルで優しく水分を拭き取り、出来る限り早く保湿をしてください。
化粧水は手のひらで人肌程度まで温め、お肌にしっかりと水分が入るようにハンドプレスをしましょう。
化粧水で水分補給をした後は、必ず保湿クリームや入浴などを塗り水分が逃げないようにしてください。
いかがでしたか?
インナードライは自覚しないと、どんどん間違ったケアで進行を早めてしまいます。出来る限り早目の対策をして、美しく潤った肌を取り戻してください。(modelpress編集部)
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