“坂口健太郎が演じた中で好きな役”ランキングを発表＜1位～20位＞

モデルプレス読者が選ぶ「坂口健太郎が演じた中で好きな役」トップ20

1位：連続テレビ小説「おかえりモネ」菅波光太朗役（765票）
2位：ドラマ「東京タラレバ娘」シリーズ KEY（鍵谷春樹）役（61票）
3位：映画「ヒロイン失格」弘光廣祐役（52票）
4位：映画「今夜、ロマンス劇場で」牧野健司役（50票）
5位：映画「余命10年」真部和人役（47票）
6位：ドラマ＆映画「シグナル 長期未解決事件捜査班」シリーズ 三枝健人役（44票）
7位：ドラマ「婚姻届に判を捺しただけですが」百瀬柊役（30票）
8位：映画「君と100回目の恋」長谷川陸役（28票）
9位：ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」中條晴太役（24票）
10位：ドラマ「イノセンス 冤罪弁護士」黒川拓役（22票）
11位：連続テレビ小説「とと姉ちゃん」星野武蔵役（18票）
12位：ドラマ＆映画「そして、生きる」シリーズ 清水清隆役（17票）
13位：ドラマ「コウノドリ」シリーズ 白川領役（15票）
14位：ドラマ「35歳の少女」広瀬結人役（10票）
15位：ドラマ「重版出来！」小泉純役（9票）
16位：映画「ナラタージュ」小野玲二役（7票）
17位：ドラマ「模倣犯」ピース（網川浩一）役（5票）
18位：映画「仮面病棟」速水秀悟役（4票）
19位：映画「劇場版 ファイナルファンタジーXIV光のお父さん」岩本アキオ役（3票）
20位：ドラマ「ごめん、愛してる」日向サトル役（2票）
20位：映画「俺物語！！」砂川誠役（2票）

投票期間：2022年3月7日～3月14日
回答数：1,216件

1位：日本中が「＃俺たちの菅波」に夢中に

ダントツで1位を獲得したのは、連続テレビ小説「おかえりモネ」（NHK／2021年）の菅波光太朗役（765票）。清原果耶演じるヒロインと恋人となる医師で、無愛想であまり人と積極的に関わらなかった彼が徐々に成長していく姿に多くの視聴者が夢中に。

ちょっぴり面倒くさい拗らせた一面さえも可愛らしく思えてしまうほどの愛されキャラに仕上がったのは、坂口自身が丁寧に役柄に向き合ったからこそ。Twitterでは「＃俺たちの菅波」というハッシュタグが連日トレンド入りを果たし、2021年はセカンドブレイクとも言える年となった。

＜読者コメント＞
「菅波光太朗は坂口さんだからこそ出来た役だと思います。主演の清原果耶さんとの演技の相乗効果もあり、説得力のある役になった気がします」

「登米の頃のちょっとツンツンした塩波も、東京からの甘波も、どちらも好きです。優しい声に完全に落ちました」

「無愛想な医師から主人公にとってかけがえのない存在になるまでの変化を繊細に演じていて、心惹かれたから」

「本当にどこかに存在しているように感じた」

「拗らせている役柄を愛すべき役柄似た見せ、丁寧な役作りが素晴らしかった」

2位：金髪ビジュ×ツンデレで視聴者のハート鷲掴み

ドラマ「東京タラレバ娘」シリーズ（日本テレビ系／2017年・2020年）で演じたKEY（鍵谷春樹）役（61票）が2位に。

金髪マッシュヘアというインパクトのあるビジュアルで大きな話題を呼び、沼落ちする視聴者が続出。クールで毒舌ながら、実はある悲しい過去を背負っていたという役柄を見事に演じ切り、俳優としての新境地を開いた。

また、2010年に「MEN'S NON-NO モデルオーディション」に合格し芸能界入りした坂口が演じる“モデル役”には説得力があった一方、穏やかな性格の彼が演じる“毒舌キャラ”のギャップに驚きハマったという声も寄せられた。

＜読者コメント＞
「美しく毒舌だけどナイーブで優しい。『俺とやってみる？』はドラマ史上に残る名セリフです！」

「普段の坂口さんからは想像出来ない厳しい言葉がギャップでした。言葉の棘の向こうに優しさが見え隠れする、そんな役に惹かれました」

「金髪がとっても似合っている。きつい言い方もするのだけど、ほろっとした優しさも出してくるところが上手だなぁと思ってます」

「ハイトーンの金髪×マッシュヘアの最強ビジュアル、ツンデレな性格…私も飲み屋でKEYくんに出会いたい！！」

「モデル出身の坂口くんがモデル役を演じたことで一気にドラマの世界に引き込まれた」

3位：“当て馬”役で知名度急上昇

3位には映画「ヒロイン失格」（2015年）の弘光廣祐役（52票）がランクイン。

今でこそラブストーリーの“当て馬”役は高い人気を誇り、そこから認知度をアップさせるというルートも多いが、俳優デビューからわずか1年後に、桐谷美玲＆山崎賢人（※「崎」は正式には「たつさき」）と三角関係になる役柄を演じ切った坂口には絶賛の声が殺到。

有名少女漫画の実写化なだけにハードルも上がっていたが、坂口の演じる“弘光くん”は多くの女子を虜にし、同作をきっかけに坂口のファンになったというコメントも多かった。

＜読者コメント＞
「この作品で坂口さんを知り、一気に沼にハマりました！チャラい役柄にフニャっとした笑顔がたまりません！！」

「主人公を一途に思い続ける役だから。最高の当て馬役を演じきったから」

「純粋にヒロインを想ってる姿がとても素敵でした！くしゃっと笑う表情がとても可愛くて何回でも見返したくなります」

「小学生の頃弘光くんの子犬王子っぷりに虜になった思い出のある役だからです」

「現実にいたら全女子が1度は好きになるくらいかっこいいから」

4位：純愛ラブストーリーで演じた一途な姿

4位は映画「今夜、ロマンス劇場で」（2018年）の牧野健司役（50票）。

長年憧れ続けたモノクロ映画のお姫様・美雪（綾瀬はるか）がある日突然スクリーンの中から現実世界に登場するというファンタジーを、繊細な演技で表現。レトロで美しい映像と坂口の親和性も高く、「傑作」「完璧にハマっていた」というコメントもあった。

＜読者コメント＞
「ヒロインに振り回された時のいろんな表情が印象的で、触れたくても触れられない切なさや愛しさがすごく伝わってきた役だったので」

「憧れの人（美雪さん）を一途に想い続けるピュアさ、彼女に振り回され見せる女々しさ、思い悩んで本気で涙を流し雨の中を走る姿、『触れられない』状況でも彼女と共に生きると決心した男らしさ、私の大好きな『坂口健太郎』の笑顔も涙も全てが詰まった傑作です！」

「坂口健太郎さんの柔らかくも力強いお人柄と牧野健司の役柄がすごくマッチしていて、とても印象深く感じた作品だったから」

「レトロな作品の雰囲気と坂口くんの醸し出す独特のオーラが完璧にハマっていた。何回観ても号泣してしまう」

「一途で一生懸命、どこまでも優しい健司が本当に可愛らしくて愛おしいです。綾瀬はるかさんとの共演もお似合いで見ていてうっとりしました。ストーリーも映像も100点です！」

5位：最新作で挑んだ難役

最新作の映画「余命10年」（2022年）の真部和人役（47票）が5位に決定。小松演じる茉莉と出会ってから、年月が過ぎるとともに和人にも変化が生まれていくが、坂口はビジュアルだけでなく声の高さまで変えて演じていたという。

モデルプレスのインタビューでも坂口は「別の作品に入っていても、やっぱりどこか茉莉とこの作品のことを思っていた」と思い入れの強さを明かしており、試写鑑賞後に号泣してしまったそう。様々な役柄を演じてきた彼が今、全身全霊で挑んだ和人には「1番役者としての成長を感じた役だと思った」「演じてるというよりそのもの」といったコメントが集まった。

＜読者コメント＞
「傷ついた青年から茉莉を愛して、どんどん男として成長していく姿を繊細かつ緻密に演じていて、坂口くんにしか出来ない役だと思いました」

「これぞ俳優・坂口健太郎の集大成」

「今までの作品の中で、1番役者としての成長を感じた役だと思ったから」

「自然。演じてるというよりそのもの」

「和人の成長過程や恋をしていく演技に引き込まれました。坂口健太郎さんでなければこんなに印象に残らなかったとさえ思ったので、選ばせて頂きました」

ほかにもこんな意見が…

6位：ドラマ＆映画「シグナル 長期未解決事件捜査班」シリーズ 三枝健人役（44票）

＜読者コメント＞
「シリーズを通して三枝と健太郎くんの成長が見られるので。劇場版では特にアクションがとても良かった。間違いなく代表作になる」

「劇場版を観て、一撃でFCに入っちゃうほど坂口くんの魅力が惜しげもなく披露されていました！」

「未来を救うために身体を張るアクションシーンがかっこいい」

7位：ドラマ「婚姻届に判を捺しただけですが」百瀬柊役（30票）

＜読者コメント＞
「ピュアで繊細な役柄がピッタリはまってて、新しい坂口健太郎くんの魅力が見られたと思う」

「会社ではバリバリと働いているのに、朝なかなか起きられなかったり寝相が悪すぎてベッドから落ちちゃったりと、そのギャップに萌えまくりました」

「メガネ×パジャマの百瀬が愛おしすぎて悶えた」

8位：映画「君と100回目の恋」長谷川陸役（28票）

＜読者コメント＞
「ギターを弾いて歌ってるところがたまらなくかっこいい」

「主人公を助けようとする必死な姿に何度も心を打たれたから」

「愛する恋人を助ける姿に涙。等身大の坂口くんに胸キュンです」

9位：ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」中條晴太役（24票）

＜読者コメント＞
「小夏ちゃん（森川葵）の悪い部分も小夏ちゃんを好きってことも、好きな人へのどんな思いも隠さずに真っ直ぐ言葉で伝えられる性格が良かった。あと顔が今より幼いところも貴重です」

「ずっと心に抱えている悲しみを口には出せず、チャラチャラと軽く人生を生きている風に見せている晴太くん。素直になれないけど周囲の人を大切に思っていることは伝わってとても愛おしいキャラクターだったから」

「『僕と契約しよう？』が今でも忘れられない…あのセリフで完全に落ちました」

10位：ドラマ「イノセンス 冤罪弁護士」黒川拓役（22票）

＜読者コメント＞
「あの普段ゆるい感じの黒川先生が実験と裁判のときに見せる真剣な表情とのギャップは坂口さんだからこそ！だと思います」

「冤罪を許さない強い想いを秘めた演技が凄かったので」

「坂口くんの不器用な感じの生き方をした役が好きです。いろいろな役をされてる中でも、イノセンスは不器用で風変わりな感じが好きでした。もっとこの人を深く知りたいと思える役で好きでした」

後記

2021年末に実施したフォト＆ワードブック「君と、」のインタビューでは、「撮影中は色々な作り手の想いがあって、そこに自分も想いをのせますが、映像だったら観てもらう、本だったら手元に届いた瞬間に、『もう自分に出来ることは終わった』と思うこともあって。だから『この作品でどんなことを伝えたいですか？』という質問はすごく難しいなと思います（笑）」と受け手に“委ねる”気持ちがあることを明かしていた坂口。

今回のアンケートではどの役柄にも「坂口健太郎にしかできない」「ハマり役」といったコメントが寄せられ、彼の想いが視聴者に届いていることを実感した。

また坂口は現在放送中の「鎌倉殿の13人」（NHK／毎週日曜よる8時～）にも主人公・北条義時（小栗旬）の長男・北条泰時役に出演予定で、大河ドラマ初出演を果たす。

さらに、感情を抑えられないサイコパスな役柄を演じた映画「ヘルドッグス」の公開も9月16日に控えており、また新たな一面が見られる予感。30歳という一つの節目を迎えた彼のさらなる活躍に期待が高まる。（modelpress編集部）